口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2023年7月7日)
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童心に戻って楽しめる温泉アドベンチャー
弓ヶ浜海岸近くに佇む、昭和43年(1967年)に開業した温泉旅館。また、日本秘湯を守る会会員の宿で、九州温泉道の対象施設でもあります。平日に、一泊二食付で利用してみました。
看板猫のゆなちゃんにご挨拶して、この日は2階の広縁付8畳和室に宿泊。窓から、新緑の木立と山を眺める景色です。
早速浴衣に着替えて、1階の大浴場へ。フロント脇の廊下を少し奥へと進み、左折した突当たりが男女別の大浴場で、男湯は右側です。
棚と鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に3人分のシャワー付カラン(カランも温泉)がある洗い場。アメニティは馬油系です。
左側に4人サイズと5人サイズのタイル張り石枠内湯があり、いずれも無色透明の単純温泉[源泉名: 弓ヶ浜温泉(白湯)]が、かけ流しにされています。泉温33.1℃を加水なし・加温あり(夏期以外)で、手前は40℃弱位、奥は42℃弱位で供給。PH8.0ながら、肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、ほとんど無臭で鉄炭酸味。
続いて、奥の浴室へ。右側に、4人分のシャワー付カラン(カランも温泉)がある洗い場。アメニティは同じものです。
12人サイズの石造り内湯には、茶褐色に濁った含二酸化炭素ーナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(源泉名: 弓ヶ浜温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温50.0℃を加水・加温せず、42℃位で供給。PH6.6で、やや肌がスベスベする浴感です。パイプの湯口からボコボコと注がれ、口に含むと土類臭と鉄臭がして、旨じょっぱい味。浴槽の縁や床が、茶褐色の温泉成分で覆われています。
右手から外に出ると、左手に暖簾がかかる小屋に2人サイズの石造り浴槽。湯温は41℃弱位で、ちょっと浅め。また、隣の7人サイズの石造り露天風呂は、湯温39℃弱位です。
更に左手へ進み、いよいよ大洞窟風呂へ。細長い20人サイズの洞窟浴槽で、湯温は41℃位。湯面には、薄い膜のような湯の花。童心に戻って行ったり来たりと、湯浴みを楽しめました。
夕食は、天草の新鮮魚介ひとりじめコースを部屋で。お品書はなく、食前酒はレモン酵素ジュース。八寸はかしわ・おから・インゲン・海老の煮物。小烏賊とネギのぬた和え、胡麻豆腐と続きます。お造は鯛・車海老・鰹・コノシロ・鱸・シマアジ。麦焼酎「天草四郎」のお湯割りがすすみます。椀物は菜の花と真丈。焼物は栄螺の壷焼、鯛は一匹丸々塩焼で。芋焼酎「倉岳しもん」のお湯割りを追加。蒸物はヒオウギ貝の酒蒸し、椎茸とかしわのみぞれ煮、揚物は海老と大葉・コーン・玉葱のかき揚げ。ご飯と香の物、デザートはミニプリンとゼリー・苺で満足しました。
翌朝は、男女入替となった左側の浴室へ。脱衣場は、ほぼ同じ造りです。浴室に入ると、右側に3人分のシャワー付カラン(カランも温泉)がある洗い場。アメニティも同じです。
右側に3人サイズと4人サイズのタイル張り石枠内湯があり、いずれも無色透明の弓ヶ浜温泉(白湯)がかけ流し。手前は38℃弱位、奥は40℃弱位で供給。
続いて、奥の浴室へ。右側に、4人分のシャワー付カラン(カランも温泉)がある洗い場。アメニティは同じです。
14人サイズの石造り内湯があり、こちらは茶褐色に濁った弓ヶ浜温泉(赤湯)が、源泉かけ流し。湯温は42℃位で、湯の花が湯面に浮遊。
左手から外に出ると、昨日とは反対側の大洞窟風呂。入口に狸の大きな置物があり、30人サイズの洞窟浴槽で、湯温は42℃位。幻想的な雰囲気の中、しばらく貸切状態でまったりできました。
朝食は、1階の広間で。琵琶酢をミルクで割った食前酒。コノシロの開き主菜の和朝食で、サラダや蕗とジャコのお浸し、ひじきの煮物、明日葉のお浸し、湯豆腐もあります。温泉玉子納豆は、胡麻とネギ、鰹節と混ぜて。あら汁とご飯、香の物、デザートのフルーツで満足しました。
〈弓ヶ浜温泉(白湯)〉
主な成分: リチウムイオン0.4mg、ナトリウムイオン215.7mg、アンモニウムイオン0.6mg、マグネシウムイオン2.6mg、カルシウムイオン6.6mg、ストロンチウムイオン0.2mg、フッ素イオン0.3mg、塩素イオン38.1mg、臭素イオン0.2mg、硫化水素イオン0.2mg、硫酸イオン0.6mg、リン酸水素イオン0.4mg、炭酸水素イオン565.7mg、メタケイ酸48.1mg、メタホウ酸7.5mg、遊離二酸化炭素74.9mg、総成分量967.0mg
〈弓ヶ浜温泉〉
主な成分: リチウムイオン0.5mg、ナトリウムイオン3409.0mg、アンモニウムイオン0.2mg、マグネシウムイオン147.3mg、カルシウムイオン188.7mg、ストロンチウムイオン11.7mg、バリウムイオン5.3mg、アルミニウムイオン0.3mg、マンガンイオン1.2mg、鉄(II)イオン2.6mg、銅イオン0.2mg、亜鉛イオン0.5mg、フッ化物イオン0.8mg、塩化物イオン3997mg、臭化物イオン12.7mg、ヨウ化物イオン0.3mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン1.1mg、炭酸水素イオン4194mg、メタケイ酸57.4mg、メタホウ酸102.4mg、遊離二酸化炭素1081mg、遊離硫化水素0.3mg、成分総計13.33g20人が参考にしています
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年末に旅行で宿泊しました。無臭で透明の温泉が内湯と黄土色っぽい温泉が内湯と露天、洞窟風呂とあります。正直、久々に温泉に入ってテンション上がりました。透明の内湯だけでもしっとりしていて良かったのに、析出物が厚めにくっついた湯舟と黄土色っぽい濁り湯はかなりインパクト大です。それにも増して、手堀りの洞窟風呂は執念の賜物ですね。日程のせいか、他のお客が少なかったことや、外気が低くのぼせても露天に入るとリセットできることもあり、かなり長湯させてもらいました。ちなみに接客は接した方は皆さん明るい人柄で楽しかったです。また食事は朝食しかつけませんでしたが、美味しかったです。
4人が参考にしています
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インパクト絶大な新赤湯と非加熱白湯
熊本県上天草市、日本秘湯を守る会の一軒宿です。
平日一泊朝食(時間が無く弁当)付きで利用、GOTO活用しお得な値段で利用させていただきました。
場所は三角港から約5km、国道から離れた大矢野島の北側になり、少しだけ道が細い所がありました。
施設自体は昔ながらの旅館そのもので、一連のコロナ対策洗礼を受け部屋へ(まさかの脇体温計には苦笑)
部屋はかなりリフォームされた八畳+v広縁で、清潔感がある部屋でした。wi-fiは無。また携帯電波が届きにくいとのことだが、個人的に複数キャリアで確認も特に遅いとは感じませんでした。また冷蔵庫に飲泉用二リットルの源泉ペットボトル有。
温泉ですが、昨今の地震で旧・赤湯が枯れたような事があったそうですが(今回室訪問で過去の事はわかりません)、現在は新しい赤湯の湧出に成功したとのことで、二源泉利用となってます。
口コミ通りのかなり変わった造りになっており、朝夜で男女入れ替えはありますが、基本的にラインナップは同じ。
まず夏場限定で白湯源泉が、非加熱となり、加温無・加水無・消毒無・純然たる掛け流しで楽しめます。関西にこういう施設があればこれだけで★5つとなりそうな位夏場向きの無色透明、鉱物味のある清涼な温泉です。
さらに奥に行くと、赤湯の部屋に到達、ここは結構広く、和歌山花山温泉を彷彿させる析出物・堆積物の湯船が印象的。実際に湯船の中はチクチク痛かった。
おそらく相当な炭酸泉と思われますが、猛烈な量が掛け流しされており、湯口付近に陣取ると軽い酸欠になりそうな位二酸化炭素を感じます。また湯口から離れた所ではザラメ状の湯の花が浮いており、さらに底には砂結晶状の堆積物(かなり珍しい)が掬えました。温度は夏場は適温、こちらも加温無・加水無・消毒無・純然たる掛け流しとなります。この部屋が一番気に入りました。
さらに奥に露天風呂がありますが、こちらはなんとなく奥奥八九郎温泉のようなワイルドな湯船、言いかえれば狭い・・・。で、蚊の襲撃が凄まじい、また湯はややぬる目です。ちょっと寛げる場所が少ない感じですね。
で、最奥に写真の洞窟風呂。素掘りの結構長い洞窟の奥で男女が繋がっています。コウモリなんかも来るようで、手造り感満載ではありますが、やはり析出物と堆積物で結構狭く感じました。
よくこんな凄いもの作ったなと思いました。個人的には内湯だけでも大大満足な感じです。
朝食に関しては出発が早く弁当にしてもらったので、まあ評価は難しいです。
最後お見送りもありました。道案内を丁寧にしていただけました。
天草地方は初訪問ではありますが、日本にはまだまだ色んな知らない温泉があるなと思わせてくれた宿でした。
文句無しの極上温泉です。10人が参考にしています
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めちゃくちゃ良い温泉でした!!
中は写真NGなんで、もー、行ってください!!
まぢ、今年1気に入った!!
2種類の泉質、洞窟w
寝湯
たまらーん!!
宿泊も出来ます!
私は日帰り利用(⁎˃ᴗ˂⁎)
またいつか行こう!!
大洞窟の宿 湯楽亭
詳しくは:
https://onsen.nifty.com/yokosuka-onsen/onsen004434/2人が参考にしています
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震災の影響で全部白湯みたいです。
初めて行きましたが白湯で本当に満足です!
脱衣場から出て最初の湯船は少し温めと熱めで2つに分けてある湯船です。優しくツルツル浴感です。
奥に行くと震災前は赤湯だったのかな?っていう個性が出てた析出物でこびりついてる足下のガタガタ。お湯は快適温度。飽きない。
洞窟風呂も全く温くない。色んなもの浮いてるけどしょうがない。お湯がどこまでも優しい。
析出表みてもよくわかんないけど(炭酸イオンが多く長湯温泉に炭酸イオン負けてないみたいなこと書いてあった)
風景は全く望めないけどお湯は楽しめます。3人が参考にしています
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天草の入口、大矢野の海沿いにあります。
上天草物産館脇からの海岸線沿いの道に「弓ヶ浜温泉」と書かれた誘導看板が立っていますので、
それを見ながら進むと到着します。
立ち寄り利用料金500円を支払いさて入浴。
浴室の扉を開けると一見あまり特徴の無い透明な湯の張られた
小さめのタイル貼り浴槽が。
一瞬、話に聞く赤湯の旅館とは別のところに来てしまったかな・・・と思いましたが、
よく見ると浴室端に奥へと続く廊下があります。
で、その先が温泉津温泉・薬師湯並にこんもりの析出物に囲まれた赤湯浴槽でした。
端には岩状になった析出物が飾ってあります。
このお湯、名前は赤湯ですが日によって色が変わるとか、
この日は薄茶色、口に含むと石灰分の混じる甘辛い味。
底は粉状の石灰質が積もっておりザラザラしています。
そしてその先に崖を掘って造られた洞窟風呂が。
壁にノミ跡の残る手造り感満載のの洞窟、
中はサウナのようにポカポカです。
そして底にはプレート状の石灰質がこんもりと堆積。
手で掬ってみると小枝や髪の毛が相当混じっていたのはちょっと・・・。
最後に入口の透明なお湯、温めで赤湯の仕上げにぴったりです。
沸かさず・加工せずの野趣に富んだお湯が自慢の施設、
あまりに自然のまま過ぎて好みが分かれる所と思いますが、
話の種にはなる、といった感じのお湯でした。4人が参考にしています
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上天草市の弓ヶ浜温泉にある少々レトロな温泉旅館です。国道から細い住宅街の道を数キロ進むと、周囲には何も無い場所に一軒宿の旅館が存在していました。ここは赤湯と白湯の2本の源泉を持つことが有名で、浴室の扉を開けるとまず2つに仕切られた無色透明な白湯が目に入りました。ここはとりあえずパスして、いかにも後から増設したと思われる奥へ向かう通路を進むと、浴槽から床にかけて多量のクリーム色の析出物で覆われた赤湯がありました。平成8年に湧出した当初はお湯の色が真っ赤であったことからこの名が付けられたそうですが、現在では少し緑色掛かった濁り湯で、表面には膜を張るように成分の結晶が浮いていました。実際に入浴してみると、湯温はやや温めで肌触りは見た目と同様のギシギシ感、大分県の長湯温泉にも似ているようで少し異なる浴感でした。更に外に出ると露天風呂から続く手掘りの洞窟風呂があり、この洞窟が予想以上に奥まで深く、よくここまで掘ったものだと感心してしまいます。この露天~洞窟風呂にも赤湯がたっぷりと掛け流されており、底は堆積物ででこぼこしている上にサラサラの沈殿物が多量に沈んでいました。最後に締めで白湯に入ったところ、体感で約30℃、ツルツル感があり実に心地良くウトウトとしてしまいました。この白湯は昭和52年に湧出したようで、当初はおそらくこの源泉一本で営業していたと思われますが、これだけでも十分なレベルです。とにかく、何もかもが個性的で一度立寄ったら忘れることが無い温泉です。
2人が参考にしています
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赤湯と白湯があり白湯はぬるめです赤湯内湯は熱めでとても気持ち良かった。赤湯内湯の湯口の析出物が、お化けクラゲちゃんみたいな感じで感動しました。写真は男湯のお化けクラゲちゃんですが、女湯のほうがメガお化けクラゲちゃんでした。赤湯は他に露天風呂(ぬるめ)洞窟風呂(ややぬるめ)があります。内湯が1番、湯のフレッシュさを感じられ気に入りました。入浴料500円でもお得感がある温泉です。
温泉道の方には湯あがりコーヒーか、お地蔵さんポストカードをプレゼントしてくれます(^^)3人が参考にしています
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初めて訪れると、なかなかいい構えの玄関に心が躍る。いい温泉があると聞いて、4月11日、宿泊した。
「うちにはいろいろな湯船があります。楽しんでみてください」--仲居さんの声に押されて、到着後、すぐさま温泉に。一番奥が洞窟風呂。黒川温泉の新明館の洞窟風呂を模したのではないかと思えた。くりぬいた砂岩の岩がそっくりなのが、連想のきっかけだった。
大浴場も露天も析出物がすごく、下手をするととがった析出物で怪我をするほど。成分がすごく、洗い場は棚田のようになっている。
湯船の種類は、最初女性用になっているほうが多い。ただ、湯船自体がおおざっぱで、しっくりと心を癒す面がないのが気になった。いい温泉だけに、もう一工夫が必要ではないのか。それが感想。
それは料理にも言えた。地の魚がこれでもかというほど出てくるのだが、くどすぎの感がする。ほんの少し工夫すれば、感動ものなのに、うんざりしてしまうのはいささか残念だった。たとえば料理に渡り蟹が一杯出たが、これが少し鮮度が落ちていたのだろう、少し匂った。このホンのちょっとが我慢ならない場合もある。3人が参考にしています
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平日に泊まりました。温泉は文句なしに最高でした。
特に露天がよかったです。ただ食事の面で品数は豊富でしたがもっとおいしい海の幸をたくさん食べたかったです。2人が参考にしています
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1/14に母と一泊してきました。
お風呂は入ってすぐ透明な湯がありその次に白湯、そして露天&洞窟が赤湯になってました。
男女入れ替えになってます。広い露天と洞窟がある方が気持ちいいですね~。
料理は3段階あって私たちは真ん中にしたのですが伊勢えびの刺身や天ぷらなど食べきれない量が出てきました。
ただ、本当に魚ばかりで肉が1つも出てこなかったので最後は魚に飽きちゃいました(笑)
でも、本当においしくいただきました。
従業員さんもとても感じよくとてもいい旅行になりました。
ちなみに少し前に秘湯の会に入られたそうです。2人が参考にしています
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