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投稿日:2016年1月4日
北茨城の秘湯 (湯の網温泉 鹿の湯松屋)
baka123456さん [入浴日: 2016年1月4日 / 2時間以内]
55.0点
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茨城県は温泉が少ないですが、それゆえ群馬や栃木と違って、良い温泉を見つけるのは「宝探し」みたいな楽しみもあります。
ここは浴室一つの沸し湯なので、立ち寄りも事前に連絡したほうが良いと思い、そうしました。
北茨城市の山里にある鉱泉宿ですが、農家も兼ねているようです。
入口で、電話した者であることを告げ690円払うと、女将さんが「今湧いたところです」と浴室に案内してくれました。
館内は、迷路のようで、温泉宿らしい魅力があります。
浴室は壁に鹿のタイル絵がある大正レトロで、浴槽はポリ浴槽一つと家庭的雰囲気もあります。
シャワー付きカランが2個あり、身体も洗えます。
湯は「含鉄ーナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉」の掛け流しで、透明度10センチくらいの茶色の湯。
微かな鉄味はしますが、塩味などはありません。
浴室の雰囲気と相まって、ここが茨城であるとは信じられず、信州の温泉宿に来たみたいな気分になりました。
私と入れ違いに、女性客がやって来て「女湯」の看板に変わりました。
玄関の応接室で、お茶とお菓子のサービスがありました。
高速代をケチって、柏から3時間かかりましたが、来た甲斐がありました。
ちなみに、その後、伝説的鉱泉と言われる「岩塙鉱泉」「石尊鉱泉」にも寄ってみましたが、残念ながら、どちらも、すでに休業していました。
茨城の鉱泉も、東京の銭湯同様だんだん減ってきているようで、ここは貴重な施設と言えましょう。13人が参考にしています
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