鸚鵡鮟鱇 さん
32.5点 / 11152件
5点-誰にも教えたくない
4点-安心してお勧めできる
3点-普通だけど飛びぬけた売りがある
2点-普通の温泉or良好な白湯
1点-がんばろうor普通の白湯
白湯は2点,1点のみ
4点5点はかけ流しのあるところのみ
男性 | 58歳 | 大阪 |
指定なし | ||
指定なし |
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口コミ点数の高い順
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投稿日:2010年5月9日
城崎の締めにどうでしょ(天然湧出 円山川温泉【施設からの依頼】)
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年4月30日 / 2時間以内]
55.0点
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円山川の川沿い、城崎温泉のちょっと北にあります。昔は宿泊もできたのでしょうか、それっぽい旅館的な建物なのですが、今は1階のみで日帰りだけでやっているみたいです。ちょっと寂しい感じではあります。
しかしながら、ここの温泉はびっくりするほど本物。内と露天に浴槽が1つずつ。びっくりするほど塩辛く、少々白濁しています。温度はぬる目でして、露天は冷たすぎるかもしれません。内風呂でちょうど~ややぬる目という印象です。とはいえ、食塩の力で保温効果抜群ですから、しっかり長湯すれば芯まで温まり、それが持続してくれることでしょう。湯あがり後は無料マッサージ機でくつろぐのもいいかと。
何かアミューズメント的なものがあるわけではありませんが、抜群のお湯がかけ流されているので泉質重視派には嬉しいところかと。城崎の締めに使いたいところです。旅の満足度がアップすること間違いなしです。何かと大変なご時世ではありますが、頑張り続けてもらいたいなぁと思うところです。 -
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水道筋商店街の端っこにある温泉銭湯さんです。車だと灘警察署から散歩道みたいなところに入れなくてはいけません。軽やコンパクトは大丈夫としてハイエースとか通るのでしょうか?一応有料ですがフロントを通せば3時間無料になります。
温泉はナトリウム-炭酸水祖塩・塩化物泉で、重曹と食塩のお湯です。細かい発泡が見られます。炭酸ガスなのかメタンなのか分かりません。加温された「温泉」と冷たい「源泉」を交互に入るのがお勧めとのこと。あんまり混雑してませんでしたし、気持ちがいいので源泉3に温泉1くらいで入っていました。源泉は細かい泡のお蔭か、それとも重曹成分の効能か、とても肌がつるつるとしてきます。やや金属的な香りがするのも特徴ですね。新しい湯は底からぶくぶくと出てくるのですが、湯口に足を乗せているとほとんどは冷たい源泉なのですが、ときどき温かい湯が出てきます。「加温していません」とかありましたので、貯湯しているところの各部で温度の差ができていて、たまたま温かい湯が回ってきただけかもしれません。
商店街の一角にここまでいい湯が提供できる一般銭湯さんがあるというのは驚きです。営業時間も長いので、自分の都合に応じて利用できるのも嬉しいです。土日の夕方とかに行って混雑してしまうと源泉が楽しめなくなるかもしれませんので、多少の調節は必要かなと思います。なにはともあれ、これからの季節にピッタリの温冷交互浴、是非お試しを。 -
日置川の町から川をさかのぼること十数km、川沿いにあります日帰り施設です。建物の造りが少々変わっていまして、長屋風の食堂を通って遊牧民のパオみたいな温泉棟に入るのですが、廊下が半露天になっている構造です。
温泉はpH9.9とアルカリ度が高く、肌がつるつるととろけるような感じです。同じ日置川のリヴァージュスパと同等の美人の湯度かと思います。また、くっきりとした硫黄の香りも癒し効果大かと。シャワーやカランも源泉で、髪の毛を洗うとしっとりとしてきます(とはいいましても、シャンプーとかは弱酸性が多いですし、酸性の方が髪にはいいのかもしれませんが)。真ん中に浴槽が1つだけあるようなところですが、「湯を楽しみたい」人には最高の内容ではないかと思われます。これはわざわざ訪問する価値がありますよ。 -
投稿日:2010年4月2日
恐ろしくつるつるしてきます(リヴァージュ スパひきがわ 渚の湯)
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年3月28日 / 2時間以内]
55.0点
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いわゆる「美人の湯」の系統ですが、施設の見た目と裏腹に(失礼)、かなり個性的な湯が使われています。とにかく入るとすぐに分かるほどのつるつる湯、アルカリ度が高いからか、炭酸水素ナトリウムの威力なのかは分かりませんが、顕著に感じられる極上のお湯です。源泉の温度が低いので、「源泉湯」では温まりません。なので加温湯(これは循環だと思います)と交互に入ればいいと思います。夏場にこの源泉に入るとたまらないだろうなぁ…と思いながら入っていました。白い湯の華が舞う良泉を是非お試しください。
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南紀勝浦を代表するホテルで、とにかく規模が大きいです。半島に位置するので陸続きなのですが、わざわざ亀の船に乗って行くのも楽しい演出ですね(笑) 素泊まりで宿泊してきましたので、お風呂のみとはいえ感想を。
温泉のテーマパークと言えるほど多彩なお風呂があります。何種類かの源泉がありまして、集中タンクからの配湯などもあります。メインの忘帰洞は洞窟の中、波の音が奥でこだましていい感じです。ただ、天井を見るとコンクリが見えたりするのはあれですが。灰色の湯の華とまっくろくろすけのような湯の華に特徴あります。集中タンクからだと思います。
滝の湯は本館内にありますお風呂で、男性用。軽く露天もあります。これも集中タンクだったと思います。湯が澱んでいるところは灰色の湯の華がたまっています。
玄武洞は洞窟風呂で、こちらの方が忘帰洞よりも海に近いように思います。少し小さいのがあれですが。こちらと磯の湯の温泉は他とは違うみたいです。白濁と透明の2種類があったような、細かいところは分かりません。ロケーション的には一番気に入りました。
磯の湯は玄武洞の隣にあります内湯のみのところで、湯は玄武洞と同じだと思います。ややぬるめの白濁湯と熱めの透明の湯の2種類がありまして、白濁の方はよく寝れます(笑)。温泉としては一番のお気に入りです。
山上館には天海の湯と遙峰の湯があります。天海は外洋側に眺望が開けていまして、「水平線!」な世界です。一応露天風呂もありますが、眺望が立つのは内湯側です。遙峰は勝浦湾内側の眺望が開けています。勝浦の町を見下ろすロケーションです。こちらは内湯のみ、どちらも集中タンクからの配湯でして、白濁の硫黄泉です。あとはなぎさ館にもお風呂があるのですが、こちらは時間の関係で入れませんでした。次回は是非・・・。
ロケーションもいいのですが、やはり硫黄系の香りに包まれてまったりと入浴できるのが何よりです。宿泊で早めにチェックインしてじっくりと楽しむのがお勧めです。食事はバイキング形式が苦手なので、勝浦の町でマグロを食べましたが、まあここいらはお好きにどうぞということで。温泉は日帰りだと9時から19時だったと思います。時間的には行けるはずですが、体力的にも1回ですべてを回るのは無理があると思いますので、何回かに分けてじっくりと行かれることをお勧めします。 -
投稿日:2010年3月31日
モール泉のかけ流し(金城温泉元湯(きんじょうおんせんもとゆ))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年3月22日 / 2時間以内]
55.0点
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金沢の温泉は、地下の植物層から湧き出してくるモール泉が特徴だそうで、独特のいい香りと黒い色に特徴があります。こちらもそのモール泉のよさを感じさせてくれる銭湯さんです。金沢西I.Cからすぐのところにありまして、また早朝からの営業というところも使い勝手のよいところです。
銭湯さんの中では大規模な方でして、家族風呂もやっているみたいです。フロント形式でして、脱衣所は大き目。浴室は天井の高い1フロアでして、別途屋上に露天風呂があるのですが冬期なのでやっていないとのこと。常連さんのお話では、ここの良さは内湯のかけ流しに限るとのことなので、まあ気にしないでおきましょう。入ってすぐのところに件の浴槽はあります。アメリカンコーヒーのような色をしたモール泉がかけ流されています。この主浴槽の湯は格別でして、細かい気泡と泉質の両方のパワーで肌が優しく包まれている感じです。湯はそれなりにあふれ出ていまして、フレッシュな印象でした。いい香りに包まれますし、浴槽内の湯温が40℃弱ということで長湯に最適です。ここには早朝に来て、湯につかりつつこっくりこっくりとするのが正しい使い方のように思えてきます(笑)
奥には打たせやジャグジーなんかもあります。飲泉もできます。この奥のゾーンの一番は、実は壁のタイル絵かもしれません。金沢っぽい落ち着いた庭の絵ですが、見事ですね。今まで見た銭湯の壁画では一番かもしれません。
いい湯に落ち着いて入れるというだけですが、私が欲しているすべてがここにあるような気がします。銭湯という日常の場で見つけた嬉しい非日常。また来たいと思います。 -
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温泉地としては大阪内では有名な犬鳴山の湯元の1つだそうです。近隣の施設に配湯しているそうで、他では循環ですがこちらは源泉かけ流しを堪能できるとのことです。実際には加温されていまして、純然たるかけ流しとはいかないのですがそれは源泉温度が低いからのこと。いらぬ手入れではないということでしょう。
びっくりするほどぬるついてきまして、皮膚の表面が溶けだしているかのようです。炭酸水素ナトリウム(ベーキングパウダー)の威力は素晴らしいです。やや発泡気味なのか、白く濁っているようにも感じられ、また源泉の蛇口付近では微弱な硫黄臭を認めます。「温泉のみ」といういでたちですが、湯が本物なので十分に楽しめました。マニア向けであると思いますし、造作がしっかりしたところを好むいわゆる「スー銭」党の人にはお勧めしかねますね。
初めての訪問でしたが、もっと早く来ておくべきだったと後悔しました。こちらの書き込みを読みますと、毛髪なんかが浮いているときもあるそうですが、私が行ったときは黒い湯の華は見えましたが、特に乱れていることもなかったです。ラッキーでした。いつでもこのコンディションのままに入れれば頻繁に通いたいと思いました。 -
雑貨屋兼教団の主宰をなさっている名物オーナーが開いている「信者のための」温泉です。エントランスからいかにも某番組のパラダイスで取り上げられそうなたたずまい、マネキンが迎えてくれます。雑貨屋さんではが学校制服関係も扱っているみたいですから、そのつながりでマネキンさんがいてるのでしょうか。
雑貨屋さんで入浴をお願いしまして、いざ奥の浴場へ、最近改築されたそうでトイレが入り口付近にあります。さらに奥へはいって行きますと男女別の脱衣所、プラスチックの波板で囲われた浴槽へと続きます。温泉は見事にかけ流されていまして、まずは1番上に湯が入り2段目3段目とおりて行きます。新鮮な湯は1段目ですし、ぬる目が好きなら最下段がいいと思います。どちらにしても満足行く素敵な湯ですね。泉質はよくわかりませんでしたが、微弱な硫化水素臭がするあっさり系の湯だと思います。単純泉かもしれません。ちなみに湯以外には何も求められないところですから、洗体や洗髪は他で済ませてこられることをお勧めします。
大層話好きのオーナーさんですから時間も余裕をもって訪問したいです(笑)。スキゾの気がある私とは波長が合うおやっさんでした。厳密には信者さんのための温泉ですから、行かれるなら節度をもってお願いします。まぁ普通の文明人にはお勧めしかねますが(笑) -
中国道吉川I.Cの近くにあります。公営なのでしょうか、よくある産直系の施設と一緒になっています。
とにかく源泉が素晴らしく、炭酸の発泡が見られます。湯が噴き出すとそこに白い泡がたちます。二酸化炭素が濃厚で、少々息苦しさと心拍数の上昇が感じられました。むせかえるほどの炭酸です。また、食塩でしょうか、とても塩辛くぬるい割には浴後のホカホカ感が顕著に感じられました。
他にも加温浴槽などがあり、平日の午前中、常連さん中心の時間帯にお邪魔したのですが、源泉は始終空いていました。ほとんどの方は加温された大浴槽に入っていました。20人ほどいてたと思います。土日などはもっと混雑しそうですし、夏になるとぬる目の源泉に人気が集まりそうなので多分に「運」の要素がありますね。日を選んで行ってみてください。 -
阪和道の和歌山インターのすぐ近くにあります宿風呂です。とはいいましても日帰り客で賑わっていまして、特に17時以降は安くなるとかでごった返していました。600円でこれほどの湯が楽しめるのは嬉しいですね。ちなみにJAF会員は1割引になります。
「含二酸化炭素・鉄・カルシウム・マグネシウム・塩化物・炭酸水素塩泉」と書いてありまして、まあ色々溶けている明るい茶色の濁り湯です。浴槽は温泉成分でコーティングされています。内湯には高温、中温、低温(源泉のまま)の3種類の温泉浴槽があります。露天は1つ、40℃だったと思います。ここの中温がとても心地よく、スペースの関係で3人しか入れないのですがどっぷり長湯してうとうとしてしまいました。そんなに高い温度でないのに、成分が濃いからか汗がたっぷり出てきます。そして副交感神経が刺激される温度とかで、リラックス効果がありますね。気持ちよく入れました。
また、熱いのと冷たいのを交互に入るのもお勧めできます。こちらの冷たいのは仕上げに使うとひんやり爽快感がありますので、特に夏期には強くお勧めします。
「お風呂が清潔か」とか「客筋はどうか」など、お湯以外にも温泉を楽しむために重要な要素があると思いますが、こちらの湯なんだか超越してしまっているような個性的なところだと思います。聞けば和歌山市内にはここと肩を並べるような名湯があるとのこと、本当にすごい土地だなぁと感心しながらの湯浴みになりました。