-
南紀勝浦を代表するホテルで、とにかく規模が大きいです。半島に位置するので陸続きなのですが、わざわざ亀の船に乗って行くのも楽しい演出ですね(笑) 素泊まりで宿泊してきましたので、お風呂のみとはいえ感想を。
温泉のテーマパークと言えるほど多彩なお風呂があります。何種類かの源泉がありまして、集中タンクからの配湯などもあります。メインの忘帰洞は洞窟の中、波の音が奥でこだましていい感じです。ただ、天井を見るとコンクリが見えたりするのはあれですが。灰色の湯の華とまっくろくろすけのような湯の華に特徴あります。集中タンクからだと思います。
滝の湯は本館内にありますお風呂で、男性用。軽く露天もあります。これも集中タンクだったと思います。湯が澱んでいるところは灰色の湯の華がたまっています。
玄武洞は洞窟風呂で、こちらの方が忘帰洞よりも海に近いように思います。少し小さいのがあれですが。こちらと磯の湯の温泉は他とは違うみたいです。白濁と透明の2種類があったような、細かいところは分かりません。ロケーション的には一番気に入りました。
磯の湯は玄武洞の隣にあります内湯のみのところで、湯は玄武洞と同じだと思います。ややぬるめの白濁湯と熱めの透明の湯の2種類がありまして、白濁の方はよく寝れます(笑)。温泉としては一番のお気に入りです。
山上館には天海の湯と遙峰の湯があります。天海は外洋側に眺望が開けていまして、「水平線!」な世界です。一応露天風呂もありますが、眺望が立つのは内湯側です。遙峰は勝浦湾内側の眺望が開けています。勝浦の町を見下ろすロケーションです。こちらは内湯のみ、どちらも集中タンクからの配湯でして、白濁の硫黄泉です。あとはなぎさ館にもお風呂があるのですが、こちらは時間の関係で入れませんでした。次回は是非・・・。
ロケーションもいいのですが、やはり硫黄系の香りに包まれてまったりと入浴できるのが何よりです。宿泊で早めにチェックインしてじっくりと楽しむのがお勧めです。食事はバイキング形式が苦手なので、勝浦の町でマグロを食べましたが、まあここいらはお好きにどうぞということで。温泉は日帰りだと9時から19時だったと思います。時間的には行けるはずですが、体力的にも1回ですべてを回るのは無理があると思いますので、何回かに分けてじっくりと行かれることをお勧めします。2人が参考にしています