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林道を車で上っていくと登山口に突き当たります。登山口には遭難時用の登山者届出書の箱があります。そこで登山の用意をします。靴は汚れても良いトレッキングシューズなどが良いでしょう。ズボンは汚れたり、岩にぶつかってこすっても良いジーパンなどが良いでしょう。そして山の天候は変わり易いため雨合羽を着ましょう。荷物は山口館に泊まる着替えなど必要最小限の物をリックに詰めましょう。両手で体を支える場面もあるのでリックが良いでしょう。あと、水分補給用に水を用意しましょう。私は往路で3リッターの水を飲み3リッターの汗をかきました。復路は宿で水をもらいました。さて登山口に入ると初めは林道のようですが、橋を渡る辺りになると獣道です。次の足をどこへ踏めばよいか考えながら歩く岩場です。休憩する所は無く、岩場にまたがって休憩しました。泥で足元が滑りやすいので注意して下さい。意識朦朧としながら宿に着くと、宿の人が温かく迎えてくれます。温泉は宿から離れているので足元に注意しながら明るいうちに入ると良いでしょう。ランプの宿のため温泉には灯りはありません。また宿に内湯もありません。食事はもちろん山菜料理とキノコ汁です。ランプのロマンに浸る前に私は疲労で爆睡しました。「秘湯の旅館」と言うより「秘境の山小屋」のような感じです。復路も足元に注意をして下さい。車のある所まで辿り着いたら着替えた方が良いでしょう。
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