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2度目の訪問。半作嶺が乙女の寝顔に似ているといわれ、その近くにある温泉なので「乙女の湯」と名付けられたらしいです。かなり山奥で、廃校になった所に造られた施設です。
内風呂だけの小さな温泉ですが、湧出量は毎分680Lと和歌山県下では本宮のわたらせ温泉に次ぐぐらいの湧出量です。(某日帰り温泉施設の雑誌を参考)ガラス張りで庭と山が見えます。(最初この山が半作嶺なのかなと思い、湯上がりに職員に聞くと違うと言われました。近くと言っても2kmぐらい離れていると言われました。)
09年度の温泉雑誌では、掛け流し・循環併用となっており、10・11年度では循環となってましたので、湯の使用状況が変わったのかなと思いました。利用した時は浴槽から湯が溢れてましたが、少なくとも完全な掛け流しではないです。においを嗅ぎましたが、塩素臭は全くしなかったです。今まで行った所は強弱はあれ、においはありましたから、そういう意味ではめずらしかったです。680Lもの湧出量があるのに、循環利用しているのはもったいない気がしました。これで掛け流しなら満点付けていたと思います。
泉質はアルカリ性単純温泉。単純温泉は白湯と変わらないといった見方や、単純温泉は特徴がないけど、一番いいといった+-両方の意見を聞いたことがあります。私個人としては、特徴がないといっても白湯とは浴感が違うような気がするので、それはそれでいいと思います。この富里温泉も循環温泉にしてはなかなかいい方だと思います。ですので4点つけました。山奥ながら訪れる人も少なくありません。
白浜→椿と回って、最後にここに行きました。18時回って後にしましたが、外は街灯もなく真っ暗でした。山奥で夜道なので、帰りは充分注意して行かなければなりません。
あとサービスとして、誕生日にここを訪れると「産湯の日」として入浴料が安くなります。誕生日が分かる証明書が必要です。0人が参考にしています