鸚鵡鮟鱇 さん
32.5点 / 11152件
5点-誰にも教えたくない
4点-安心してお勧めできる
3点-普通だけど飛びぬけた売りがある
2点-普通の温泉or良好な白湯
1点-がんばろうor普通の白湯
白湯は2点,1点のみ
4点5点はかけ流しのあるところのみ
男性 | 58歳 | 大阪 |
指定なし | ||
指定なし |
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口コミ点数の高い順
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投稿日:2010年7月13日
ガツンと効く硫黄泉(十津川温泉 一乃湯ホテル(閉館しました))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年6月30日 / 2時間以内]
44.0点
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湯泉地温泉のホテルさん。国道沿いにありまして、道の駅十津川郷のすぐ南になります。日帰り入浴を積極的に受け入れていまして、時間は12時~16時ごろ。料金は以前より値下げされての800円となっています。
フロントは6階になるそうで、崖沿いに立地しているからでしょう、下に降りて行く感じで浴場は4階になります。途中の廊下なんかは薄暗くてやや心配になってしまいます。また、芳香剤の臭いが何かと目立ってしまっているのもあれですね。
脱衣所には脱衣籠のみ、鍵付きロッカーはありませんので貴重品の管理は難しそうです。ドライヤーは1台だけ。浴室は内外1つかずつの浴槽ですが、これが素晴らしい湯を提供しています。泉質は単純硫黄泉。湯泉地温泉の引き湯になりまして、温度調節のために加水されていますが、硫黄の香りがくっきり、肌がつるつるとしてくる上質なものです。内は源泉の投入量が多めでガツンと熱く、露天は投入を絞って温めに調節されています。また、アメニティ類は馬油のシリーズで、宿泊施設だけあってぬかりなしかと。
施設全体は照明が控えめなのか、やや薄暗い印象で心配しましたが、湯そのもののポテンシャルは高いように思われます。日帰り価格800円は周辺の公衆浴場と比較して高めかと思いますが、アメニティ類に付加価値がありますので、それほど高いとは思いません。むしろ、公衆浴場に入るだけの心や持ち物の準備ができていない人は、こちらを訪問される方が満足度高いと思います。 -
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投稿日:2010年7月12日
塩辛い良質の湯です(神戸ホテルフルーツ・フラワー バーデハウス 大沢温泉)
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年6月27日 / 2時間以内]
44.0点
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六甲北有料道路の大沢I.Cからすぐ近くにあります市営のフルーツフラワーパーク。その中の宿泊施設にある温泉です。日帰り入浴もやっていまして、パーク開園時間は入園料と駐車料金が必要ですが、早朝と夜間は入浴料金だけで楽しむことができます。家族と日がなパークで楽しむなら別ですが、温泉目当ての人は時間帯を考えて訪問されるといいでしょう。
ホテルの前に車を停めて、入り口から2階に上がります。フロントとかありませんでしたが、ホテル関係は一体どちらでやっているんでしょ。まあ関係ないのであれなのですが。券売機で券を買って入浴フロントに渡す形式です。こちらの受付のお姐さん、たどたどしくも色々と説明してくれました。温泉のことだとか、花の見ごろのことだとか。
脱衣所はちょっと薄暗くて寂しい感じです。この感じは施設全体に言えることかもしれません。浴室は加水された浴槽やらジャグジーやら入浴剤やらあります。こちらは目当てではありませんので、スルーに近かったのですが。もちろんのこと目的は露天の円形浴槽です。加温のみの高濃度食塩泉(鉄分を含む)が加温のみのかけ流しです。赤茶色という言葉がしっくりきますね。透明度は10cmほどで、絵具のような匂いがします。浴槽内42℃、湯口で55℃ほどに調節されていました。自然の中でして、近くに牛小屋があったり(風向き次第で臭いが。。。)、カメムシで賑わったりとかもあるみたいですが、まあ文句を言っても始まらないようなところですからね。温泉を目当てに楽しめればというところです。ちなみに泉質的に保温力が強いところですので、冬期に入れば冷え性対策なんかになるのではと思います。 -
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国道9号線を兵庫県から鳥取に入りまして最初に出てくる温泉です。鄙びたローカル感が何ともいえずいいのですが、旅館の人とか大変かもしれません。温泉街の賑わいとは無縁かと思われます。ゆかむり温泉は、岩井温泉の共同浴場になります。私が入浴した時は地元の人ばかりでした。
脱衣所は鍵付きロッカー16個に鍵なしの籠だけが16。とはいいましても、そんなに大勢が入れるところではありません。浴室は丸くて深い高温浴槽と、矩形の浅い「ちょっとぬる目」の浴槽が1つずつ。それぞれ3~5人用かと思います。泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉でして、私の本拠地近畿地方では珍しいですね。含芒硝石膏泉でしたっけ。微弱とは言えくっきりと感じられる硫黄の香りと、重曹泉よりは弱いですが、薄~い膜を皮膚に貼ったような肌感覚が嬉しいですね。この湯以外に何かがあるわけではないのですが、私にとってはこれだけで十分です。
ちなみにゆかむりとは、岩井温泉の古来の入浴法とのことで、湯につかりながら頭に手ぬぐいを載せて柄杓で湯を掬い頭にかけるのだそうです。今だとマナー違反になってしまいますが(笑)。壁のモザイク画にそんなのがありました。
こちらは早朝6時から営業しているので、9号線の通りがかりに是非とも立ち寄りたいところです。寄り道推奨でお願いします(笑) -
投稿日:2010年6月30日
源泉水風呂でかけ流し(猪の倉温泉 しらさぎ苑(いのくら)(休業中))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年6月17日 / 2時間以内]
44.0点
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榊原温泉からですと、西に位置します。国道165号線に看板が出ていますので迷うことはないと思います。温泉は「しらさぎ苑」、宿泊はふよう荘、日帰りはしらさぎ苑になります。
高台に位置していまして、開放的な施設ですね。とても眺めがいいですし、空気がきれいです。フロントで受付しましていざ浴室へ。脱衣所はこちらの過去ログで見られたような掃除の不徹底はなかったです。ただ、当日はさほどお客さんがいなくて、ガラガラに近い状態だったからかもしれません。
で、浴室ですが手前からサウナ、冷泉風呂、主浴槽と続きます。アルカリ性単純泉で、pHが高いせいもありまして、大変肌がつるつるとしてきます。角質が溶けだしているかのようなつるつるは特筆ものかと。主浴槽は40℃超の適温でして、少々オーバーフローする程度の新湯投入があります。無臭で無色、肌さわりはしっかりしています。循環・加温・消毒とありますが、カルキ臭は検知できませんでした。これはなかなかです。そして冷泉風呂。19℃の源泉を蛇口から投入していまして、かけ流し。こちらも肌がつるつるしてくる秀逸なものです。水風呂としてはぬるいのですが、源泉浴ですからこれはこれで値打ちあると思います。
次に露天ですが、これは岩風呂になっていまして、見下ろせば池、見上げれば風力発電の実験施設の風車群、眺めがいいですね。晴れた日に行けば最高の眺望が楽しめます。ロケーションを上手に使っていると思います。
夏場は冷たい源泉水風呂が有難いですね。これだけで長湯は難しいですが、加温浴槽も劣化は感じられずいい状態を保っていますし、バリューあると思います。是非とも天候のいい日を狙って行ってみてください。 -
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今年4月にオープンした道の駅の温泉です。椿温泉は歴史ある湯治場ですが、ここのところ寂しい話題が多かったところです。椿温泉に活気をもたらすべく道の駅が開かれました。末長く頑張ってもらいたいと思います。
さて、こちらの温泉ですが、入り口が簡単な軽食コーナーと物産コーナー、道の駅の受付となっていまして、温泉の券売機もこちら。新築の木の匂いが香ばしいですね。道の駅の受付が温泉の受付にもなっています。こちらで券を渡しまして、靴を脱いで奥に入ります。脱衣所はロッカーが大きめで、採光が上手にとれているからか広く感じられます。浴室ですが、内風呂のみで浴槽は2つです。御影石でできた広い浴槽は源泉加温かけ流し、木の浴槽は1人用の源泉非加熱かけ流しとなっています。石風呂は40℃ほど、木の風呂は30℃ほどでした。「蓬莱湯」と呼ばれるあっさり系の湯でした。単純硫黄泉ですが、硫黄の香りは弱め。肌のつるつる感も控え目でした。どちらの浴槽も塩素消毒はしていませんし、特に加温浴槽はオーバーフロー多めでした。逆に非加熱浴槽は、源泉がポタポタと落ちてくる程度でして、源泉自体の温度はそれなりにあると思うのですが、浴槽では冷めきってしまう展開です。このあたりは湧出量の限界かもしれませんが、もう少し溢れる湯を堪能できればと思います。
とはいいましても、気軽に椿温泉のよさを楽しめるところができてくれたのは嬉しいです。ちなみに備品の石鹸類は資生堂のTSUBAKIシリーズで、洒落が効いていると思いつつも、「500円の料金で大丈夫かな」と心配になるほどのサービスのよさでした。国道42号線沿いの目立つ場所にありますし、通りがかりに立ち寄り湯なんて使い方をしても損はさせない良好な施設であると思います。 -
投稿日:2010年6月19日
梅の樽に注がれる良質な湯(HOTEL SHIRAHAMAKAN(白浜館))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年6月11日 / 2時間以内]
44.0点
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白良浜の目の前にありますホテルです。今回のメインの松乃湯の前に準備として入浴できるところを探して歩いていましたら、玄関前に「日帰り入浴できます」みたいな看板が出ていましたので迷わず入ってみました。日帰りは14時~17時で1人1000円になります。
大浴槽を利用したのですが、内風呂はちょっと変わった感じでして、これが「内」なのか?という印象です。と言いますのも、天井が独特の透明な波板でして、「ちょっと外のスペースを囲ってみました」的なところになっています。浴槽は大きいのが1つです。カランとシャワーはいくつかありますが、ちょっと排水の具合がよくなかったです。内風呂の大浴槽と続いているのが露天の岩風呂で、ここで湯があふれ出る仕組みになっています。また、露天には樽風呂が2種類、上が吉宗公ゆかりの梅樽を使ったお風呂で、下は備長炭が入ったお風呂になります。どちらも藤棚の下になりますので、雨や日差しを遮ってくれます。ただ、これは季節によるかもしれません。
泉質は硫黄を含んだ食塩泉ということで、白良湯に近いのかなと思います。特に樽風呂は小さいので、硫黄の香りがクリアに残っていましていい具合になっていました。ここがベストの浴槽だと思います。
あと、ここの素晴らしいのは従業員さんの応対でして、笑顔で丁寧・親切に応対してくれました。フロントの方がこうだと、とても印象がアップしますよね。気持ちよく入浴を楽しみ、心地よく出発することができました。次は宿泊で来たいと思います。 -
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白良浜から海岸沿いにちょっと北に行ったところにあります。公民館みたいな建物で町内会による運営とのことです。道の向かいに駐車場も数台分あります。料金は200円と破格ですね(笑)
海水由来のお湯でしょうか、とても塩辛くて硫黄の香りも少しばかりしてきます。分析表によりますと「生絹湯」と書いてありましたので、近くの白良湯と同じかと思われます。源泉の温度が高いので、水を入れて調節しています。このあたりは地元の常連さんと思わしき方々によって卒なく行われていました。
湯以外のものは何もありません。シャワー・カランからは水しか出ませんし、鍵付きのロッカーもありません。観光客であります私は、洗体な洗髪は余所で済ませておいてここには浴槽だけを目当てに入りました。地元の方は生活の場ですからそうはいかず、市町村で配布されるゴミ袋みたいな袋の中に水を入れてそれを浴槽につけて温めるという方法で、「生水のお湯」を作っていました。浴槽内に大きなゴミ袋がいくつか漂いますのでちょっと邪魔なんですが(苦笑)。温泉で頭を洗いますと、塩気が残って難儀なのだそうです。また石鹸の泡立ちが悪いという話もされていました。これはここだけの流儀だと思います。楽しみに見学あれ。 -
鳴き砂が天然記念物に指定されています琴引浜に、小さな石組の浴槽があります。14:00スタートでこの浴槽にポンプでくみ上げた温泉がかけ流しで投入されます。時間などの詳細は琴引浜保存会に問い合わせをされるといいでしょう。日によって、あるいは季節によってアバウトなところもあるかと思います。ちなみに車で行きますと、駐車料金1000円となります。それさえ支払いましたら何人でも無料で入浴できるところも魅力ですね。以前の書き込みでもあるのですが、一番奥の駐車場に車を停めて、トイレ件更衣室を使うといいでしょう。ちなみに水着必須です。あと、鳴き砂の保護のため石鹸類の使用はご法度です。
当日は私たちだけの入浴になりました。鳴き砂目当てで歩いている人はいるのですが、水着を持ってきていないみたいで、お預けくらっていました。湯は40℃ほどで、単純泉かな。特に味も香りも浴感も感じられず真水に近いものかと思われました。海の近くなので海水系を想像していたので、肩すかしをくらってしまいましたが、それでもいいです。砂浜にポツンと石の浴槽、そこにポンプからゴボコボと大量の湯が投入されてあふれ出ていき、海に達する前に砂の中に消えてしまう。夕焼けを見ながらの贅沢な時間。脳みそや神経を使わないこの時間に大きな価値があると思います。
ちなみに、熱くなってきたら海にドボンして涼めばいいです。なんか、「温泉」よりも「水風呂」の方が濃いというのも変ですが、気にしない。浴槽に戻る時は砂をよく流して。そんなこんなで楽しい時間が過ごせれば上等だと思います。 -
投稿日:2010年5月31日
熱々のかけ流しを堪能できます(七釜温泉ゆ~らく館(しちかまおんせん))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年5月26日 / 2時間以内]
44.0点
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浜坂温泉郷の一角をなす七釜温泉、その湯をかけ流しで楽しめる公衆浴場です。エントランスから落ち着いた雰囲気、木のぬくもりを感じさせてくれます。靴ロッカーと脱衣ロッカーの交換式になります。脱衣ロッカーは高さ的に使えそうなのが1列しかないんじゃないのと思ってしまう感じですが、まあいいでしょう。
こちらの最大の売りは、やはりこの温泉。ちょっと黄土色に濁ったナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉です。別名「こたついらず」と言われるほどに温まります。大変温度の高い温泉で、湯口や浴槽内でも43~45℃ほどはあると思います。加水や消毒なしのかけ流しを楽しめるのは何よりですね。
施設内容としましては、内が主浴槽、露天には檜風呂と名物の釜風呂があります。この釜風呂は、以前の公衆浴場からの持ち込みでして、酒造用とのことです。どの浴槽もかけ流しというのが嬉しいですね。釜風呂は話のタネにはちょうどいいですが、他の浴槽も湯の面では同じですからね。かなり良質な内容に嬉々として入浴しました。聞きますに、こちらの七釜温泉は湯村温泉以上の湧出量を誇るとのこと。あまりPRがされていないのか、若干マイナーな印象はあるのですが、いやいや大したものかと。 -
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勝浦の町中から1駅串本寄りの湯川温泉にあります。国道沿いで分かりやすいかと思います。
そこそこ大きく深さもある浴槽が1つあるだけの簡単な造りですが、お湯がしっかりとかけ流されていまして、硫黄の香りが感じられます。以前「清明な」という表現がされていましたが、浴室内の雰囲気も一役買っているように思います。湯そのものはさっぱり系でして、勝浦に多い「どっしりとした硫黄泉」とは一味違った感じです。これはこれで好きですよ。温度は40℃+αほどでしたか、適温で長湯できないでもないといったところです。ある意味ここら辺での「基準」となりうる内容でして、特に初めてこのあたりに来られる方にお勧めです。
湯あがりに少々横になれる畳敷きのゾーンがありますが、自販機のジュースの値段が「今どきそれはないかな」という感じでした(笑)