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こういう村おこし的温泉施設は,お役所にありがちな見かけ倒しなところが多くて,ずっと敬遠してたのですが,今日は疲れていたのか,目の前の看板を見るや否や吸い込まれるように入ってしまった。案の定,廃校になった小学校のリユース施設で何だか期待薄。駐車場に車がたったの2台で,昼寝を目的として来た僕としては,嬉しい予感。
入ると「このお湯は飲めません」の貼り紙。「ゲッ循環か?」と思いきや吸い込み口の吸い込みはなさそうだし,オーバーフローも十分と他のコメント同様です。浸かってみると何の変哲もないお湯。匂いもなければ味もなし,ヌルヌル感もなし。場所的には,エビネ温泉や湯川温泉のような単純硫黄泉を期待していたのにガッカリ。アル単特有の真綿でじんわり絞められるような浴感もない。どちらかと言えばキシキシする感じ。…ところが,湯船から上がって体を洗い二度目に湯に浸かって…。ガビーン!前半のボディブローが効いて来たって感じで,あっけなくノックアウト。このまま浸かっていると湯当たりして寝込んでしまいそうな予感にタオルを投げ込んだ。いやぁ~!これは侮れない秘めたる実力の持ち主。年に2,3人の死者を出す程の俵山温泉に匹敵する極上質の湯です。清潔感のある畳の休憩所は空いていてグー!これを見て殺到するなんてことにならないことを祈る。ただし,嫌煙家にはこの休憩所はお薦めしません。10畳程であまり広くないし,各テーブルに大きな灰皿がでーんと置いてあるので,2,3人が喫煙したら逃げ場がないよ。だから,あまり行かないでね。0人が参考にしています