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「温泉シールラリー」で10月下旬の日曜日午後5時ごろ到着。駐車所はいっぱいで少々待ちました。
ここの源泉は大白川2号泉と3号泉。そのいずれかを交互に使われるようで。2号泉といえば大白川露天風呂と同じもの。この日どちらの源泉を使っていたのかは不明。まぁ2号泉と3号泉とも同じような成分です。大白川露天風呂の近くから14kmもこの辺りの温泉まで引き湯されているんですね。
温泉は大浴槽の内湯、桧湯、寝湯と露天のみでサウナなし。全体的に広々しています。駐車場や休憩所はいっぱいで脱衣所も少し窮屈でしたが、浴室・露天は広く混んでいるという感じがあまりしません。
露天もクールダウンできるスペースは豊富です。3人ほどと6人ほど掛けれるざら板と椅子が2脚。その他露天の多くの縁石が座りやすいそうで休む所は困らないかと。
ほんのりしょっぱい味と硫黄臭。到着時が暗くなってきていましたので正確にはわかりませんが、大白川と同じ無色透明かと。硫黄臭は大白川に比べるとやはりダウンはしていますね。
露天は暗かったので、景観はよく分かりませんが、視線を落とすと細い道がすぐそこにあり。
犬を散歩しているおじさんがすぐ目の前を通っていきました。少し高さがありますので、あちらからは温泉は見えません。
湯上がりはものすごく突っ張ります。まるでのびのびサロンシップを引っ張りぎみに張っているような感じ。
この感触はなかなか他の温泉では味わったことのない感じです。これだけでも充分インパクトあります。
ただし、湯上がり時にかけ湯などをすると若干その感じはなくなると思います。
湯上がり後は突っ張り感は消えますが、それだけ肌になじんだということなんでしょうか。
またポカポカさはかなり長く続きますね。翌日まで感じることが出来ましたのでこの持続性はほんと素晴らしいと思いました。まさしく冬向き温泉です。
大白川露天風呂の方には夜に立ちよる事は出来ませんし、また谷底へ落ちないともいえない道を上がっていくことを考えるなら14kmの引き湯だとしてもここの価値は十分あると思います。
大白川温泉2号泉と大白川3号泉を交互に使用。
引湯管を利用。引湯距離1,400m。
熱交換機により温泉を冷却をしているが温泉到達温度の変化により加水する場合があり。
源泉名 大白川2号泉
含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(アルカリ性低張性高温泉)
pH8.7、泉温 92.5℃、湧出量 記載なし(掘削による自噴)、
Li 3.8、Na 501.9、K 90.6、Mg 1.4、Ca 21.6、Sr 1.0、Zn 0.02、
F 1.4、Cl 775.8、Br 3.0、I 0.2、HS 5.9、SO4 45.3、HPO4 0.1、HCO3 144.0、CO3 13.8、
メタケイ酸 229.6、メタホウ酸 27.7、メタ亜ヒ酸 1.59、H2S 0.3、
蒸発残留物 1,808mg/kg、溶存物質 1,869mg/kg、成分総計 1,870mg/kg、
分析終了年月日 平成15年9月5日
源泉名 大白川3号泉
含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
pH7.9、泉温 90.9℃、湧出量 記載なし(掘削による自噴)、
Li 2.3、Na 330.4、K 58.4、Mg 1.8、Ca 24.5、Sr 1.1、Mn 0.06、
F 0.9、Cl 505.3、Br 1.6、I 0.2、HS 3.8、SO4 39.8、HPO4 0.2、HCO3 137.3、CO3 3.0、
メタケイ酸 145.8、メタホウ酸 17.5、メタ亜ヒ酸 0.94、CO2 4.0、H2S 0.5、
蒸発残留物 1,172mg/kg、溶存物質 1,275mg/kg、成分総計 1,279mg/kg
分析終了年月日 平成15年9月5日
加水あり(源泉温度が高いため地下水を毎分30L加水。)、
加温あり(源泉温度が低下したとき、熱交換により加温している。)、
新湯注入量:毎分60L。左記注入量で満たされるまでの時間:3時間34分。
注入温度:58.0℃、
浴槽温度:42.5℃、
入替頻度:1日1回、
循環なし、完全放流式、
消毒なし。2人が参考にしています