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鹿児島県湧水町の吉松温泉郷に佇む、大正時代から親しまれているという温泉施設。国道268号線にも看板が出ていますが、建物の壁面でもめっちゃ名前をアピールしています。平日の午後、利用して来ました。
湯治棟や家族湯棟を併設した、なかなか鄙びた外観。ところが、到着してみると、壁の一部は剥がされ、一輪車が玄関前に。工事車両も、前に数台駐車されています。工事中で、こりゃ休みだろうなと思いつつ、ダメ元で聞いてみたら、女将さんから「やってますよ」との返事。逆に、マジで?と驚きました。
入浴料は250円。雑貨屋?とおぼしき店の奥に、男女別の浴室があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に3人分のプッシュ式カランがある洗い場。アメニティは、ありません。左側に、タイル張り内湯があり、2つに分割。共に、透き通った茶褐色の単純温泉(源泉名:吉松川東6号)が、かけ流しにされています。泉温77.0℃を加水・加温せず、手前の4人サイズの浴槽で41℃位、奥の3人サイズの方は43℃強位で供給。PH7.1ながら、肌がツルツルする浴感です。オーバーフローも見られるのに、衛生管理上により消毒はあり。でも、塩素臭はしません。むしろ、芳しいモール臭。茶色の小さな綿状の湯の花が、大量に舞っています。窓の外は、裏山の景色。工事の音が気になりましたが、貸切状態でコーヒー色のモール泉を満喫できました。
主な成分: リチウムイオン0.1mg、ナトリウムイオン95.7mg、アンモニウムイオン21.5mg、マグネシウムイオン2.8mg、カルシウムイオン5.1mg、鉄(Ⅱ)イオン0.3mg、フッ化物イオン0.7mg、塩化物イオン4.5mg、硫酸イオン1.8mg、リン酸水素イオン0.3mg、炭酸水素イオン349.5mg、メタケイ酸199.7mg、メタホウ酸2.2mg、遊離二酸化炭素28.6mg、成分総計728mg18人が参考にしています