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3月6日から2泊で行ってきました。
兵庫から車で行ったのですが 現地に着くとかろうじて周りに雪は残っているものの あいにくの雨模様ということもあり 期待していた雪深し・・・といった風情はありませんでした。
それでも 早くについたので福地温泉内にある「舎湯」という足湯小屋(?)というには余りに立派な建物で ゆっくり囲炉裏端でお茶をいただき 外の景色を見ながら足湯につかり チェックイン(15:00~)には 少し早かったのですが 「かつら木の郷」に向かいました。
車で乗り付けた途端 男性スタッフが車まで来て きちんとしたお出迎え。気持ち良く案内してくれました。その時点で 14:45。 隣に立派な囲炉裏のあるお部屋の横にあるロビーでお茶とお菓子をいただきながら記帳し しばらく待たされて 部屋に通されたのは 15:15くらい(ここまでがかなり長い) その上 まだ部屋の簡単な説明があり・・・これが こちらの宿の唯一の大きな問題です。
福地温泉には もらい湯のサービスというのがあり
① 15:00~16:00 18:00~21:00
② 浴衣を着て 歩いていく
という条件があるのですが このチェックイン時間で 実際 部屋に通されて浴衣に着替えてとなると もらい湯に行く時間がかなり制限されます。 特にこの「かつら木の郷」は福地温泉の端っこ(苦) 人気の高い「長座」や「孫九郎」は反対の端っこなので 一番奥の離れの部屋からだと どんなに急いでも10分はかかります。 これではせっかくの福地温泉挙げてのサービスも 気ぜわしい思いばかりが残ります。
しかし お部屋は12帖和室(寝室)+12帖和室(こたつ部屋)+12帖(囲炉裏部屋)+12帖(リビング)に洗い場(屋内)+露天風呂付きのお部屋で3万ちょっとと内容に比べて 考えられない程リーズナブル!!
この宿の泉質自体に さほどの個性は感じませんが 建物の作りがよく 奥飛騨温泉の雰囲気は十二分に楽しめます。
そして 十分な炭をもらえるので 部屋の囲炉裏でずっと炭遊びが楽しめ 個室の囲炉裏端でお食事がいただけることを考えれば 120点の宿だと思います。
夜には雪が降りだし まさかの雪見露天が楽しめました。 夜 雪が降る中 もらい湯に行った時の幻想的な白い世界の中 やわらかい明りが灯っていた町の雰囲気は 忘れることができません。
あと 食事のサービスをしてくれた若い女性を筆頭に 素晴らしいスタッフが多かったことが この宿の評価を大きく上げたことを書き加えておきます。
必ず 再訪したい宿のひとつになりました。2人が参考にしています