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大正10年開業の「古湯温泉館」が昨年リニューアルした、古湯温泉の中心地に佇む共同浴場。日曜日の午後、温泉博士の特典でタダで(通常は入浴料300円)、利用して来ました。100円鍵付きロッカーのある脱衣場も、すでに大にぎわい。浴室には2分割された内湯があり、それぞれ別の源泉が注がれています。まず左側に、15人サイズのタイル張り浴槽。こちらには、「英龍泉」(源泉名:富士町第一源泉)が満ちていて、源泉29.3℃を39℃位に加温。PH9.22で、肌がツルツルする浴感です。口に含むも、無味無臭。透明ですが、ちょっと青みがかって見えました。次に、右側の5人サイズの石造り浴槽。こちらには、「徐福泉」(源泉名:富士町第四源泉)が注がれています。源泉39.5℃を42℃位に加温。PH9.76で、肌がスベスベする浴感でした。こちらは透明で、無味無臭。いずれもアルカリ性単純温泉なのですが、極端な違いは感じられません。でも、ぬる湯とあつ湯を行ったり来たりしながら、地元の人達に混じって、ついつい長湯してしまいました。
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