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天草の入口、大矢野の海沿いにあります。
上天草物産館脇からの海岸線沿いの道に「弓ヶ浜温泉」と書かれた誘導看板が立っていますので、
それを見ながら進むと到着します。
立ち寄り利用料金500円を支払いさて入浴。
浴室の扉を開けると一見あまり特徴の無い透明な湯の張られた
小さめのタイル貼り浴槽が。
一瞬、話に聞く赤湯の旅館とは別のところに来てしまったかな・・・と思いましたが、
よく見ると浴室端に奥へと続く廊下があります。
で、その先が温泉津温泉・薬師湯並にこんもりの析出物に囲まれた赤湯浴槽でした。
端には岩状になった析出物が飾ってあります。
このお湯、名前は赤湯ですが日によって色が変わるとか、
この日は薄茶色、口に含むと石灰分の混じる甘辛い味。
底は粉状の石灰質が積もっておりザラザラしています。
そしてその先に崖を掘って造られた洞窟風呂が。
壁にノミ跡の残る手造り感満載のの洞窟、
中はサウナのようにポカポカです。
そして底にはプレート状の石灰質がこんもりと堆積。
手で掬ってみると小枝や髪の毛が相当混じっていたのはちょっと・・・。
最後に入口の透明なお湯、温めで赤湯の仕上げにぴったりです。
沸かさず・加工せずの野趣に富んだお湯が自慢の施設、
あまりに自然のまま過ぎて好みが分かれる所と思いますが、
話の種にはなる、といった感じのお湯でした。4人が参考にしています