-
やはりここは外せないと思い、いつもならホテルで朝湯をするところを我慢してこちらに伺いました。大正時代に共同浴場として建造され、現在はすぐ近くにある国民宿舎「青雲荘」の外湯となっているそうです。雰囲気のある外観を見て、入る前から期待が高まりました。
お湯の方は、雲仙随一の白濁湯というキャッチフレーズに示されるとおりの見事な色。もちろん強烈な硫黄臭もあり、浴室に入った時に岩手の網張温泉を思い出しました。宿泊したホテルのお湯ももちろん良かったのですが、インパクトはこちらの方が上。整った設備の所よりも、こういったひなびた雰囲気を味わうのが温泉めぐりの楽しみといえるでしょう。
単純硫黄泉(硫化水素型):63.5℃、pH3.85、成分総計426mg/kg8人が参考にしています