口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2014年6月29日)
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吾妻連峰の山懐に抱かれた、赤湯温泉に建つ日本秘湯を守る会会員の宿。連休初日の土曜日の午後、日帰り入浴してみました。新野地温泉より少し先。看板を見て右折し、500m程ダート道を下りるとあります。かなり鄙びた外観。入浴料500円を渡し、玄関から左手奥の階段を下りて、内湯(赤湯)へ。脱衣場はかなり狭い。4人サイズの石造り内湯には、茶色に濁った単純温泉(源泉名:赤湯の三番の湯)が、かけ流しにされています。鉄臭のする良泉は、湯温42℃強位。PH6.3で、まろやかな浴感。腰掛けられるように浴槽内に段差があったので、そこに座ってのんびりできました。続いて、内湯から外に出て、露天風呂へ。7人サイズの石組み浴槽があり、湯温40℃位のぬるめ。外はみぞれが降っていて寒い。内湯の溢れた湯に新湯を足して注がれていますが、鮮度は内湯の湯の方が断然良いように感じました。終始貸切状態で満喫。この日はまだ、館外の硫黄泉の露天風呂には入れなかったので、次回は入ってみたいです。
5人が参考にしています
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奥土湯温泉郷のメインストリートから砂利道を数百メートル下った所にある「日本秘湯を守る会」の会員宿です。この砂利道が結構荒れている上に傾斜も急であるため、悪天候の日は注意が必要です。特に帰りの急坂は私の4WD車でも、ホイルスピンした場所があったくらいです。建物はかなり年季が入っていて、いかにも秘湯という感じがしました。内湯とそれに続く露天風呂は、赤湯と呼ばれる茶褐色の土類系の温泉が掛け流されていました。内湯の廃湯が露天浴槽に流されるため、当然露天風呂はかなり温めで長湯が可能です。濁度が高く、強烈な金気臭に加え出汁のような香りが混ざった独特な芳香が漂っていました。実際に飲んでみると、想像通り金属味と少々の塩味がして個性的でした。離れの露天風呂もあり、そこには白濁した明礬泉が張られていました。今回はそちらには入浴しませんでしたが、浴槽脇に置かれていたタンク状のコンテナが脱衣所に使われていて、とてもユニークです。とにかく秘湯感を味わいたい方にはおすすめです。
4人が参考にしています
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本当に温泉宿があるのか不安になりながら、舗装されていない道を下っていくと赤い屋根が見えてきます。
まずは露天から。白濁の湯にはパウダー状の湯の花が舞ってます。あまり硫黄の香りはしません。貸切状態でゆっくりできました。
次に内湯の赤湯へ。入った瞬間錆びた香りが!
赤というよりは黄土色のお湯でした。さっぱりしたお湯です。ホースで加水してあり、“水をとめないでください”の貼り紙がありました。
お湯はとてもよかったのですが、カラン、シャワーがどこにもありません。
内湯には、固形石けん、リンスインシャンプーがありますが、どうやって髪を洗うのか…。3人が参考にしています
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宿の外にあります。
微細な湯の花が舞う、白濁した少し温めのお湯で、長湯が楽しめました。
源泉名 赤湯温泉 白湯
泉 質 単純硫黄泉1人が参考にしています
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この付近の秘湯感溢れる温泉に、本腰を入れて訪問しました。以前は恐る恐る新野地温泉へ行きました。今回はここ好山荘へ。
震災で女湯がリニューアルされ綺麗に。男湯は以前と変わらずのよう。ちょっと熱めの赤い湯。褐色の湯。外の露天には白いお湯が。こちらは温湯。二つとも貸切状態の独り占め。爽やかな風が湯船を渡って行きました。3人が参考にしています
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上が赤湯温泉のマスコット犬である黒パグの小次郎君。ちょうど出迎えてくれたところを撮影しました。初めて会ったときよりもおじさん臭くなってきました(笑)。
下はフロント周りです。湯治宿の雰囲気が漂います。柱にズラリと掛けられた柱時計のコレクションも良い味を出してします。2人が参考にしています
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離れにある硫黄泉の露天風呂です。
上の画像は脱衣所で、内部には裸電球も完備してあり、
夜間の着替えもノープロブレム。通風孔がないので、
少々空気がこもりがちなのが痛いところ。
下の画像は湯船、3-4人サイズの天然木。源泉は体感
50度ちょいといったところでした。1人が参考にしています
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紅白二色の源泉が楽しめるという赤湯温泉好山荘さん。アクセスは土湯方面から国道115号、県道30号へと車を走らせ、さらに細いダーツへ進んでいきます。凸凹したダーツを1-2分も走らせると、まるで採掘現場のような開けた風景が広がり、山奥の分校のようなお宿が現れます。
建物内部も外観同様、年季の入ったもので、黒パグの小次郎君が猛ダッシュでお出迎えしてくれます。受付を済まして早速浴室へゴー。お風呂は建物内に赤湯の単純泉と離れにある白湯の単純硫黄泉の二種類。紅白二種類の湯に浸かれる、一粒で二度おいしい施設となっています。
まずは赤湯の内湯から。4~5回は通っていますが、奥のコンクリの変則的な四角形、3人サイズの浴室がいつも男湯になっています。手前にもう一つ丸型の湯船を持った湯情満点の浴室もあるのですが、立ち寄りでは女湯に固定されているのかもしれません。ただし、男湯だった浴室には3-4人サイズの露天が付いています。湯は、これが単純泉なのかと思うような鉄臭のムンムンする湯で、源泉は透明ですが湯船内で関東ローム層のようなオレンジ色に変化しています。体感44度の熱め、ギシギシした当たりで、湯温が高温なこともあってか、結構ヘビーな浴感。暫く浸かっていると汗が玉のように吹き出してきました。湯口に緑色のホースが差し込んであり、蛇口をひねれば加水できるようにもなっています。
内湯入浴後、連れを交えて小次郎君に遊んでもらいながらしばし小休止し、今度は外にある露天の硫黄泉へと向かいます。他の方の口コミにもあるように、大型タンクを横に設置した名物の脱衣所もあります。
湯船は天然木の正方形4人サイズ、通常は薄めの白濁ですが、先日訪問した際は土砂降りの直後だったためか、白い絵の具でも流し込んだような濃さにところどころムラのある濁り方をしていることもありました。湯温は体感40度強、ほのかな硫黄臭が鼻腔をくすぐります。浴感も優しい当たりでのんびりと長時間浸かれる湯です。藤棚のような屋根にビニールシートをかけてありますので、多少の雨なら入浴可能です。
山の中にひっそりと建つ秘湯感や湯情ももちろんのこと、温もりと手作り感溢れるハートフルなお宿です。最近こうしたお宿が少しずつ減ってきているような気がしますが、いつまでも頑張っていただきたいお宿です。
写真は上が内湯の男湯、下が女湯です。2人が参考にしています
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源泉名土湯温泉混合泉(2号・15号・新1号井・16号)
源泉温度53.9度PH6.1 単純温泉(低張性中性高温泉)
日本秘湯を守る会会員施設
温泉レベル★4。内湯:鉄チックのぼちぼちの湯。
独立した露天:硫黄系鉄チックのぼちぼちの湯。
施設?(立ち寄りのため)雰囲気★3。総合★4。
まずは、独立した露天風呂へ向かった。
ドラム缶を横にした状態のシェルターみたいなところが脱衣所だった。
簡易チックな浴場にて白濁湯を十分堪能できた。
そして、施設内にある浴場(内湯・露天)へ。
色で楽しめる温泉が待っていました。
基本:赤褐色。内湯より露天の方がより酸化してか
オレンジ色に近かった。
さて、私のタオルの変わり様はといえば、結構な勢いで染まりました。
雑誌等で目にしていた美しい曲線をもつ内湯は、
この日の立ち寄りでは、女湯でした。
入湯したかった・・。ちょっと残念。
(2009年7月18日)2人が参考にしています
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土湯峠へ向かう舗装路から、ダートな道を下ったところにある一軒宿。宿が見える辺りまで来ると、急な坂になっていて、ローギアでもブレーキを踏み込まねばなりませんでした。これで雪が積もるとどうなるのだろうかと思いました。
内湯は石の湯舟で、特に女湯は楕円形のかわいらしい湯舟になっています。男湯のほうはいびつな湯舟ですが、代わりとは言えないでしょうが露天風呂がついています。そこに褐色の湯が注がれています。夏とはいえ高所にあるため、吹き渡る風は爽やかです。その風に吹かれながら湯に浸かるのはなんとも言えません。
土湯峠付近の宿では、この宿だけが湯治場という雰囲気濃厚です。こぎれいな施設が好みの方には向いていません。2人が参考にしています
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冬と言うにはまだ早い11月12日、宿泊で訪れました。到着が遅れそうだったので、福島西I.C.を降りてすぐ宿に電話を入れると、「冬タイヤ?」「四駆?」と言われ、「大袈裟だな」と内心思いながら上に向かうと、「道の駅」あたりから雪が舞い始め、次第に視界もままならない猛吹雪に・・・。国道からそれると、吹雪はさらに勢いを増し、道路は完全圧雪状態。停まることも引き返すこともできないまま、やっとの思いで辿り着いた宿に、これほどまで有り難味を感じたことはありませんでした。
通された部屋には既に暖房が入れられ、炬燵の温もりとともに、女将さん、ご主人さん、仲居さんのお心遣いにも心温まる一時を過ごせました。吹雪は夜通し猛威をふるい、老朽化のすすむ内湯では突風と同時に風呂場全体が揺れるような感覚さえ覚えましたが、ここは1,000㍍超の高所にある山宿。幾年月の風雪にたえてきて今ここにあることを考えると、さほど心配することはなさそうです。
内湯には「湯神」と刻まれた石が祭られ、なにか厳かなものを感じます。タオルは瞬時に茶色に染まり、身体に付着した茶色を完全に落とすことは無理でしょう。翌朝は天気も回復し、前日諦めていた露天風呂にも入ることができました。
奥土湯と呼ばれるこの近辺には有名な温泉宿がたくさんありますが、「秘湯」と呼ぶに相応しい宿はここくらいだと思います。何より、宿の方々の飾り気のない、でもとても温かいもてなしに触れ、必ずまた訪れようと決心しました。2人が参考にしています
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先日宿泊しました。この宿に宿泊される方は鄙びた感、素朴さが好きな方が良いと思います。まず接客に関して言えばご主人はユーモアに溢れ、仲居さんは皆、くったくのない田舎っぽい接客でとてもいい印象を受けました。肝心のお風呂は内湯、露天とも熱めですが加水で調整できますので大変気持ちのいいものでした。食事も宿泊代からみればよいほうだと思います。
チェックアウトの際、大女将と思われるおばあちゃん(80歳くらい)とすれ違い、「ありがとうございました。お気をつけて、またきてくださいね」ととてもやさしい笑顔で声をかけていただきました。お風呂三昧で大変気持ちよく滞在できたので、最後のその言葉もすごくうれしかったです。
私のお気に入りの宿となりました。2人が参考にしています
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到着した時はあまりの寒さに引いてしまったけど、
へこまずに外の露天風呂に入ったらすぐぽっかぽかに。
ドラム缶で着替えたり、設備の素朴さが、脱日常、って感じで
楽しめました。
内湯も泉質がとてもすばらしく、何回も入浴してしまいました。
お食事も山の中なのにお刺身がおいしく、特に山菜料理に心打たれ
ました。ご主人もおかみさんも温かい方々で、今度は初夏に来たい
です、やっぱりちょっと寒かったので。2人が参考にしています
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新野地温泉から砂利の坂道を600m程下った所にある1件宿です。
まず内湯ですが、従業員の方は赤いお湯といっていたが、この日の限りでは、黄土色のお湯でした。(温度によって色が変わるかもしれません)泉質は炭酸鉄泉で透明度はありません。何しろ濃いです。湯から上がる人の背中や尻は、黄土色に染まっていました。
次に離れにある露天に行きました。こちらは白濁の硫黄泉です。ただ近隣の宿のものに比べると、ややとろみがかかった感じです。でかいドラム缶のような更衣室が特徴的です。
いずれもとにかくワイルドです。泉質そのものを楽しむのであればおススメです。2人が参考にしています
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8月14日、午前10時前に訪れた。「赤湯は掃除直後で、お湯がたまってないので、まず野天に入っておいで」。女将のひとことで野天に。ここは鷲倉と同じ泉質だったが、開放感が違った。目に映るものはすべて緑。その雰囲気は最高。
次はお目当ての赤湯。もうは入れるとのひとことに勇んで行くと、血の匂い。鉄分とナトリウムの混じった、独特の匂い。温度も適温で満足した。湯船は小さいが、温泉の力がそれを補って余りある感じだ。外には露天が作られているが、湯がたまっておらず、昼ことはできなかった。こちらは深い湯船で、入ればまた違った満足感があるに違いない。2人が参考にしています