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湯屋は桃山風だとかいう木造のいい雰囲気の建物です。昨年九月にいきました。湯船も洗い場も木でできており、本当に落ち着く湯殿です。湯の花が舞う温泉は源泉か掛け流しです。問題はこのすばらしい温泉がレジオネラ菌対策のためにカルキでの消毒を始めたことです。
こんなすばらしい源泉をなぜと思うのですが、当局のお達しとあればやむをえないことなのでしょう。
ここの洗い場では蛇口にあたるところの木の板に戸惑う人が多いと思います。私はお湯の量の調節をこれですることを、土地のお年寄りの姿を見て覚えました。熱いお湯ですが何度か入ったり出たりを繰り返すと体がなじんできます。
この横に宿泊客か土地の人だけが入れる湯屋がありますが、こちらの温泉は、もっと温度が高く、やけどしそうな感じです。ところが体に耐性ができている土地の年配者は平気で入っていました。感動してしまいました。53人が参考にしています