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「温泉シールラリー」で11月中旬訪問
平日午後7時半すぎに到着。
経営は建設資材会社が母体のようです。とても落ち着いた感じですね。
スパ銭的な部分も多いですが、ただチープさは少なく質感も高く感じ、やや作為的ですが都市型の癒しというものを大変良く考えられて作られています。
平日の到着時はちょうど気持ちいい人の入りというのか、すいてもいなくもちろん混んでもいないというなんかとてもゆったりとした雰囲気で満ち溢れていました。
浴室内部は意外と狭いですね。入ってすぐに中ぐらいの浴槽がどんとありカランは隅っこにあるような、ちょっと変わったつくり。カランは20人ほどしかありません。これだけの施設としてはちょっと少ないですね。内湯の浴槽は1つだけ。塩素は若干感じます。
半外みたいなところにあるサウナは15人ほど。温度計は2つあり高さ1mのところにあるもので79℃前後、高さ2mのところにあるもので89℃前後を示していました。体感的には温め。ちょっとサウナの敷物がくたびれていたかな。
水風呂は外にあります。5人ほど。
クールダウンは露天にて長椅子が3つほど。寝椅子が3つ。あと露天の縁石も腰掛けられやすそうなものが多く、クールダウンする場所には困らないかな。
露天はやや大きめの岩風呂と壺湯、歩行湯、源泉浴槽があります。壺湯と歩行湯は浸からず。岩風呂は塩素きつかったです。
源泉浴槽ですが、他の湯に比べて若干低め。温度計には38度ぐらいを表示されておりました。ただ、それもあえてその温度にしているよう。加温です。
源泉浴槽は4人ほどしか入れませんが、タイミングよく一人で浸かっていました。温めなので、源泉浴槽を楽しまれる方はすこし時間をとられたほうがいいでしょうね。塩素臭は感じませんでしたが、源泉のほうにも塩素は投入されているとのこと。(係員に確認しました。塩素を入れないとお役所の許可がでないとのこと。)
温泉自体はあまり特徴ありません。ただ、若干ですが入っていると肌のすべりがなくなってくるというか、高アルカリ性の温泉と間逆の感じになっていくような。湯上り後はほんの少しの突っ張り感あり。ただ、湯冷めも少し早かったかと。
植え込みの植物などはそれぞれに名札がついていたり、また季節ごとで咲く花をそれぞれ植えて楽しませようされていたり。
鮮やかな紅葉とまで行きませんでしたが、木々にライトアップされていたり、そのライトの位置などもとてもよく考えられていたし、細かいところまで本当によく手が入っていると思いました。
人が出会う場面だけが接客ではなく、こういう細かい気配りも接客と考えるならその部分は文句なしにトップクラスだと思います。
源泉名 三峰温泉
アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)
pH8.5、泉温 28.8℃、湧出量 134L/m
13.9×10 -10乗 キュリー/kg( 3.60M・E)
Li 0.07、Na 94.9、K 2.0、Mg 1.3、Ca 12.7、Sr 0.3、Ba 0.04、Al 0.7、Mn 0.06、Fe(II) 0.8、
F 4.7、Cl 57.5、Br 0.08、HCO3 174.5、CO3 3.0、
メタケイ酸 17.3、メタホウ酸 1.3、
蒸発残留物 293mg/kg、溶存物質 371.2mg/kg、成分総計 371.2mg/kg、
分析終了年月日 平成17年4月1日
加水なし、加温あり、
源泉掛け流し風呂(立山の湯、岩風呂)以外は循環あり、すべての浴槽にて塩素系薬剤添加2人が参考にしています