organic さん
43.8点 / 614件
数年前から温泉の魅力に惹かれて、休日は温泉巡りを楽しんでいます。泉質最重視派ですが、それ以上に気軽に行けて日ごろの疲れを癒せるような温泉を求めています。
男性 | 58歳 | 神奈川 |
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日奈久温泉にある創業100年の老舗旅館で、国の有形文化財にも指定されています。確かに外観、内装共に木造の重厚な建物は文化財に相応しい歴史を感じるもので、落ち着いた佇まいでした。今回はこの老舗旅館に立寄り入浴しました。歴史的建造物の廊下を進むと浴室があり、脱衣所は比較的広く設計されていました。期待して浴室の扉を開けると、比較的最近改装されたのか、想像以上に新たらしく少し拍子抜けした感じでした。確かに庭園の植木等はよく手入れされていましたが、もっと歴史的な浴室を期待していただけに少々残念な気分でした。しかも温泉は循環併用式で塩素消毒有り、実際に入浴すると日奈久温泉特有のツルツル感と極少量の泡付きはありましたが、特執するレベルではありませんでした。やはり風呂場だけは長年維持させることはできなかったのでしょうか?温泉のみに着目すると、最近の大型ホテルと何ら変わり無かったことが残念でした。
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投稿日:2012年5月6日
悪くはないが・・・(純天然温泉 HAT なぎさの湯(ハットなぎさの湯))
organicさん [入浴日: 2012年2月24日 / 2時間以内]
33.0点
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22.0点
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44.0点
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神戸市の海沿いにHATと呼ばれる商業施設があり、その中に存在する日帰り温泉施設「なぎさの湯」に立寄りました。外観はいかにもスーパー銭湯といった感じで、清潔感はある反面あまり風情を感じるものではありません。土曜日の夕方に訪れたため、家族連れも含め多くの入浴客で賑わっていました。施設は複数のジェットバスに露天風呂、樽風呂等スーパー銭湯の定番が揃っていましたが、ここの売りは男湯には2種類(女湯は3種類)存在するサウナでしょうか?高温のスタジアムサウナと中温のロッキーサウナがあり、特に後者はオブジェのようなロボット?が一定時間毎に注水するシステムでした。但し、その他は、露天風呂の一部にやや茶褐色掛かった温泉が加温循環で使われているのみで、白湯浴槽も多く特徴に欠ける印象でした。市民にとっては憩いの場であると思いますが、正直言ってわざわざ旅行の途中で立ち寄るほどの温泉ではないと思いました。
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投稿日:2012年5月6日
ビジネスホテルに宿泊するよりお得(神戸クアハウス(休館中))
organicさん [入浴日: 2012年2月24日 / 1泊]
33.0点
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44.0点
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三宮の駅から徒歩で10分足らずの場所にあるカプセルホテル付きの温泉施設で、今回宿泊しました。宿泊施設は個室になっているデラックスカプセル、通常の2段カプセルとインターネットブースもあり、今回泊まった一番高いデラックスカプセルでも4000円少々と通常のビジネスホテルより安めの設定となっているため、私のような温泉好きにはこちらの方が快適です。浴室はこの手の施設には定番の広いテレビ付きサウナがあり、一部は温度がやや低めに設定されており寝転んで入れるようになっていました。更にここの売りは、神戸ウォーターという名称で1階でもミネラルウォーターとして販売されている天然水が大量に掛け流される水風呂です。やや水温は低めではありましたが、サウナの後にはとても心地良く感じました。内湯には薬湯の小さな浴槽と大きな2つの浴槽があり、各々炭酸泉と硼酸泉が循環で利用されていました。炭酸泉はやや緑色掛かった透明なお湯で、硼酸泉はほぼ無色透明、前者の方が適温で気持ち良く感じました。更に上の階には比較的広いスペースの小さ目の露天浴槽もありました。純粋な温泉施設のみで評価すると特徴的なものはなく、むしろ一昔前の健康ランドをイメージさせてくれるものでしたが、このような施設は末永く営業して欲しいと思います。
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初めて有馬温泉を訪れました。平日の昼間に行きましたが、団体客を含めて結構な観光客で賑わっており、やはりその知名度と神戸の市街地からそれほど遠くない場所にあることが理由でしょうか。どこの温泉に立寄ろうか迷いましたが、とりあえず定番の大型施設、「太閤の湯」へ向かいました。入浴料金は2400円と結構なお値段、それもそのはずで岩盤浴が30分無料、浴室には広くて幻想的なオブジェがあるサウナに水風呂、内湯は金泉と銀泉の混合湯及び銀泉の大きな浴槽(循環)、上の階にある露天風呂に出てみると金泉の源泉掛け流し浴槽、人工炭酸泉、ハーブ湯、壺湯に足湯付き蒸気サウナと至れり尽くせりでした。岩盤浴は通常の横になって温まるタイプが3種類もあり、その他狭い個室で座って入るものまであって、とても30分ですべてを楽しむことはできません。気に入った人は追加料金を払えば延長できるという、うまい商売になっていました。それ以外にも別に有料の岩盤浴もあるようでした。このように施設はとても充実していましたが、肝心の温泉はというと、やはり数人用の金泉の掛け流し浴槽が黄金色の濃厚なお湯で突出しており、その他は都市部のスーパー銭湯といった感じでした。ここは湯巡りの一つとして考えるのではなく、最低でも半日以上ゆっくりと過ごすには良い温泉施設であると思います。
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弘前市街にあるカプセルホテルで、さすがは青森県、このような施設にも天然温泉が使われていました。浴室はこの手の施設のお約束、広いサウナに水風呂、そして2種類のバイブラバスでここに天然温泉が入っていました。さすがに源泉掛け流しと表示されていたのは嘘であると思いますが、成分表を見ると極めて濃厚な食塩泉でした。わずかに緑色掛かったお湯は微アブラ臭有。もちろんレベルが高い青森県の中において、あえてここを目的に行く必要は無いと思いますが、宿泊に困った時の選択肢としては十分あり得る施設だと思います。
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上天草市の弓ヶ浜温泉にある少々レトロな温泉旅館です。国道から細い住宅街の道を数キロ進むと、周囲には何も無い場所に一軒宿の旅館が存在していました。ここは赤湯と白湯の2本の源泉を持つことが有名で、浴室の扉を開けるとまず2つに仕切られた無色透明な白湯が目に入りました。ここはとりあえずパスして、いかにも後から増設したと思われる奥へ向かう通路を進むと、浴槽から床にかけて多量のクリーム色の析出物で覆われた赤湯がありました。平成8年に湧出した当初はお湯の色が真っ赤であったことからこの名が付けられたそうですが、現在では少し緑色掛かった濁り湯で、表面には膜を張るように成分の結晶が浮いていました。実際に入浴してみると、湯温はやや温めで肌触りは見た目と同様のギシギシ感、大分県の長湯温泉にも似ているようで少し異なる浴感でした。更に外に出ると露天風呂から続く手掘りの洞窟風呂があり、この洞窟が予想以上に奥まで深く、よくここまで掘ったものだと感心してしまいます。この露天~洞窟風呂にも赤湯がたっぷりと掛け流されており、底は堆積物ででこぼこしている上にサラサラの沈殿物が多量に沈んでいました。最後に締めで白湯に入ったところ、体感で約30℃、ツルツル感があり実に心地良くウトウトとしてしまいました。この白湯は昭和52年に湧出したようで、当初はおそらくこの源泉一本で営業していたと思われますが、これだけでも十分なレベルです。とにかく、何もかもが個性的で一度立寄ったら忘れることが無い温泉です。
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宇城市の海沿いにある道の駅に併設された温泉施設です。浴室は広く、ガラス張りのため明るい感じで、サウナ、水風呂、ジェットバスに露天風呂等、いわゆるスーパー銭湯並みに施設は充実していました。分析表を見るとナトリウムとカルシウムを多量に含む蒸発残留物16g/kg台の、いかにも海沿いにありがちな極めて濃厚な温泉であることが分かりました。但し、お湯が無色透明で循環併用式であることより、その濃厚さを十分感じることができなかったのは少々残念でした。
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ドーミーインホテルは仕事、プライベートを問わず何度も利用させてもらっており、極めて総合力が高いホテルだと思います。ここ熊本では初の宿泊でしたが、他のチェーン店同様、最上階にサウナや露天風呂付きの大浴場が設置されていました。ここはドーミーインホテルの中でも浴室は広めで、お約束の和風調です。アルカリ性単純泉の泉質は、かなり強めの塩素消毒と循環のため評価するには至りませんが、このような市街地でこれだけの施設が存在すること自体、大変有り難いと思います。
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山鹿市にある少々レトロ感を感じる共同浴場で、夕方に立寄ったこともあり広い駐車場にはびっしりと車が停まっていました。石鹸やシャンプーの備え付けはありませんが、今時200円の入浴料金は格安です。浴室は比較的広く、多数のカランと3つに仕切られたタイル張りの浴槽があり、上流浴槽から中流、そして下流浴槽へとお湯が注がれる仕組みでした。泉質はラドンを含むアルカリ性単純泉で、元々の源泉温度が40℃少々のため、下流浴槽では30℃前後となっていました。やはりこの下流浴槽が一番人気のようで、私もしばらく浸かって心地良さを味わいました。この熊入温泉は古くから地元の方々に愛されてきた温泉で、これからも末永く続いて欲しいと思います。
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菊池市の市街地にあるスーパー銭湯で、高齢者を中心に多くの人々で賑わっていました。浴室は露天風呂こそありませんが、サウナに水風呂、温泉蒸気を利用したスチームサウナ、泡風呂に電気風呂等正に至れり尽くせりです。無色透明のアルカリ性単純泉は特質すべき泉質ではありませんが、このようなスーパー銭湯でも源泉をしっかりと掛け流しているのはさすがです。地域の方々の良い社交場になっているようでした。