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きくりん

きくりん さん

平均43.9点 / 2647件

性別男性 年齢 57歳 住まい埼玉
HP指定なし
ブログ指定なし

2647件中 601件~610件を表示

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  • 豪快な絶景露天

    投稿日:2016年8月31日

    豪快な絶景露天ガラッパ荘感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月29日 / 1泊]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    湯之尾温泉から少し離れた、川内川沿いに佇む温泉民宿。平日に、一泊二食付で利用してみました。民宿なので安価で泊まれるのが魅力なのですが、浴衣や歯ブラシ等のアメニティ類は無い為、持参が必要です。また、宿のHPも無く、予約は電話のみとなります。この日は、2階の6畳和室に宿泊。窓から、川を眺める景色が広がります。早速、宿泊者専用の露天風呂へ。

    1階の露天専用出入口から外へ出て、階段を下りた先に、川の中州に造られた浴槽があります。簡易脱衣場には屋根が付いており、雨の日でも服が濡れる心配はありません。洗い場は無いので、浸かるのみ。7人サイズの石造り浴槽には、うっすら黄褐色の炭酸水素塩泉が、かけ流しにされています。分析書や使用状況表示は無く、宿のおねぇさんによると、菱刈鉱山からの引き湯(共同源泉)なのだとか。源泉62℃を、少量加水して40℃位で供給。肌がスベスベする浴感です。口に含むと、少ししょっぱいが、円やかな味。目の前には、川内川のせせらぎというより、湯之尾滝が雨で増水し、大瀑布となって、豪快な湯浴み。他の宿泊客が到着前で、貸切状態でまったりできました。ちなみに混浴ですが、道路から露天が見えちゃうので、女性は注意が必要です。

    夕食は、併設の居酒屋スペースで。刺身や海老フライ、焼き魚がメインといった定食っぽいメニュー。当然、お酒も頼めます。

    就寝前に、地下1階の内湯へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーは無し。浴室に入ると、左右に2人分の蛇口がある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。8人サイズのコンクリート造り浴槽で、湯温は41℃位。何故かこちらでも、他の宿泊客と顔を合わせず、翌朝も悠々と満喫できました。ちなみに、内湯と貸切半露天風呂のみ日帰り入浴ができ、内湯は入浴料100円と激安です(貸切半露天は500円)。

    朝食も同じ居酒屋スペースで。メニューも、定番の朝食といった感じでした。

    やはり、ここは河原の露天風呂のロケーションが何と言っても素晴らしい!! 以前は日帰りでも利用できたようですが、今は宿泊者専用となっているため、泊まって入るしかありません。でも、唯一無二のここにしかない温泉スポットなので、是非一度は訪れてみてもいいかと思います。特に4月末から5月にかけては、河原に沢山の鯉のぼりが泳ぐ景色も見れるのだそう。また、その頃にも訪れ、温泉に浸かりながら、ゆっくり眺めてみたいものです。

  • 比較的新しい

    投稿日:2016年8月30日

    比較的新しい愛宕温泉感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月29日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    鄙びた温泉施設が多く残る吉松温泉郷において、平成17年(2005年)と比較的新しくオープンした公衆浴場。他の施設から少し離れ、棚田風景が広がる湧水町中津川で、愛宕神社より先の森の中に、湯小屋が佇んでいます。平日の午後、利用して来ました。

    入浴料200円は、玄関を入って右側の受付で。左側に、男女別の浴室があります。棚にプラ籠と籐籠が並ぶ、きれいな脱衣場。ドライヤーはありません。浴室に入ると、右側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティもなし。左側に、6人サイズの石造り内湯。うっすら茶褐色透明の単純温泉(吉松川東32号)が、源泉かけ流しにされています。泉温53.0℃を加水・加温せず、43℃位で供給。PH7.4ながら、肌がスベスベする浴感です。消毒もなしで、口に含むとモール臭がして少し塩味。小さな茶色の湯の花も、舞っていました。

    続いて、外の露天風呂へ。5人サイズの岩風呂があり、湯温は42℃位。柵越しに裏山を望む景色です。時間帯が良かったのか、しばらく貸切状態でまったりできました。

    主な成分: ナトリウムイオン115.1mg、アンモニウムイオン2.9mg、マグネシウムイオン0.7mg、カルシウムイオン2.0mg、マンガンイオン0.2mg、鉄(Ⅱ)イオン0.3mg、フッ化物イオン1.2mg、塩化物イオン4.1mg、硫酸イオン0.2mg、リン酸水素イオン0.2mg、炭酸水素イオン324.3mg、炭酸イオン0.7mg、メタケイ酸210.7mg、メタホウ酸1.6mg、成分総計711.4mg
    ※なお、分析書は平成27年5月に更新されています。

  • ここも渋い

    投稿日:2016年8月29日

    ここも渋い前田温泉(鶴丸)感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月29日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    原口温泉から近く、国道268号線とJR吉都線の高架が交差するあたりに建つ、鄙びた公衆浴場。国道沿いにあるにもかかわらず、場所がちょっとわかりにくい。普通の民家の裏手に、小さな看板が立て掛けてあり、回り込んでやっと、ここだとわかります。平日の午後、利用してみました。

    入浴料200円は、湯屋手前のこの民家で。同じ敷地内にもう一軒民家があり、あとで聞くとご姉弟の家なのだそう。実は、訪問時に手前の家が不在で、もう一軒のこちらの家で入浴料を払いました。

    木造の風情ある湯小屋に入ると、棚だけの脱衣場。ドライヤーはありません。一段下がったところに浴室が造られ、カラン等なし。左側に、6人サイズの石造り内湯があり、透き通った茶褐色の単純温泉(吉松川東5号)が、源泉かけ流しにされています。泉温62.2℃を加水・加温せず、43℃強位で供給。PH8.0ながら、肌がツルツルする浴感です。消毒もなしで、口に含むと無味モール臭。奥に、もう1つ寝湯のような浅い浴槽がありますが、源泉を冷ます為のものでしょうか? しばらく貸切状態でまったり。

    後から、義兄さんが入浴に来られ、パイプのコックを捻ると、冷たくした源泉を投入できると教えてくれました。手前の蛇口は、水道水が出るのだとか。鄙びた湯小屋と良泉という、最高のマッチングをここでも堪能できました。

    主な成分: ナトリウムイオン54.6mg、アンモニウムイオン6.4mg、マグネシウムイオン5.1mg、カルシウムイオン10.2mg、マンガンイオン0.1mg、鉄(Ⅱ)イオン0.3mg、アルミニウムイオン0.3mg、フッ化物イオン0.2mg、塩化物イオン3.6mg、硫酸イオン0.3mg、リン酸水素イオン1.5mg、炭酸水素イオン200.1mg、炭酸イオン12.0mg、メタケイ酸173.9mg、メタホウ酸0.9mg、成分総計484mg

  • 原口のコーヒー湯

    投稿日:2016年8月26日

    原口のコーヒー湯原口温泉感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月29日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    鹿児島県湧水町の吉松温泉郷に佇む、大正時代から親しまれているという温泉施設。国道268号線にも看板が出ていますが、建物の壁面でもめっちゃ名前をアピールしています。平日の午後、利用して来ました。

    湯治棟や家族湯棟を併設した、なかなか鄙びた外観。ところが、到着してみると、壁の一部は剥がされ、一輪車が玄関前に。工事車両も、前に数台駐車されています。工事中で、こりゃ休みだろうなと思いつつ、ダメ元で聞いてみたら、女将さんから「やってますよ」との返事。逆に、マジで?と驚きました。

    入浴料は250円。雑貨屋?とおぼしき店の奥に、男女別の浴室があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に3人分のプッシュ式カランがある洗い場。アメニティは、ありません。左側に、タイル張り内湯があり、2つに分割。共に、透き通った茶褐色の単純温泉(源泉名:吉松川東6号)が、かけ流しにされています。泉温77.0℃を加水・加温せず、手前の4人サイズの浴槽で41℃位、奥の3人サイズの方は43℃強位で供給。PH7.1ながら、肌がツルツルする浴感です。オーバーフローも見られるのに、衛生管理上により消毒はあり。でも、塩素臭はしません。むしろ、芳しいモール臭。茶色の小さな綿状の湯の花が、大量に舞っています。窓の外は、裏山の景色。工事の音が気になりましたが、貸切状態でコーヒー色のモール泉を満喫できました。

    主な成分: リチウムイオン0.1mg、ナトリウムイオン95.7mg、アンモニウムイオン21.5mg、マグネシウムイオン2.8mg、カルシウムイオン5.1mg、鉄(Ⅱ)イオン0.3mg、フッ化物イオン0.7mg、塩化物イオン4.5mg、硫酸イオン1.8mg、リン酸水素イオン0.3mg、炭酸水素イオン349.5mg、メタケイ酸199.7mg、メタホウ酸2.2mg、遊離二酸化炭素28.6mg、成分総計728mg

  • この湯舟、好きだなぁ

    投稿日:2016年8月25日

    この湯舟、好きだなぁ鶴丸温泉感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月29日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    JR吉都線の鶴丸駅から、徒歩で約1分。旅館に併設された公衆浴場というか、どちらかといえば宿泊もできる日帰り温泉施設。平日の午後、日帰り入浴してみました。

    入浴料200円は受付で。右手へ廊下を進んだ右側に、男女別の浴室があります。棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に4人分のプッシュ式カランと、2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。中央に、6人サイズのタイル張り石枠内湯が、ややズレて2つ連なっていて、どちらも透き通った茶褐色の純重曹泉(炭酸水素塩泉)が、かけ流しにされています。源泉が65.8℃と高い為加水して、手前の仕切りが付いた方は、40℃位に調整済み。PH8.3で、肌がツルンツルンの浴感です。口に含むと、無味でモール臭。茶色い綿状の湯の花が舞っています。右側が浅くなっていて、半身浴に最適です。奥の浴槽は、湯温が42℃位。どちらも、源泉と水道の蛇口があり、湯温調整が可能となっています。女湯との仕切り壁には、鷺(鶴丸なのに)のタイル絵。たまたま時間帯が良かったのか、しばらく貸切状態でまったりできました。

    かわいい内湯の湯舟を独り占めできて、この時は十分満足。すっかり、露天風呂があることを忘れていました。内湯から露天へ通じる、茶室のにじり口のような小さな出入口も、ほんと見逃しちゃいますよね。ちなみに、露天風呂は源泉かけ流しとのことなので、次回の入湯を楽しみにしておきたいと思います。

    源泉名:吉松温泉(鶴丸温泉)
    主な成分: ナトリウムイオン184.8mg、アンモニウムイオン6.603mg、カルシウムイオン3.184mg、マグネシウムイオン3.009mg、第一鉄イオン0.101mg、アルミニウムイオン0.026mg、塩素イオン7.091mg、硫酸イオン5.514mg、ヒドロ炭酸イオン63.6mg、炭酸イオン1.465mg、ヒドロけい酸イオン18.34mg、砒酸イオン0.139mg、水酸イオン0.068mg、メタケイ酸23.23mg、腐蝕6.40mg、総計1176mg
    ※脱衣場に分析書がなかった為、受付で確認すると、玄関外の古いものしか無いとのこと。ちなみに、昭和40年のものだったので、数値は参考までに。

  • 滑らかな二種の硫黄泉

    投稿日:2016年8月23日

    滑らかな二種の硫黄泉紫尾温泉 旅籠 しび荘感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月29日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    紫尾神社拝殿下から、こんこんと湧き出る紫尾温泉。現在、この温泉地に4軒ある中で、最も古いとされる温泉旅館。また、九州温泉道の認定施設でもあります。平日の昼頃、日帰り入浴して来ました。

    入浴料300円は、玄関から右手奥にある受付で。そこから左手に階段を下りて、別棟の湯小屋へ向かいます。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、奥に4人分のカラン(内2つはシャワー付)がある洗い場。アメニティは、一般的なものです。

    左側に、7人サイズの石造り内湯。緑白色に濁った単純硫黄温泉(源泉名:紫尾温泉 下の湯)が、源泉かけ流しにされています。こちらは、自然湧出の自家源泉で、泉温44.0℃を加水や加温せず、ぬるめの39℃位で供給。PH9.2で、肌がスベスベする浴感です。口に含むと、硫黄臭がしてエグイ味でした。

    また、中央には6人サイズのタイル張り小判型内湯。ちょっぴり緑がかった透明のアルカリ性単純硫黄温泉(源泉名:紫尾1号 上の湯)がライオンの湯口から注がれ、源泉かけ流しにされています。こちらは、神社下から湧く「神の湯」と呼ばれる別源泉を使用。泉温50.3℃を加水・加温せず、熱めの42℃強位で供給。PH9.4で、やはり肌がツルツルする浴感です。口に含むと、無味で硫黄臭。窓を開けると、遠く山々の景色。2つの浴槽で交互浴もでき、ずっと貸切状態でまったりできました。

    ちなみに、川沿いに貸切利用もできる露天風呂もあるのですが、この日は悪天で利用できなくて残念。次回は、川のせせらぎと共に良泉を楽しみたいです。

    源泉名: 紫尾温泉(下の湯)
    主な成分: ナトリウムイオン76.8mg、アンモニウムイオン0.9mg、カルシウムイオン1.3mg、フッ化物イオン2.4mg、塩化物イオン10.8mg、硫化水素イオン12.1mg、硫酸イオン1.2mg、炭酸水素イオン141.0mg、炭酸イオン43.2mg、メタケイ酸32.8mg、成分総計323.5mg

    源泉名: 紫尾1号 (上の湯)
    主な成分: リチウムイオン0.1mg、ナトリウムイオン96.5mg、アンモニウムイオン0.7mg、カルシウムイオン1.0mg、フッ化物イオン3.1mg、塩化物イオン7.9mg、硫化水素イオン13.1mg、チオ硫酸イオン1.8mg、硫酸イオン3.2mg、炭酸水素イオン123.1mg、炭酸イオン46.8mg、メタホウ酸イオン3.6mg、メタケイ酸67.7mg、成分総計370.3mg

  • 西郷さんも入った名湯

    投稿日:2016年8月21日

    西郷さんも入った名湯川内高城温泉共同湯感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月29日 / 2時間以内]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    緩やかにカーブしたメインストリート沿いに、小さな温泉旅館が建ち並ぶ川内高城温泉。その一角、双葉屋さんの隣に佇む共同湯。あの西郷隆盛が入ったと、伝わっています。平日の午前中、利用してみました。

    商店を併設しており、共同湯へは建物の右側から入ります。ちなみに、九州温泉道の認定施設にもなっていますが、スタンプはこの商店の中に設置。入浴料200円は、共同湯入口を入ってすぐのところにある竹筒へ。右手奥に進むと、男女別の浴室があります。手前が女湯、男湯は奥です。

    簡単な仕切りはあるものの、脱衣場と浴室が一体型となった、昔ながらの浴場。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。一段下がったところに造られた、モザイクタイル張りのレトロな浴室。左奥に、1人分のシャワー付カランがある洗い場。共同湯なので、アメニティはありません。中央に、6人サイズのタイル張り内湯があり、真ん中で2つに分割。共に、無色透明の単純硫黄温泉(源泉名:空欄)が、源泉かけ流しにされています。泉温52.1℃を、加水・加温せず、奥の湯口がある方は43℃位、手前の方は41℃位で供給。PH9.2で、肌がツルツルする浴感です。小さな白い湯の花も、舞っています。口に含むと、硫黄臭がしてエグイ味。先客が上がられた後、貸切状態でまったりできました。

    なお、川内高城温泉は現在共同源泉を使用しており、こちらも他の旅館と源泉は一緒。でも、日帰り入浴できる宿風呂もそれぞれ風情があるので、時間があればのんびりと、湯巡りを楽しみたいところです。

    主な成分: ナトリウムイオン71.7mg、アンモニウムイオン1.1mg、カルシウムイオン1.0mg、フッ素イオン1.2mg、塩化物イオン2.0mg、硫化水素イオン6.1mg、チオ硫酸イオン1.0mg、硫酸イオン6.7mg、炭酸水素イオン101.3mg、炭酸イオン40.2mg、メタケイ酸31.5mg、成分総計264.9mg
    ※やはり、こちらも平成17年の少し古い分析書でした。

  • 超鄙びてます

    投稿日:2016年8月20日

    超鄙びてます双葉屋感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月29日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    薩摩川内市の市街地から離れた、山間にひっそりと湧く川内高城温泉。趣のある小さな温泉街ですが、その顔とも言うべき、鄙びた湯治宿。以前から気になっていて、久しぶりにこの温泉地を訪れたので、平日の午前中に日帰り入浴してみました。

    大正時代の建築という、木造2階建ての建物。時が止まったかのようなレトロな外観に、心が釘付けになります。入浴料250円は、玄関で女将さんに。そこから2階へ上がり、廊下を奥へ進むと、右側に男女別の浴室があります。

    棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。石鹸などのアメニティは、ありません。窓際に、タイル張り石枠内湯が2つ。共に、無色透明の単純硫黄温泉(源泉名:空欄)が、源泉かけ流しにされています。泉温52.1℃を加水や加温せず、左側の2人サイズの浴槽は40℃位、右側の5人サイズ方は41℃位で供給。PH9.2で、肌がツルツルする浴感です。どちらの浴槽にも、それぞれ湯口はありますが、右側はちょっと変わった湯口。ライオンの口から湯が出て、屋根のような形の樋に注ぎ、2手に別れて流れています。口に含むと、玉子臭がしてエグイ味。窓を開けても景色は望めませんが、なかなか味わいのある浴室の雰囲気。ずっと貸切状態で、しばらくまったりできました。

    主な成分: ナトリウムイオン71.7mg、アンモニウムイオン1.1mg、カルシウムイオン1.0mg、フッ素イオン1.2mg、塩化物イオン2.0mg、硫化水素イオン6.1mg、チオ硫酸イオン1.0mg、硫酸イオン6.7mg、炭酸水素イオン101.3mg、炭酸イオン40.2mg、メタケイ酸31.5mg、成分総計264.9mg
    ※なお、掲示されていたのは、平成17年の分析書のため、参考までに。

  • 4月から休館

    投稿日:2016年8月18日

    4月から休館阿久根温泉 グランビューあくね(閉館しました)感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月28日 / 1泊]

    総合評価 44.0点

    お湯

    33.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    44.0点

    飲食

    44.0点

    肥薩おれんじ鉄道の阿久根駅から、車で約10分弱位。阿久根港を望む遠見ヶ岡緑地の高台に建つ、昭和49年にオープンした温泉宿泊施設。国民宿舎としてスタートし、平成13年から民間運営に移行しましたが、老朽化を理由に今年4月から残念ながら休館中。その2ヶ月前、平日に一泊二食付で利用して来ました。

    この日は、3階の海側の和室に宿泊。10畳広縁付で、元国民宿舎だけにロケーションは最高です。夕食は、1階のレストラン「SPAZIO(スパツオ)」で。お品書きなし。小鉢が花篭風に盛られ、見た目にも鮮やかです。お造りのキビナゴや鯛、鰤が新鮮で美味い。天婦羅や鰤の照焼き等、海の幸に舌鼓。自然と、芋焼酎がすすみます。寄せ鍋や釜飯も熱々で頂き、デザートの胡麻と苺のムースも美味しかったです。

    一休みして、就寝前に1階の大浴場へ。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、壁際に11人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。中央に、20人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のナトリウムー塩化物温泉(源泉名:阿久根16号)が満ちています。源泉43.7℃を加水・加温して、42℃位で供給。PH6.5ながら、肌がスベスベする浴感です。循環濾過ありですが、この時期はボンタンが浮かび、塩素臭は気になりません。口に含むと、塩辛い。続いて、外の露天風呂へ。手前の1人サイズの煉瓦枠瓶風呂は、湯温42℃位。また奥に、10人サイズの石造り浴槽があり、こちらも湯温42℃位の適温。夜は潮騒と星空、翌朝はオーシャンビューを楽しめました。

    朝食は、昨晩と同じレストランで和定食。伊勢海老の味噌汁が旨かったです。

    今後は、市で新しい施設を建設する民間事業者を、公募するのだとか。早期の再開と、芋焼酎飲み放題800円も復活して欲しいものです。

    主な成分: リチウムイオン1.8mg、ナトリウムイオン11560mg、アンモニウムイオン2.1mg、マグネシウムイオン923.8mg、カルシウムイオン1825mg、ストロンチウムイオン10.3mg、マンガンイオン0.3mg、鉄(Ⅱ)イオン1.8mg、フッ素イオン1.0mg、塩素イオン21560mg、臭素イオン68.5mg、硫酸イオン2904mg、炭酸水素イオン197.9mg、メタケイ酸27.6mg、メタホウ酸17.3mg、成分総計41210mg

  • 2源泉かけ流しの温泉公衆浴場

    投稿日:2016年8月15日

    2源泉かけ流しの温泉公衆浴場元湯・打込湯感想

    きくりんさん [入浴日: 2016年1月28日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    鹿児島本線の湯之元駅から、徒歩で約10分。国道3号線を越え、住宅街の奥まったところに建つ温泉公衆浴場。近くの「田之湯温泉」に向かっている時に、偶然ナビに表示。「元湯」の文字に魅了され、何の予備知識もないまま、平日の夕方にフラッと立ち寄ってみました。

    大きな看板の先に、民家の軒先で何か売っているかのような外観。夕方なので、次々とこちらの建物の中にお客さんが入って行きます。入浴料130円は券売機で。左側が男湯です。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左右に9人分のプッシュ式カラン。石鹸等のアメニティはありません。中央に、10人サイズのタイル張り石枠内湯があり、真ん中で2つに分割されています。そしてなんと、それぞれ別源泉の温泉を使用。左側が「打込湯」(「うっごんゆ」と読むのだとか)で、うっすら濁った透明の単純硫黄温泉(源泉名:湯之元国道以南14号)を、源泉かけ流しにしています。泉温52.8℃を加水・加温せず、43℃位で供給。PH8.3で、確かに肌スベの浴感です。「肌がスベスベになるよ」と、女将さんが絶賛したのが頷けます。口に含むと、微かに甘味。淡茶色の小さな湯の花が舞っています。

    次に、右側の「元湯」へ。こちらも、うっすら濁った透明の単純硫黄温泉(源泉名:湯之元国道以南17号線)を、源泉かけ流しにしています。泉温55.7℃を、加水・加温せず43℃位で供給。PH8.5で、こちらも肌がスベスベする浴感です。口に含むと、ほんわり硫黄臭。やはり、淡茶色の小さな湯の花が舞っています。女将さんは、「神経痛やリュウマチに効くよ」と教えてくれました。

    どちらも、泡付きがみられる程、フレッシュなお湯。ここ湯之元温泉で、最も古い温泉施設なのだとか。できれば次回は、あまりお客さんが多くない時間帯に、のんびり2源泉を楽しみたいです。

    主な成分:
    源泉名: 湯之元国道以南14号
    リチウムイオン0.3mg、ナトリウムイオン123.7mg、アンモニウムイオン1.9mg、マグネシウムイオン0.1mg、カルシウムイオン3.3mg、ストロンチウムイオン0.1mg、フッ化物イオン12.8mg、塩化物イオン41.0mg、臭化物イオン0.1mg、硫化水素イオン0.3mg、チオ硫酸イオン4.6mg、硫酸イオン77.0mg、炭酸水素イオン127.5mg、炭酸イオン13.8mg、メタケイ83.5mg、メタホウ酸11.6mg、成分総計508.8mg

    源泉名: 湯之元国道以南17号
    リチウムイオン0.3mg、ナトリウムイオン134.5mg、アンモニウムイオン2.1mg、マグネシウムイオン0.3mg、カルシウムイオン3.9mg、ストロンチウムイオン0.1mg、フッ化物イオン11.3mg、塩化物イオン64.5mg、臭化物イオン0.2mg、硫化水素イオン3.1mg、チオ硫酸イオン11.7mg、硫酸イオン56.5mg、炭酸水素イオン128.1mg、炭酸イオン17.4mg、メタケイ酸88.4mg、メタホウ酸10.4mg、成分総計540.1mg

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