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含硫黄の塩化物泉とのこと。源泉からの距離が長すぎるせいか、硫黄の香りは感じませんでした。ただ、緑っぽい塩化物泉に共通する(と思っている)匂いは、しっかりとあり満足できました。分析表によると、この匂いは硫化水素によるものだそうで、「へ~、そうなんだ」とひとつ勉強になりました。
基本的に加温していないので、小さい浴槽よりは大きい浴槽。内湯よりは露天。の順で、湯温が下がっていきました。不満はありません。
露天の湯は、利用客が多いのでしょう、他の浴槽より湯の汚れを感じました。
アルカリ性の湯とのことですが、例によって僕の肌はつるつるしませんでしたが、身体を自然乾燥させると動いたときに肌がぱりぱりするのが、おもしろかったです。木工用のボンドを10倍くらいに水で溶いて、肌に塗ったらこうなるかも・・といった感じです。ぱりぱりの後はしっとりとして、ぽかぽか感が持続しました。
源泉掛け流し、循環薬品投入なしで、文句をつける類の施設ではありませんが、源泉からの距離がありすぎて、湯の個性が無くなっている可能性があること。新湯の注入量が、毎分60リットルとのことで、湯船の大きさに対して少ないこと(白川郷の観光客がどっときたら、湯はかなり汚れるでしょう)。
などから、3点としてみました。もっとも、僕の点数自体あまり意味ないですけど・・。ただ、温泉シールラリーの参加施設であるにもかかわらず、まともな湯を提供している良心的な施設であることは、間違いありません。
(07.5.13入湯)1人が参考にしています