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リニューアル以前のことは全く知らないが、温泉雑誌に2012年3月にオープンしたとあったので、一度は行かないといけないと思い訪問した。
玉川峡という所にある温泉だが、そこに行くまでの道が良くない。片道一車線分ぐらいしかない道がずーっと続いており対向車が来たらかなり難儀をする。山道なので上ったり下りたりを結構繰り返すので、アクセス面だけを考えたら、再訪し辛いところがある。
アクセス面が良くないから秘湯と言えるかもしれないが、着いてみて施設を見た第一印象としては、新しいだけあってなかなか良いものに感じた。車も何台か止まっていて、立地場所にしては来客数は少なくない方であった。
更衣室にはロッカーが10個と、籠が9個と、こじんまりしたものである。浴場は露天が2人分ぐらいのスペースとこちらもこじんまりとした感じである。内風呂はまあそれよりは入れるだろうといった広さだろうか。カランは6つあった。
ここは内風呂は循環で、露天は掛け流しとのこと。どちらも42℃程であった。内風呂は循環湯とはいえ、結構ヌルヌル感があったが、消毒臭が結構したので惜しい気がする。露天が掛け流しなので、ここはもっと広く造ってほしかったなあという印象がある。
あと特徴としては、更衣室と露天風呂の壁に、この辺に生息する生き物について説明されたものがあり、蛙やサワガニ・蛍は当然のようだが、中にはニホンカモシカやツキノワグマなどといった動物の説明書きも見られた。
入浴後は、中のレストランで橋本産の「ひね鶏」のつくね丼を食べたが、おいしかった。他に猪肉を使った料理もあるそうで、もしまた行ったら食べてみたいなと思った。
アクセス面だけを除けば、自然に囲まれた綺麗な、なかなか良い施設だとは思います。3人が参考にしています