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投稿日:2012年10月25日
オンドルに泊まり、泥火山を見て回る (後生掛温泉)
練馬春日町さん
[入浴日: 2012年10月6日 / 滞在時間: 1泊]
44.0点
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藤七温泉で少々長めの立ち寄り後、後生掛温泉のオンドル個室に投宿した。連泊希望だったが、3連休直前の予約だったので1泊しか取れず、翌日大深温泉のオンドルに泊まったのだが、結果的にそれでよかったと思う。
松葉の棟のオンドル部屋は3畳くらいの素っ気無い小部屋。それはそれでいい。部屋に入った瞬間、もあっとする空気で床は思った以上に暖かい、というより熱い。夜半までドアを開放しておかないときつかったが、寝る頃には適度な暖かさに感じるようになった。ちなみに、翌日の大深のオンドル(地獄側の棟)の方がマイルドな暖かさだった。
浴室は思ったより狭かったが、メインの神恵痛の湯以外に泥湯、打たせ湯、箱蒸し、サウナ、ジャグジーが効率良く配置されている。あまり快適ではないが露天も一応ある。
湯色は暗い灰色に深緑が混じった濃そうな佇まいを見せるが、分析表を見ると意外にも単純硫黄泉。実際、食塩泉のような重々しい浴感はない。個人的にはやや熱めの神恵痛の湯が最も心地良かった。夜中の3時頃には入る人も途絶え、ジャグジーと神恵痛から溢れる湯がつたう床で横になっていたら、気持ち良くていつの間にか眠ってしまっていた。
正直、お湯にもっと強い個性があるものと思っていたが、気楽にオンドルに泊まって、何種類もの風呂を楽しめる点で貴重な宿だ。また、ここに来たら後生掛自然研究路は絶対見逃せない。大小様々なマッドポット、泥火山、大湯沼を回るコースはいつまでも見ていて飽きない。個人的には、風呂以上に自然研究路の方に強い印象を受けた。2人が参考にしています