口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2008年9月9日)
10件中 1件~10件を表示
前へ 1 次へ
-
数年ぶりに両親と3人で旅行したのですが、滞在中、とても心地好い時間を過ごせました。
緑に彩られた敷地に足を踏み入れた途端、静かで穏やかな、そして非日常的な空間に引き込まれるような感覚を覚えました。東京を離れ、自然に囲まれた中でゆっくりと休暇を楽しみたかったので、まさに望んだイメージ通りの素敵な宿でした。
アンティークがさりげなく飾られたロビーでもてなしを受け、離れへ。昭和の佇まいを残した離れはアロマの香りが漂い、掃除も行き届いた清潔な空間……備品もすべて、心遣いが行き届いてました。人数分のドライヤーとか、女性としては意外と嬉しいものです。
宿は予約でいっぱいのはずでしたが、食事の時以外、広い敷地内で誰かとすれ違うことは殆どありませんでした。人の声もせず、とても静か。残暑のせいもあり、昼は蝉の鳴き声だけが響いてました。
温泉ですが、驚いたことにどれも空いていて、貸切状態で入れない……ということはなかったです。緑に包まれた大浴場と竹林の湯を2回ずつ、残りの内湯もすべて入って、滞在中の入浴回数は10を超えるほど……と、相当欲張ってしまいました。湯布院の湯はとろんとマイルドな感じなのですが、その効果にはびっくり。気づけばお肌はつるつるに。湯量も豊富で、かけ流しのお湯を贅沢に使ってしまいました。
お湯とお風呂もですが、特に嬉しかったのは脱衣所の清潔さと設備。綺麗なタオルの山、ドライヤー(部屋のものとは別にアリ)、基礎化粧品やほてった体を冷やすためのポータブルのクーラー(?)など、どの脱衣所も整えられ、清潔感にあふれてました。
食事は行く前から楽しみにしていた古い民家を改築した食事処にて。当初は部屋食のある宿を希望していたのですが、食事処の建物のことを知ってそれもアリかな~、と興味深々。内装は古風だけどモダンな要素も混ざっていい感じの空間。ここでは他の宿泊客と一緒に食事を取るのですが、部屋やそれぞれの席が上手に区切られていて周りを気にすることなく食事をいただけました。小さな子供を連れた家族や大人数の一行は別室に通されるなど、静かに会話を楽しめるようにと宿泊客の席の配置が上手にされていたと思います。お給仕してくださる方とさりげない会話を交わしたり、予想以上に楽しい時間を過ごせました。自家製の果実酒、美味しかったです。
食事はありえないほどボリュームたっぷり。野菜メインと聞いていたのですが、相当空腹状態で臨まないと食べれないほど品数も量もあります。味付けもとても上品で、地元で採った素材の味をいかしたものばかり。普段、外食が多いせいか、ありきたりの魚や肉料理には飽きていたので、野菜の素朴な味を堪能できてある意味、新鮮でした。体にいいものを食べたって満足感あり。ただ、どうしても全部食べれず……食べ残したのが残念でした。また行く時は量少なめで……と事前にお願いしようと思います。あの量は無理!
唯一困ったのは、夏なので蚊が多かったこと。露天ならよくあることですが、山の中ということもあり、若干多かったような気が……。夏に訪れる際はウナコーワなど虫さされの薬をお忘れなく。
最後に宿で働く従業員の皆さんの心意気(?)が最高でした。旅館の仲居さんのような、そういったお決まりのサービスとはちょっと違います。印象としては、典型的な温泉旅館というよりは、都心の有名ホテルや高級エステの接客マナーに近い感じ。宿泊客が快適に過ごせるようにと配慮された、素直で気持ちのよいサービスを受け、この宿に来て本当に良かったと思いました。初めて訪れた場所ですが、あれだけくつろげたのは周りの配慮もあったのでしょう。皆さんが着ている作務衣もシンプルでかっこよかったです。
チェックアウトを済ませ、車に乗って去る際、従業員の皆さんが並んで、とてもとても大きな声で「いってらっしゃいませ!」と手を振りながら見送ってくださったシーンが記憶に残っています。父も母も「照れるわね」とニコニコ笑っていたのを覚えています。
大切な人に紹介したり、私自身が癒しを求めてまた戻りたい宿です。0人が参考にしています
-
5部屋もある萱葺きの離れ「我不歳月」に2名で泊ったのですが(2人で7万円ちょっと)とても良かったです。すいていたおかげか、9ある貸切湯はほとんどガラガラで、好きなときに入れました。竹林の湯や、大露天、小さい窓の湯や、岩湯などとても良かったです。知らない人と一緒にお風呂に入るのを嫌う人を連れて行ったので、全てが貸しきり湯というのは、とても嬉しいものでした。部屋についていたお風呂も素敵でした。
これだけの湯量をかけ流しにできる環境にも驚きました。
欲を出して、ちょっと改善して欲しい点は、
ご飯はとても美味しく、メッセージも手書きで摘んだお花も箸おきになっていてとても素敵だったのですが、若者としては、もう少し、野菜ばかりより、お肉系も多い方が嬉しいかなあと思いました。(健康には良いかもしれませんが)
また、夏場の夕方からは、蚊よけのアロマがたかれたり、蚊よけの腕輪をしていても蚊がいるのは難点です。テレビがBSのみなのは少し寂しいですね。でも、テレビを見ないで虫の音やCDを聞いていたい宿でもありました。
せっかくの離れの部屋で食事ができたら最高ですが、さすがに坂が多いところなので、それは無理かなと思いました。高齢者には坂が厳しいと思います。
従業員の方もすごくプライドを持って働かれていて、素敵でしたが「いつも頑張っているから、こういうご褒美があるんです」との表現は、「私、頑張っているかしら」とちょっぴり、客人にプレッシャーを与えてしまうかもしれません。
館内の無料温泉卵、ジュースは嬉しかったです。
できればもっとはやくチェックイン、ゆっくりチェックアウトしたいけれど、それはきっと無理ですよね。今はもう一棟はなれを建てているようで、最初、工事中の建物に行き着いたときは、ちょっと驚きました。中に入れば、別世界で、ところどころある置物がすごく素敵で、こういう家を建てて自然とともに暮らしたいと思いました。
また是非行きたいと思います。1人が参考にしています
-
憧れの旅館だったのに期待はずれでした。
大きな露天を貸し切りで利用できるのはいいですね。
だけど他のお風呂ははっきり言って大したことないです。
私が泊まった日は少し雨が降っていたのですが、傘さして坂道をあがっていくのは面倒でした。
せっかく行っても使用中だとかなり凹みます。
他のお風呂ははっきり言って大したことないです。
料理はお肉や魚が食べたい方は止めたほうがいいかも。
野菜中心で、味は濃い目。
美味しいけどあきてきます。
けっこうな金額なのに微妙な感じですね。
あと上から目線な感じの接客も気になりました。
確かにセンスいいし環境もいいけど、私が行った時は目の前で工事が。
外から丸見えなのはいかがなものかと。
これだけの金額払うならもっといい旅館があると思いました。
もう行かないでしょう。0人が参考にしています
-
九州の温泉宿はかなり制覇しました。
食事、温泉、接客などトータルするとこれくらいの点数になるかと思います。
敷地が広く高低差もあるので体力がある若い人向けかも。
温泉というものは泊まってみないとわからないものだな、と感じました。0人が参考にしています
-
このおやどはすばらしいの一言です。
スタッフの方々のおもてなしはまさに『プロ』です。
しゃべり方、お料理1つを出すのにしろ、お客へのやさしさが伝わってきます。
他にも敷地内の庭のテラスにはアイスコーヒーを用意してくださるなど気配りを感じることができます。
温泉もとてもよいです。おやどには家族で泊まったのですが、温泉を貸切にでき家族だけで入れるのがとてもうれしく思いました。
そしてなんといっても離れの居心地の良さ。
離れに1時間もいれば我が家のようにくつろぐ事ができました。
窓から見える緑はとてもきれいでした。
あと敷地内にはバーがありそこも雰囲気がよく、おすすめです。
毎年旅行は行きますが、こんなにおやどを離れるのが悲しかったのは初めてです。
また、『何回も行きたい』と思わせるおやどでした。0人が参考にしています
-
漢の部屋に4月に宿泊しました。
やはり九州の宿の中では各紙かなり大きく取り上げてある宿なのでかなり期待して宿泊。
<良かった点>
大露天風呂が貸切湯なので普段ではあり得ない広さの石風呂をプライベートに満喫できる。
各施設や庭、お部屋は大変手入れが行き届いており、歩いていて気持ちがよい。
<悪かった点>
9つある貸切露天のうち6つは1ヶ所に密集しており、シャワーが無かったり極端に狭かったりと決して貸切湯としてのレベルは高くない。
館内用に作務衣を着るように指示されるが、他のお客さんにスタッフと間違えられたのとサイズがちぐはぐで見た目に格好悪く、また女性としては浴衣が選べないのは残念だということ。
部屋のテレビがBSしか見る事ができず、バラエティ番組を見ながら寝そべるといったことが出来ない。
朝は良いのだが、夜もほとんど野菜中心の献立でそんなに手を加えてある訳でもないので少し年配の方ならいつも食べているような粗食が大量に出てくる。
冷蔵庫のビールを飲もうと思い注文票を手に取ると、いかにも取るなよと言うように各備品の値段がべらぼうに高くつけてあり、主要な備品の数をチェックしてある表も別にあり、うかうか部屋のタオルをお風呂に忘れて帰れない。
アメニティの数が実際滞在する間に使用する量に比べ少なく、またシャンプー・リンス・ボディーシャンプーも各1種類のみ。
大露天風呂と竹林風呂に体や頭を洗う用の施設・シャンプー等が全くなく、朝から入浴する際は他の小さい貸切湯とはしごせざるを得なかった。
風呂や客室は覗こうと思えば簡単に覗けるような造りになっている所が多く、 カーテンなどもなかったりするのでおちおち裸になれない。
スタッフごとに接客のレベルに雲泥の差があり、宿泊後に「今度から泊まられた部屋が安くなるんですよ」という言わなくていいことを言ったり、他の宿を酷評したあと「もしかしてそちらに今日おとまりですか」と言われたり、スタッフ・オーナー共に少し慢心してるところがある。
ということもあり、少し辛口採点ですが、こういったクチコミサイトから色んな意見を取り入れていくことにより温泉ブームが去った後も生き残れる宿になると思います。大人2名宿泊して7万ちょっと支払いましたが、一人2万位が相場だと思います。0人が参考にしています
-
3月上旬に我不歳月に1泊しました。
入り口から期待を持たせるような造りになっており、チェックインの手続きを済まし、ゆず湯を頂くと、案内の方が施設や温泉について一通り説明をしてくれます。話し方や振る舞いが大変落ち着いており好印象でした。
我不歳月はさすが古民家を移築しただけあり、柱や茅葺き屋根等すばらしく、普段見慣れない我々にとっては一見の価値があるものでしが、古民家だけあり朝はかなり冷え込みました。
料理のほうは、野菜メインのヘルシーな感じのものでしたが、普通の方が全部食べるのには苦労するくらいの量でした。
新鮮な刺身や肉料理等の豪華な食事を期待して宿泊する方には、向かない内容ですが、個人的には、「たまにはこういうのも良いかな」という感じで満足でした。
難点をいえば、時期にもよると思いますが露天風呂の脱衣所(部屋つきの風呂も)に暖房設備がない点と、風量の少ないヘアドライヤーしか置いていない点が気になりました。
九州も冬になればそれなりに寒くなると思いますが、せっかく温まっても脱衣所の寒さと、その後に濡れた髪を乾かすまでにかなり時間がかかります(髪の長い方は特に)。また、脱衣所がそういう環境なので長湯のできない子供等は、冬季に入浴させるのは勇気が必要です。風邪を引かせるのを覚悟でないと入浴できないでしょう。
竹林の中にある露天は、雰囲気はありますが脱衣所がバスの待合見たいな作りなので、ほとんど外で着替えているような感じです。
好評な宿ですが、冬季の場合ハード面で改良の必要のある箇所が、いくつかありそうです。
以上の理由から部屋・温泉施設・料理・サービス・再び宿泊したいと思うかなどを総合的に判断して星3つの評価となりました。0人が参考にしています
-
素晴らしいの一言です。
みぞれ交じりの雨が降る中、スタッフの方が外で客の到着を何時間も待っていました。
洋館に宿泊しましたが、調度品はどれも素晴らしく、二階は純和風。アメニティや部屋の設備も充実していて不自由を感じませんでした。
7つ位あるお風呂はすべて貸切にでき、目的のお風呂が使用中でも、他のお風呂がどれか空いてるといった感じで、温泉三昧を満喫できました。 一番大きな露天は20人は入れるかという大きさで、これを貸切にできる贅沢は格別です。
夕食は母屋の食事処で。土地のものを使った野菜中心のメニューで、味付けは少し濃い目。量は食べ切れないほどで勿体無いくらいでした。 料理の味も然る事ながら、スタッフの仕草、料理を出すタイミング、喋り方、どれをとっても良い感じでした。
広く、なるべく自然のままを残した敷地の中に、ぽつりぽつりと茅葺の離れや母屋・・・ まるで古き日本の原風景にタイムスリップしたかのようでした。
何処かの、流行に乗って、「とにかく露天付離れを建てました」と言うのとは訳が違います。
敷地内にあるバー散人居も超おすすめです! シガーや地下にワインセラーもあって、長い夜を愉しむワインを選んで頂きました。
夜半から本格的な雪になり、車のガラスが凍ってるのではないかと思いましたが、チェックアウト時には、スタッフの方がお湯をかけて溶かしてくれていました。
ハード面は言うに及ばず、スタッフの方の親身な心遣いに、日頃の忙しい毎日で、忘れかけてた優しさを思い出せた宿でした。0人が参考にしています
-
4500坪の中の木々の合間に8棟の離れが散在し、どの建物も個性を放っている。母屋のインテリアは重厚感が漂い2階はサロンになっていて滞在中コーヒー等のサービスがある。
『漢』という一番小振りの離れに宿泊。二名専用でかなり狭い。お風呂はないが部屋を出るとすぐのところに『昭和の湯処』という貸切の湯が5室並び、少し歩くと更に1室、坂を上ると竹林の湯や大露天風呂・蒸し風呂などがあるので不自由はしない。大露天風呂は20人は入れると言う広さで、ここを二人で貸し切れる満足。しかもどの風呂も空いていれば入れる形式である。
スタッフは男女同数くらいはいたのだろうか、黒の三つ紋の入った作務衣を着て、これが静かな品をかもし出している。キビキビと立ち働いているが皆余裕を持ってこなしている様に見え、庭を清掃していても宿泊者が目に入ると邪魔にならないようにしているのがさりげなくできているのがすごい。食事の時も各テーブルに実に静かに配膳をしてくれるが、質問には的確に答え、その間合いや声の大きさ等にも神経がいっているのが分かる。観光等についても親切に調べてくれる。
さて料理。これはもしかしたら時期によって大きな違いがあるかも知れないという気がした。地のものを使った野菜の料理がメインで旬の食材は何かということでも変わってくる気がする。概ね美味しいが中にひとつふたつは?という味のものも。朝食は素晴らしかった。とても手がかかっていて味も良く見栄えもする盛り付けで、見ただけで食欲がいや増すのである。
総合的にとても楽しめる宿であった。スタッフの質の高さはどこか岩の湯と合い通じるものがあるように思えた。次は是非「我不歳月」に泊まってみたい。0人が参考にしています
-
二本の葦束には、全部で8棟の離れだけ。各棟には露天風呂や温泉がついている。どの棟も全く個性の違う建物で、我々一行3人は「我不歳月」という建物に通された。この宿の中では一番大きなものという。部屋は10畳の和室2つ、大きなリビングに書斎、寝室、中2階の和室に土間、広い廊下、全部で何室あるのかというくらいの建物だ。リビングにはオーディオセットが置かれ美しい音楽を聴きながら由布院の町が美しく見下ろせるという最高の贅沢を味わい、この大きな空間を3人だけで堪能できたのは、素晴らしい体験だった。部屋つき温泉以外に山の中の二つの露天風呂と7つの棟続きの露天風呂が全て貸しきり。贅沢を味わうには最高の宿だと思う。料金もリーズナブルだ。料理やスタッフのもてなしもこの宿独自の個性を出していて、オーナーのこだわりを強く感じることができる。
0人が参考にしています
10件中 1件~10件を表示
前へ 1 次へ