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道の駅ふるさとセンター大塔から白浜方面に進みまして、看板の指示通りに橋を渡ります。山道とはいいましても走りやすい道を15分ほど進みますと、廃校になった学校跡に施設が見えてきます。温泉のほかに交流センターやら福祉関係の施設もあります。付近で熊が出たとかで、注意喚起のビラが貼られていまして、やはりここは紀伊半島の山間部になるんだなと再確認しました。
内風呂1つのみの簡単な施設でして、一応庭で休憩できるようになっていましたが季節柄虻の攻撃がありますので自重しました。28.8℃のアルカリ性単純泉で、物質総量は0.136g/kgと白湯に近いものです。毎分680Lの湧出量を誇っていまして、加温・消毒・循環で用いられています。幸い塩素臭はしませんでした。特徴の少ない湯で、肌感覚も特になく、匂いも特になく、やはりスペック表通りなのか、手が加わっているからなのか、今一判然としませんでした。湧出量は充分あると思いますので、源泉かけ流しの浴槽が1つあればだいぶ印象が変わるような気がします。今のままだとちょっとピンぼけ気味と言っては失礼ですが、わざわざ山を通ってまでというのも分からないでもないですから。2人が参考にしています