口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2020年2月14日)
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長湯温泉を流れる芹川の上流、温泉街から少し離れた里山風景の中に佇む、平成7年に開業した鉄筋2階建ての湯宿。また、九州温泉道の対象施設でもあります。以前から一度行ってみたいと思っていたので、平日の午前中に日帰り入浴して来ました。
入浴料600円は、玄関を入ってすぐの受付で。右手に廊下を進んだ先に、男女別の大浴場があり、男湯は左側です。コインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。湯気抜きがある高い天井の広い浴室に入ると、左側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、家庭用のものが数種類用意されています。
男女の浴室を仕切る黒い巨大な石柱の壁沿いに、石造り内湯が2つ。阿蘇山噴火の溶岩がゆっくり冷えてできた柱状節理「阿蘇六方石」なのだとか。その大きさに、もうビックリです。
いずれも、うっすら緑褐色に濁ったマグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 山の湯 かずよ)が、源泉かけ流しにされています。泉温52.1℃を加水・加温せず、奥の10人サイズの方は41℃位、手前の3人サイズの方は43℃位で供給。PH7.0で、肌がスベスベする浴感です。
奥の方にある湯口は高い所から注がれ、析出物でまるで鍾乳洞のように。また、床も棚田状に隆起。湯面には、粉状の湯の花が浮遊。そして底にも粉状の湯の花が沈殿し、歩くと舞い上がります。湯口の湯を口に含むと、石膏臭がして円やかな味がします。
続いて、外の露天風呂へ。3人サイズの石造り浴槽があり、こちらも源泉かけ流しで、湯温は40℃位。囲まれていますが、柵越しに森の景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。
主な成分: リチウムイオン1.1mg、ナトリウムイオン431.9mg、マグネシウムイオン356.2mg、カルシウムイオン174.9mg、鉄(II)イオン0.5mg、フッ化物イオン0.4mg、塩化物イオン199.0mg、臭化物イオン0.4mg、硫酸イオン380.7mg、炭酸水素イオン3241.0mg、炭酸イオン2.7mg、メタケイ酸266.5mg、メタホウ酸6.6mg、遊離炭酸744.2mg、成分総計5.927g23人が参考にしています
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って、感じでした。
個人的に普段は立ち寄らない、お宿の日帰り湯という形でしたが、以前に近くのお宿のお薦めにて何故か衝動的におじゃましました。
勿論自家源泉にて、長湯本体とはまたひと味違ったお湯を堪能出来大満足でした。
狭過ぎず広過ぎない湯場、行き届いた脱衣場、何よりも長湯プラスのお湯の心地よさ、長湯アラウンドのコスパを考えての値打ち感、素朴な女将さんの愛想よさ、
お宿系を先入観から一歩ひく私にとっては、いい教訓になった温泉でした。
当日は男湯は掛け流し、女湯は出がよく少し加水して冷まされてるとの事を仰っておられました。相方はかなり熱かったと、その分男湯にはないパリパリに割れた例の湯の花がかなり舞ってたとの事でした。なる程!
お湯を大切にされてるとのお薦めで立ち寄りましたが、
湯上がりスペースも落ち着きそこで湯冷ましを楽しんでいると、新たに入湯者を案内された女将さん、湯場を瞬間確認してからお連れされてました。
お湯以上にお客様を大切にされていました。
満足!13人が参考にしています
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長湯温泉街の外れに位置する旅館で、建物は比較的新しい。浴室の前には3日間温泉に浸けたという黄土色の壺が置いてあり、かなり濃厚そうな感じがして期待感が高まってきました。脱衣所、浴室共にスペース的にはかなりゆったりとした造りです。分析表を見ると、炭酸水素イオンが多いのは長湯温泉の特徴ですが、マグネシウム、カルシウムにカリウムイオンが異常に多いのは珍しく、更にわくわくしてきました。浴室に入ってみると、かなり広い内湯に湯船が2つ、それと数人用の露店風呂もあり、どちらにも緑色の濁り湯が大量に掛け流されていました。湯温は内湯が42~43℃、露店風呂は40℃程度で長湯が可能です。事前の情報で、お湯の表面に割れる程の膜が張るということを聞いていましたが、私が訪れた時はそれほどでもなく、内湯の片方の湯船に多量の白い結晶が浮いている状態でした。ただ、その感触はパリパリした感じで、浴槽の縁には多量の結晶が付着していました。露店風呂の明るく長閑な雰囲気と個性的な泉質、是非おすすめしたい旅館です。
11人が参考にしています
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