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投稿日:2009年6月8日
滝沢温泉 民宿松の湯 (滝沢温泉 民宿松の湯)
paw_pawさん
[入浴日:
2009年1月1日 / 滞在時間:
2時間以内]
55.0点

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奥会津の只見川界隈にはいくつもの温泉が点在し、ちょっとした温泉銀座を形成しています。滝沢温泉もその一つ。若松方面からは大塩温泉や湯倉温泉の隣奥に位置します。突撃したのは夕方6時過ぎ。一軒宿の民宿松の湯さんは、もともとは石材屋さんのようで、いかにも民宿といった建物の前にも見本の石がズラリと並んでいました。建物向かって右には源泉のポンプアップポイントがあり、これが凄いのなんのって。湯倉温泉顔負けの析出物が堆積し、ポンプ自体が存亡の危機に瀕しています。この析出物の凄まじさは、傍らに置かれたツルハシ、スコップ、さらにはハシゴを見ても分かるというもの。定期的に削り落とさないとポンプ自体が埋没してしまうようです。さらにポンプは、左右前後上下に激しく揺れ動きながらドカドカと源泉を汲み上げています。あまりに動きが激しく、そのうちヒョーンとすっ飛んでしまいそうな勢いです。生まれてこのかた、これほど懸命に働くポンプを見たことがなく、期待がますます膨らみました。このポンプだけでも一見の価値があると思います。
玄関に入って声をかけるとランニングにトランクス一丁でご主人らしき方がご登場です。裸の大将を髣髴とさせる風貌と雰囲気に度肝を抜かれながら、恐る恐る立ち寄りをお願いすると100円とのこと。安い!!大塩の共同湯でさえ200円だというのに安すぎる!! なんかポンプに悪い気もしましたが、ご好意に甘えさせてもらい、浴室へゴー。脱衣所は生活感あふれる共同湯風のシンプルなつくりで、椅子や体重計が設置され、壁には有難い金言がたくさん張り紙されていました。大将が張ったのでしょうか。
浴室に突入すると、2×2mはあろうかという石造りの湯船が一つ。内湯一本のシンプルイズベスト。天井には裸電球が配線むき出しでぶら下がり、カランが二つにシャワーが一つ、石鹸は赤いみかん網に入って備え付けられていたが、シャンプーなどは見当たりません。限りなく共同湯に近い印象。湯船は析出物でしっかりとコーティングされ、鄙び方もまずまず。窓越しには例のポンプが唸りをあげながら源泉を汲み上げており、湧出したての源泉がジャカジャカと湯船に投入されています。源泉が熱いため少量ながらホースで差し水されていました。
お湯は只見川界隈で見かけるカーキがかった黄土色。成分の濃さが一目でわかります。プーンと鉄臭の漂う湯は体感42~43度で、やや熱め。ガッチリとした浴感で体の芯から暖まる湯力は只者ではない感じ。帰りの車中でも汗がなかなか引かないほどでした。源泉を口に含むと金気味、薄ダシ味を感知。大沼郡生粋の湯であり、是非とも冬場に再訪したい湯でした。6人が参考にしています






