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口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2018年4月24日)
9件中 1件~9件を表示
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JR只見線の会津大塩駅から、車で約10分。国道252号線と只見線が交差する手前で、右斜めに田舎道を入って行くと辿り着く、滝沢温泉の自家源泉を持つ一軒宿。日曜日の午後、日帰り入浴して来ました。
石材店も営むため、左側の湯小屋の前には、たくさんの石碑や石像が置かれています。中に誰もいないようなので、右側にある母屋へ。湯小屋と母屋の間には青い鉄骨の源泉塔が立ち、石碑には「滝沢温泉松の湯 平成二年七月三日 ボーリングで湧出」と刻まれています。
夕飯の支度をしていたおばあちゃんが出て来てくれ、温泉に入りたい旨を伝えると、「初めてなら、説明しなきゃいげねえな」と一緒に湯小屋へ。中に入って、男女別の浴室の前にある炊事場の戸を開け、そこに置かれた料金箱(壺)を取り出します。「入浴料100円入れてね。誰もいないから。」と、料金の支払い方法を教えてくれました。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に2人分のシャワー付カランと1人分のプッシュ式カランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸のみです。
左側に6人サイズの石造り内湯があり、薄茶色に濁ったナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉(源泉名: 松の湯)が、かけ流しにされています。泉温52.6℃を、加水して42℃位に調整。PH7.1で、少しキシキシするような浴感です。温泉成分の析出物で、こんもりと覆われた湯口。湯を口に含んでみると、旨じょっぱい。浴槽の縁や床も、薄茶色の析出物でコーティング。湯面には、白い粉のような湯の花も浮いています。窓の外には、先程外で見た源泉塔。湧き出た源泉が、僅か1m足らずのホースを伝い浴槽に注がれる様は、本当に贅沢です。先客のおじいちゃんが上がられた後、貸切状態でまったりできました。
主な成分: リチウムイオン1.4mg、ナトリウムイオン2858mg、マグネシウムイオン190.9mg、カルシウムイオン377.4mg、マンガンイオン0.4mg、鉄(II)イオン3.4mg、鉛イオン0.1mg、フッ化物イオン1.4mg、塩化物イオン3087mg、臭化物イオン9.0mg、ヨウ化物イオン0.2mg、硫酸イオン2121mg、炭酸水素イオン1732mg、メタケイ酸108.0mg、メタホウ酸29.8mg、メタ亜ヒ酸0.5mg、遊離二酸化炭素174.8mg、成分総計10.89g11人が参考にしています
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代金を三回聞きなおしました。なんと100エンです。
ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉 窓のすぐ側で源泉が勢いよく汲み上げられていました。
源泉54℃ ホース3本から加水され浴槽内は43℃でした。
加水量は源泉温泉と同量に見えました。
浴感はシットリ。
館内、浴室ともに雑然としていました。9人が参考にしています
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場所やお湯の詳細は先達の方々の書き込みを。国道からの入り口の目印は「鳶一石材」の大きな石碑(?)(看板石?)。駐車場から建物の横の源泉が見える。おじさんに訊いたところ、結構掘った様子。
驚くような入湯料金\100を台所の筒の中へ入れ、いざ浴室へ。他の客も居ず独占状態。源泉と加水の水が浴槽に勢いよく注がれ、その分だけがオーバーフローしている。ちょっと笹濁りのような、舐めると塩っぱい。湯温は適温。源泉だけなら屹度熱過ぎる。
浴室は石屋さんらしく、壁の下部は名石が張られている。溢れ出るお湯は贅沢な気持ちにさせてくれる。今度は友人らと一緒に来られたら。4人が参考にしています
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浴槽です
1人が参考にしています
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源泉井戸です。析出物で大変なことになっています(感激)
0人が参考にしています
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柳津側からアクセスしますと、大塩温泉を超えまして、国道252号線がJRをアンダーパスするところがあるのですが、その手前を右の細道に入ります。しばらく行きますと石材店がありましてその中になります。
玄関で声をかけましても不在でしたので、電話を入れましたら石材店から人がやってきてくれました(笑)。入浴料金100円を支払い浴室に入ります。
脱衣所は狭く、籠のみ。石材店らしく色々な石像が置かれていたり、ちょっとした墨の絵があったりします。浴室は大きな浴槽が1つあるだけのシンプル系ですが、シャワーやカランの設備もあります。固形の石鹸のみですから、これは持参しましょう。温泉はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で、51.8℃、11.78g/kgの高張性の中性。温度が高いので加水しているのですが、これがホースで水を常時投入する分かりやすい方式でして、大体1:1の加水となっています。湯船の温度は40℃ほどになっていました。くっきりした塩味とほかほか感、白い油膜と茶褐色の濁りが特徴です。
共同浴場めぐりとなりますと、身体や頭髪を洗う機会がないので助かりました。それ以上に、いい湯がPRしてきて楽しい入浴になりました。これで100円とは、この界隈の温泉の有難味にただただ感謝ですね。3人が参考にしています
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奥会津の只見川界隈にはいくつもの温泉が点在し、ちょっとした温泉銀座を形成しています。滝沢温泉もその一つ。若松方面からは大塩温泉や湯倉温泉の隣奥に位置します。突撃したのは夕方6時過ぎ。一軒宿の民宿松の湯さんは、もともとは石材屋さんのようで、いかにも民宿といった建物の前にも見本の石がズラリと並んでいました。建物向かって右には源泉のポンプアップポイントがあり、これが凄いのなんのって。湯倉温泉顔負けの析出物が堆積し、ポンプ自体が存亡の危機に瀕しています。この析出物の凄まじさは、傍らに置かれたツルハシ、スコップ、さらにはハシゴを見ても分かるというもの。定期的に削り落とさないとポンプ自体が埋没してしまうようです。さらにポンプは、左右前後上下に激しく揺れ動きながらドカドカと源泉を汲み上げています。あまりに動きが激しく、そのうちヒョーンとすっ飛んでしまいそうな勢いです。生まれてこのかた、これほど懸命に働くポンプを見たことがなく、期待がますます膨らみました。このポンプだけでも一見の価値があると思います。
玄関に入って声をかけるとランニングにトランクス一丁でご主人らしき方がご登場です。裸の大将を髣髴とさせる風貌と雰囲気に度肝を抜かれながら、恐る恐る立ち寄りをお願いすると100円とのこと。安い!!大塩の共同湯でさえ200円だというのに安すぎる!! なんかポンプに悪い気もしましたが、ご好意に甘えさせてもらい、浴室へゴー。脱衣所は生活感あふれる共同湯風のシンプルなつくりで、椅子や体重計が設置され、壁には有難い金言がたくさん張り紙されていました。大将が張ったのでしょうか。
浴室に突入すると、2×2mはあろうかという石造りの湯船が一つ。内湯一本のシンプルイズベスト。天井には裸電球が配線むき出しでぶら下がり、カランが二つにシャワーが一つ、石鹸は赤いみかん網に入って備え付けられていたが、シャンプーなどは見当たりません。限りなく共同湯に近い印象。湯船は析出物でしっかりとコーティングされ、鄙び方もまずまず。窓越しには例のポンプが唸りをあげながら源泉を汲み上げており、湧出したての源泉がジャカジャカと湯船に投入されています。源泉が熱いため少量ながらホースで差し水されていました。
お湯は只見川界隈で見かけるカーキがかった黄土色。成分の濃さが一目でわかります。プーンと鉄臭の漂う湯は体感42~43度で、やや熱め。ガッチリとした浴感で体の芯から暖まる湯力は只者ではない感じ。帰りの車中でも汗がなかなか引かないほどでした。源泉を口に含むと金気味、薄ダシ味を感知。大沼郡生粋の湯であり、是非とも冬場に再訪したい湯でした。4人が参考にしています
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大塩温泉から、滝沢温泉へと車を走らせます。車で10分位走ったでしょうか。パチパチサイダーのお湯に入ったすぐ後で、もったいないとは思いましたが、ここまで来ると、寄っていこうという気持ちになってしまうのでした。
三匹の犬がいる前庭で車を降りると、民宿の奥さんが、「お風呂ですか~」と声を掛けて下さいました。
浴室の床や浴槽の縁が、温泉色に染まっています。この温泉色というのは黄土色です。広めの浴槽には、お湯がザバザバ右手の湯口から流れ出し、左手の湯尻からゴウゴウと惜しげもなく、流れ去っていきます。湯量といい、色といい、成分が濃いような感じがダイナミック・・・地球のエナジーを強く感じます。熱めのお湯が、温泉に入ったぁ~という充足感を高めます。こちらも炭酸が効いたお湯ということですが、口に含むと少し鉄のような味がします。長湯したら、バッチリ、効いちゃいそうなお湯ですね。
入浴した後、建物の横にある、源泉井戸を見に行きます。析出物でコテコテになった井戸の樋・・・一見の価値ありです。管理も手間がかかるのでしょうね。
お湯は良く、民宿の方も親切、そのうえ入浴料100円というのが、感謝、感激です。白い小さな犬も、とても可愛かったのでした。3人が参考にしています
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民宿松の湯さんは、石材店や製缶業も経営しています。
坂を上がった玄関前に駐車場があります。
玄関先には、墓石・七福神・温泉分析表他様々な石材が並べられ異様に感じられること
でしょう。
まずは、玄関先の地面に注目です。温泉成分の結晶が付着し模様が形成されています。
これは、冬季に地面の積雪凍結時は、大量の温泉を垂れ流して融雪している結果です。
つぎに驚くことは、浴室のすぐ脇の自家源泉井戸の温泉ドームに圧倒されることでしょう。
これらを見ただけで温泉の濃さが誰でも分かります。
もっと驚くことは入浴料金が共同浴場より安い、100円です。
浴場は男女別内湯各1つで露天風呂はありません。
2003.01.03以来の再訪です。
源泉名 松の湯
泉質 塩化物泉(ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉)
泉温 51.8℃
PH 7.0 蒸発残留物 10.695g/㎏ 成分総計 11.7605g/㎏
自家源泉井戸至近距離の新鮮極上温泉・大量掛け流し・加水調整可・入浴料激安100円・
道路が温泉成分結晶のオブジェ状態・源泉井戸は堆積した温泉ドームを形成・
湯口、浴槽、床が温泉析出物で見事に黄土色変色・金気臭・塩鉄味・熱湯・
大塩、湯倉、八町玉梨、会津川口(玉縄)、西山の各温泉と同系の泉質か?
浴場に入ると浴槽・床・湯口・側溝など温泉成分で黄土色に変色されて、温泉の濃さが
一目瞭然です。
浴槽脇のサッシ戸を開けると目の前に源泉井戸があり、そこから浴槽に湯が引かれた
超新鮮な極上温泉に極楽を感じます。
浴室には先客がおり、ここのご主人と思われる方が、源泉井戸のメンテナンスが大変だと
話されていました。
ここの滝沢温泉といい、大塩温泉共同浴場・湯倉共同浴場などこの周辺は、
青森県古遠部温泉の様に温泉ドームが出来るほどの濃い湯が多い事に驚きます。
湯の感触や実感は、皆様が実体験を是非して見て、感じ取って下さい。お勧めです。
2007.12.10 AM9:16再訪
4人が参考にしています
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