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- 小宿 YAMADAYA(旧 山田屋旅館)の口コミ一覧
口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2020年3月21日)
11件中 1件~11件を表示
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別府八湯の中でも最も高台に位置する明礬温泉に佇む、客室数わずか5室の小さな湯宿。江戸末期開業という老舗ながら、平成21年にリニューアルされ和モダンに改装されています。平日に、一泊二食付で利用してみました。
この日は、2階の「さん」の間に宿泊。6畳の和室に、円卓に籐製の座椅子がおしゃれです。窓からは、湯小屋と山の景色。早速作務衣に着替え、通りを挟んだ向かいにある「鉱泉」と書かれた湯小屋へ。2つある貸切風呂は空いていれば予約なしで使え、湯小屋に入るには玄関から鍵を持って行くシステムです。
湯小屋に入ると、階段を下りて半地下の浴室へ。左側の浴室を使ってみます。編み籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に1人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、MARKS &WEB社のハーブ系です。
奥に2人サイズの石造り木枠内湯があり、うっすら緑褐色に濁った酸性ー含鉄(II)・硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・硫酸水素塩温泉(源泉名: 別府温泉 山田屋旅館)が、源泉かけ流しにされています。泉温66.7℃を、加水せず42℃位で供給。PH1.8の強酸性ながら、やや肌がスベスベする浴感です。源泉枡の中の湯を舐めてみると、鉄臭と硫黄臭が混じった匂いがして、酸っぱいレモン味。窓から景色は見えませんが、クラッシックをBGMに、まったりと湯浴みができました。
夕食は、1階の食事処で。朝食と合わせて70品目の食材を使う、女将の創作手料理を頂きます。食前酒は、梅酒のカクテルからスタート。前菜は、計9品を1プレートで。まず「季節の味覚」6品の前菜は、山菜の天婦羅とツブ貝煮、アボカドの野菜クリーム詰、オニオンとトマト・帆立の冷製、シラスピザ、ワラビの煮物、ニラのクレープ。また、リズムの3品はプラムとゼリー・チョコレートケーキ・苺の生ハム添え。彩りも美しく、最初からテンションが上がります。地魚の造りは、真鯛・天然鰤、アオリイカ。新鮮さはもちろん、芽ネギを巻いたものも美味く、生ビールがすすみます。温皿は、牛の頬肉のポトフ。牛も玉葱も柔らかい。旬の一口は、筍・アスパラ・スナップえんどう・分葱を木の芽ソースで。郷土皿は、とり天とワラビの天婦羅をオシャレに盛り付け。丸いマッシュドポテトに、野菜や海老があしらわれ可愛い。粒マスタード・カボスポン酢・トリュフ塩で頂きます。おっとここで、生ビール追加。鍋物は美肌鍋。パプリカ・松の実・ネギを刻み、鰤の腹身をしゃぶしゃぶで。好みで柚子胡椒も。〆の黒米入りご飯は汁をかけて、お茶漬け風に食べても美味い。デザートは、醤油キャラメルアイスとコーヒーでお腹一杯になりました。
翌朝は、右側の浴室へ。左側の浴室と同じ造りですが、脱衣場が少し狭いかな。こちらも2人サイズの石造り木枠内湯で、湯温は41℃位。朝から、源泉かけ流しの湯を満喫できました。
朝食は、昨晩と同じ食事処で。和洋折衷の創作手料理を頂きます。甘酒と豆乳のスムージー、そして鮭の西京焼き、ベーコン、焼きキャベツ、蓮根と人参のきんぴら、フルーツ盛合せは1プレートで。彩りも鮮やかで、和のテイストに洋の盛付けが映えます。卵の地獄蒸しは、温泉でスモークされた風味です。ご飯と味噌汁でお腹一杯でしたが、焼き立てで熱々の米粉パン、食後のコーヒーでさらに満足できました。
狭いながらも快適な客室、個性ある源泉かけ流しの緑礬泉だけを楽しむ素泊まりプラン(平日のみ)もありますが、せっかくなら2食付のプランがオススメかなと思います。
主な成分: 水素イオン15.8mg、ナトリウムイオン25.8mg、アンモニウムイオン1.5mg、マグネシウムイオン25.1mg、カルシウムイオン98.7mg、マンガンイオン3.0mg、鉄(II)イオン42.6mg、アルミニウムイオン146.7mg、塩素イオン2.6mg、硫酸水素イオン858.0mg、硫酸イオン1624mg、チオ硫酸水素イオン0.5mg、硫酸34.0mg、メタケイ酸287.8mg、メタホウ酸0.5mg、遊離二酸化炭素33.2mg、遊離硫化水素4.7mg、成分総計3.218g
※なお、平成21年の分析書だったので、まもなく更新かも知れません。27人が参考にしています
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湯煙漂う施設外観 結構小さいです。でもモダンです。
12人が参考にしています
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ここは宿が強酸性の緑礬の湯をウリとしているのでどうしても入っておきたい湯だったが、過去に立ち寄り湯をお願いしたところ、宿泊客のみと断られていたので、次に別府に行ったときは泊まるつもりだった。また、すぐ近くの鶴寿泉の湯ともかなり違うというのも非常に興味のある点だった。
宿はもともとは湯治宿だったように見える建てつけだが、中に入ると洒落たかんじに改装されており、清潔に保たれている。宿泊する棟に客が入る風呂はなく、道はさんで向かいに地下構造の湯小屋がある。前の更地には小さなボッケのような噴気口があり、なかなかいい雰囲気。朝食時にはそこで蒸された温泉卵が出てくる。
宿に着いて早速風呂に入ってみた。湯小屋内の急な階段の下に風呂はある。昔は一つの浴槽であったと思われるが今は真ん中で仕切られており、2組が別々に同じ浴槽に入れるようになっている。
聞いてはいたが確かに塚原温泉の湯に似ている。PH1.7とのことで目に入れば滲みる。味は強烈な酸味に加え独特の苦味もあり、いかにも効きそうな薬湯のようだ。鶴寿泉の湯もすばらしいが、ここの湯はそれよりも強い印象を受けた。緑灰色の濁り湯を想像していたが、濁り湯ではなく、透明なお湯。湯溜めのところに青みがかった黄色い硫黄成分が固着しており、浴槽の底にも顆粒状の湯の花が少量ながら沈殿している。非常に気に入ったので、滞在中は5、6回は入っただろうか。入りすぎて指紋が削られてしまったようだ。
ここに泊まる前は鉄輪の貸間で地獄蒸しばかりだったせいもあるが、宿の料理はなかなか凝っていて美味であった。その料理となかなか個性の強い酸性湯に繰り返し入ることを考えるとコストパフォーマンスは高いように思う。15人が参考にしています
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東海地区より、車で14時間・・・九州大分への旅。
メインは温泉。悩んだ結果、珍しい緑ばん泉の山田屋旅館さんを選択。
酸性のお湯とは一体どんなものか?乾燥肌の私には合うのか?
離れにある温泉場は二つに分かれており、今は宿泊のみが利用できるそうです。いわば、貸し切りというわけです。
泡がたたないと聞いていましたが、本当にたちません。
しかもしみる感じがまたすごい。
けっこう熱いので、いっぱいかけ湯して、浴槽に入ってみたら、意外と下のほうはそれほど熱くなく、よく混ぜて入ればまったく問題ないです。
常に熱い源泉が流れ、とても気持ちの良い温泉でした。
髪も洗いました(目にしみたけど)。翌朝、さらさら。
かかとのガサガサがスベスベになっていました。
すごい!本当にすごい!
ローションに浸かっているよう、とはまさにこのお湯のことですよ。
さらに、素敵な女将さん。料理に相当なこだわりを持っており、
野菜をたくさん使った料理、とってもおいしかったです。
今まで、こんなに気さくな女将さんって、いなかったな・・・。
女性としても、とても憧れます。
本当に素晴らしいお湯&女将さんでした。12人が参考にしています
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三泊目は夜に別府へ食事に出たかったので、安く片泊まりができる山田屋旅館へ。平日だからか、角部屋の広い部屋を使わせていただいた。おまけに布団も到着時に敷いてあったので、すぐに横になることができ、湯あたり気味の身にはとてもありがたかった。
和モダンのイメージを前面に出しているが、それは食堂部分が中心で、客室は昔ながらの部屋に少し手を加えた程度だから、過度に期待していくと肩透かしをくらうだろう。また少し気になったのは、安眠への配慮の面。毛布にカバーが無かったのだが、身体に密着するものだし、頻繁に洗える代物でもないので、衛生的にどうかと思われた。また、ロールカーテンが遮光性のものではないので、夜が明けると部屋全体が明るくなって早朝にもかかわらず目が覚めてしまった。デザイン重視のあまり、大切なところに目が向いていないのが惜しい。
お湯は有数の酸性泉と聞き及んでいたので、身体への負担を考慮して長く浸かることは避けた。源泉を指につけ舐めてみると、湯元屋と同じ金臭さと酸味を感じる。その湯の強さを体感したのは、洗髪をする時。頭から湯をかぶると、目をつぶっているにもかかわらず、染みて染みてどうにも痛い。レモン汁で洗っているようなものだから当然の帰結なのだが、最初はなにが起きたのか判らなかった。
なお、妻は翌日から顔がかなりつっぱって痛いと漏らし、一部は数日後ぽろぽろと皮が落ちて、後からつるりとした肌が現れた。また、私自身いつもかさついて硬い踵やひじが一時的に柔らかくなった。アトピー等皮膚病に効くと聞いているが、体感した限りではそういう効果があるように思う。9人が参考にしています
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熱いお湯続きの初日・・・最後のこちら、山田屋旅館さんも半端なく熱いお湯でした。
大きな道から伸びる、細い道を下ると集落が見えてきます。そこに山田屋旅館さんはありました。
旅館でお支払いを済ませて、道を渡った湯殿へ向かいました。
男湯と女湯は底でつながっています。三朝の株湯、関金の共同浴場と同じですね。
男湯には、このお湯にほれ込んだ常連さんがお一人。いろいろお話しさせていただきました。
2日目の参考になるお話で、楽しいひと時でした。
お湯はドンにとっては初体験の酸性のお湯。ph1.7です。ジーンと何かが滲みて来る感じ。
何度も出たり入ったりしながら、このお湯を楽しみました。
酸性のお湯は、肌に刺激が強くて大丈夫なのかな?肌が負けないかな?と若干不安だったのですが、
そんな不安はすぐに吹き飛びました。肌はすべらかになりました。
アルカリのお湯とはまた違うつるつる感です。
そうそう、ヒロがこの浴槽で蚊に刺されたそうなんですが、湯船に浸かったら
かゆみも腫れも何も起こらなかったそうでして、なんと不思議なことでしょう。
遠くから皮膚の病を患った方がおいでになるのがよくわかる温泉です。
この日はこれで〆といたしまして、一路宿のある大分市内へ向かいました。
明礬温泉郷から大分市内まで約40分。思った以上に近いと感じました。9人が参考にしています
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今回ここに泊まることにしたのですが、(本当はメボシイところが何処も一杯だったので、
何か1つでも光るものが有るところへ泊まろうと決めた次第)大正解でした。泉質に関しては
あれこれ言うまでもなくピカイチ最高級!かなりの酸性が強く(PH1.7)舐めると酸っぱいです。
酸性度の割には以外とピリピリせず、傷口に触れても痛くないという不思議な温泉でした。
温泉は宿とは別棟ですが徒歩1分もあれば着くので、土砂降りの雨でもない限り問題なしです。
浴槽は2人、無理しても3人までと小さく、洗い場(本来洗い場ではない)も1人しか無理という
こじんまりした感じです。源泉が高温のため加水用の蛇口が設けられていますが、
こちらは水道水ですので薄めるのは最小限が望ましいです。部屋に鍵がないので貴重品の管理が
難しいのが難点ですが、宿の方に預かってもらうことも出来ます。無論時間帯にもよりますがね。
部屋はこの手の宿泊施設としては普通のレベル。食事は安価な料金設定に似合わず
大変、満足のいけるものでした。下手な旅館より遥かにレベルが高く、食材にこだわりを持っているのが
見て取れる料理でした。(値段が値段なので手を抜いてる部分もあるが本質的には問題なかったです)
お酒の提供は湯治宿っぽく基本しない方針らしいですが、ビールの自動販売機があったりと、
締め付けは極めて弱いです^^酒飲みの私にはありがたい話ではあるが、間違っても夜遅くまで
大騒ぎなどというのはご法度なのでご注意くださいませ^^;
廊下横に大きな冷蔵庫(家庭用の)があり、宿泊者は自由に使えるとのこと。大っぴらに言っていいのか
やや不安ではあるが、持込を事実上黙認しているものだと思われる。各部屋には冷蔵庫が無いので
ひじょうにありがたい。8人が参考にしています
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友人が山田屋旅館を強く勧めてくれたので
別府湯湯旅の初日の明礬コース入れました。
強酸性の緑礬泉ゎ体にジンジン沁みてきて
体の芯底から細胞が変化していく気がします
汗が出る出るガツンとな♪
湯殿の入り口にある貼り紙に
「石鹸シャンプー等の使用はご遠慮下さい 」
そう書かれていましたが・・・今時でしょうか
シャンプーのボトルが置いてありました ふふふ
7人が参考にしています
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当初ここに寄る予定ではなかったが、湯小屋に惹かれたので入る。
旅館にいくと「誰もいかなったらここにお金をおいてください」と書かれていたので、お金を置いて湯小屋へ。
狭いです。一人用サイズですね。
幸い誰もいなっかったので良かったです。
でも、実に雰囲気はいいし、湯もいいです。
あがろうと思って、一旦脱衣場に出で体を拭いたのですが、あとを引くというか、身体が「もっと入りたい」と要求したので、また入ったりして。
目に入るととてもしみる酸性湯。
近いのは、湯は鳴子の滝の湯、雰囲気は鳴子の東多賀かなぁ。
実にいいところでした。
惹かれて入って大正解でした。6人が参考にしています
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一泊二食で休前日にもかかわらず、民宿の次ぐらいの安さでした(オフシーズンなのもあるかも)
料理も結構ボリュームがあり、朝ご飯も、旅館にもかかわらず、コーヒーまで出してくださいました。(魚料理=あげものの骨処理が雑過ぎだったので、それ以外はお料理は申し分ありません。コーヒーは冷めたコーヒーだったけど、私的には問題なし)
温泉は、道の向こうにあって離れており、別府の共同浴場に慣れた方ですと、設備的には問題ありませんし、泉質も良かったです。
閉口したのは、部屋にカギがかからない(無い)し、セーフティボックスもないので、貴重品の管理が大変困りました。お風呂に行くときも、貴重品などは部屋に置いておけないので非常に不便でした。(フロントもないので、預けられませんし)
門限も早く、21時には玄関を閉められます。
最終チェックインも18時と早いです。
こちらは、湯治宿という色が濃いみたいで、湯治客優先っぽい感じです。泉質に絶対の自信をおもちのようで、観光で温泉巡りと言おうものなら、優しげな顔は一変し、女将さんの説教とここの自慢話《ここは超有名な旅館だとか(私は直前まで全く知りませんでしたけど(苦笑))、泉質はピカイチなんだから巡らずにここでゆっくり入れとか、料理のお肉は余所で手に入らない豊後牛を使用しているだとかetc》が待っています(苦笑)
なので、滞在中はかなり気を遣い、逆に気疲れてしまいましたので、料理・泉質は良かっただけに、あえて評価しません。5人が参考にしています
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こんな有名な温泉が登録されてないので、申請しました! 日本で温泉の称号を初めていただいた旅館です。アトピーにいい温泉と聞いて行きました。外湯はひっそりとその湯を守ってるという感じです。強酸でもありますし、そのお湯をph測定もしましたので、ばっちりいい温泉です。地味な感じはしますが、明礬あたりに行かれたら是非よって下さい。ここの温泉が掲載されてないことが不思議でした。
4人が参考にしています
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