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2007年12月にできた新しい施設で、「フォルテワジマ」というショッピングビルの地下1階にあります。ホテルの浴場といった感じで高級感がありいい感じです。地下なので露天はありません。浴室内の照明は薄暗くアダルトな雰囲気です。源泉浴槽・半循環浴槽・つぼ湯・座湯・シルクイン・水風呂があります。シルクインとは微細な気泡を人工的に発生させる事で湯を白濁させている浴槽です。
この中で特筆すべきは源泉浴槽です。炭酸を高濃度で含む強塩泉で土類(カルシウムやマグネシウム)や鉄分も含む個性溢れ存在感のある源泉が掛け流しで楽しめます。湧出温度が32.3℃のため38℃まで加温しておりますが、源泉の個性が充分に感じられる良質泉です。
浴槽の湯では土類臭と金気臭が感じられますが、湯口では炭酸臭が強く他の匂いはあまり感じられません。この炭酸臭は兵庫県の「よかたん」のように息が苦しくなるほどではありませんが、私が行った温泉の中では「よかたん」に次いで第2位です。
湯に入ると炭酸による清涼感が感じられ、38℃とぬる目の湯であるにもかかわらず炭酸の血行促進効果で不思議なくらいポカポカと温まります。
浴感は本来は個性の薄い湯なのですが、炭酸による泡付きのために擬似的なツルツル感があります。この泡付きは下の湯~ぼーと氏のクチコミでは泡付きがなかったという事から天然温泉は生き物なので日によってコンディションが違うということなのかもしれません。あるいは午前10時の開店時間前に源泉浴槽に張った新鮮な湯が私の入浴した午後1時の時点ではまだ鮮度が保たれていたということかもしれません。本来は個性の薄い浴感といってもただの湯とは明らかに異なるやさしい肌ざわりは感じられます。
湯の色は鉄分を含むために茶褐色に濁っております。透明度は30cmくらいです。
なめてみると強塩味+中苦味+弱炭酸味が感じられ、この湯が高張性の湯であるとわかります。
浴槽の縁には少し析出物が付着し始めておりました。土類の含有量が「花山温泉」ほどではないので、あそこまでになる事はないと思われますが1年後どうなっていのか楽しみです。
和歌山市は「花山温泉」や「本町温泉夢想乃湯」といったレベルの高い温泉施設がありますが、これらを凌駕する名湯が誕生し大変喜ばしく思いました。1人が参考にしています







