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土曜日の朝、訪れました。
前の方がおっしゃるとおり、対向が困難な道を「ほんとにこれで道は正しいの?」と感じながら、車を走らせました。それでも時々小さな看板が目に入り、「これでおうてんねや(正しい)。」と、ほっとするやら驚かされるやら。
川沿いの道の側にある駐車場に車を止め、喫茶店のおばさんに話を聞くと、「男の人なら上まで運転できるやろから、上に止めたほうがいい。」と教えてくださったので、そちらへ向かうと、これが半端な坂ではありませんでした。私の車はやや床が高い車なのでことなきを得ましたが、普通の高さなら底を擦っていたに違いありません。
建物の中に入ると、まずそこは食堂になっています。そこで受付を済ませて食堂よりは一段低くなっている浴場へ向かいます。これも前の方がおっしゃっているとおり、浴場の扉を開けると、すぐに硫黄のにおいがして、うれしい気分にさせてくれます。お湯は無色透明とはいえ、湯の華が舞っていて、硫黄のにおいともども温泉気分を高めてくれます。「掛け流し」ではないとのことですが、浴槽の隅の蛇口から源泉が注がれていました。湯舟の湯よりもさらに強く硫黄臭が感じられます。この源泉を加熱するために循環させているのだと思います。
古い施設でありながら、よく手入れされているうえ、環境抜群、お湯もいいとなればもっと高い評価をつけてもよかったのですが、脱衣場に灰皿が置かれていたため、この評価にとどめました。1人が参考にしています