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半年前のG.W.明け、古い話になりますが、あまりにも気に入った宿なので新規登録していただきました。
白骨と言えば「泡の湯」「小梨の湯」などが有名ですが、ここ「丸永旅館」はその間に立地し、それぞれの源泉を内湯、露天に引いています。ここの混浴露天風呂はかつてJRのポスターを飾ったこともあるそうで、こじんまりとしていますが真っ白のお湯に周囲の生垣がとても情緒豊かで、温めのお湯とあいまってついつい長湯してしまいます。あまり紹介されていないようですが、ここの内湯がまた素晴らしい。さらにこじんまりとした浴槽は最高の「素朴」さをもち、長年の温泉成分によって四角形である以外は原形をとどめていません。
宿の方々にもとても温かく接していただきました。白骨温泉の中ではおそらく規模、料金設定とも最も小さな部類だと思いますが、おかげさまで本当に心温める一時を過ごすことが出来ました。
その直後に起こったあの騒動。幸いこの宿の名前が出ることはありませんでしたが、この山間にひっそり佇む温泉郷に対する世間の罵声に対して私は冷ややかな目で見ていました。そうさせたのは誰だ?・・と。
今年の正月、丸永旅館から年賀状が届きました。宿の方々の笑顔が鮮明に蘇りました。6人が参考にしています