
きくりん さん
43.9点 / 2644件
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芭蕉が9日間逗留した、山中温泉に佇む加賀モダンな宿。姉妹館の「吉祥やまなか」に泊まったので、湯めぐりでお風呂だけ入って来ました。宿のマイクロバスで送迎いただくと、玄関で大きな蟹のオブジェがお出迎え。運転して行ったフロントのスタッフの方も、下ろしてサヨウナラではなく、宿の中まで一緒に入って来て、案内いただきました。丁寧な接客に、とっても満足。さて、玄関を入って右手のエレベーターに乗り、フロントのある6階から1階の大浴場「百間の湯」へ。内湯は2つあり、左手は15人サイズの石組み浴槽で、無色透明のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉が満ちています。石垣の上方の湯口から、小さな滝となって、湯が注がれています。湯温は41℃位で、肌がツルツルする浴感。右手の8人サイズの石組み浴槽は、40℃位で少し浅め。次に、外の露天風呂へ。ドアを開けて飛び石の上を歩いて行くと、川に面して2つの石組み浴槽。いずれも3人サイズで、上の方は42℃位。オーバーフローした湯が、下の浴槽に注がれています。こちらは、湯温40℃位。川のせせらぎに癒され、まったりできました。戻る時も好きな時間に送ってくれます。「お送りしましょうか?」とすぐ声をかけてもらいましたが、売店でお土産を物色したり(姉妹館で商品の品揃えが違います)、ロビーラウンジからの鶴仙渓の眺めを楽しんだりと、満喫して宿を後にしました。泊まっても、良さげでしたよ。
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加賀友禅や九谷焼、山中塗に彩られた、加賀コンシャスな山中温泉の宿。年末の土曜日、一泊二食付で利用してみました。到着すると、ロビーラウンジで、金箔入り梅茶をいただきながらチェックイン。夕食は、17:30~か20:00~でしたが、着いた時には20:00~しか選べませんでした。荷ほどきして、1階の大浴場「白鷺の湯」へ。20人サイズの石造り内湯には、無色透明のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉が満ちています。湯温は、41℃位。続いて、外の露天風呂へ。東屋風の屋根の付いた6人サイズの石造り浴槽があり、こちらは湯温40℃位。川のせせらぎに、癒されます。湯上がりに先程のロビーラウンジで、生ビールやソフトドリンクのサービス(16~18時)。時間が余ったので、玄関近くのお土産処へ。お正月用に、彩り豊かな九谷焼のお猪口を購入しました。そして、いよいよ夕食時、2階の食事処「べにはな」へ。ズワイガニ2杯、香箱ガニ2杯が付く蟹懐石プランを予約していましたが、蟹ばかりでなく、刺身や郷土料理の先付けなど、十分すぎるほど満足。地ビールやにごり酒が、すすんでしまいました。夜1時に、男女の大浴場が入れ替えに。翌朝は、大浴場「菊の湯」へ。20人サイズの石造り内湯は、湯温41℃位。ドアの向こうに、半露天とサウナ。半露天はジャグジーとなっていて、川のせせらぎや滝を眺めながら、40℃位のぬるめの湯で、まったりできました。朝食のセミブッフェも、なかなか満足。また、姉妹館の「かがり吉祥亭」のお風呂に、送迎付きで好きな時間に入りに行けるのも良かったです。
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大正元年開業。鉄筋7階建てながら客室23室の、山代温泉の旅館。土曜日の午後、日帰り入浴してみました。館内に入ると、宿泊客の到着時間前から仲居さん達がロビーで総出迎え。団体客が少なくなった昨今、久しぶりに見る光景です。入浴料700円を払って、1階の大浴場「鼓の湯」へ。15人サイズの石造りタイル張り内湯には、無色透明のアルカリ性単純温泉(7号源泉)が満ちています。PH8.9の、なかなか肌がツルツルする浴感。湯温は、41℃位でした。続いて、外の露天風呂「宝泉の湯」へ。15人サイズの石造り浴槽は、簾がかかり、小さな滝や石灯籠など風情のある造りとなっています。湯温は40℃位で、先客が上がられた後、しばらく貸切状態で楽しめました。趣向を凝らしたもてなしを感じる宿なので、宿泊もアリかなと感じました。
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4年半ほど前に訪れたときには、まだ鉄筋コンクリート二階建ての建物でした。当時の総湯は、昭和46年に建て直されたもので、2階に男性用浴室があり、大小2つの円形浴槽のうち、1つは深めになっていました。平成21年に新しくなった総湯がどう変わっているか、少し楽しみに訪れてみました。場所は、以前の総湯の向かい。バンや温泉玉子を売るスペースがあり、スロープも付いている現代風の市民の為の共同浴場です。入浴料420円ですが、今回は加賀温泉郷パスポート利用。脱衣場と浴室は、別になっています。浴室には、内湯が2つ。入口近くの10人サイズの石造り浴槽には、無色透明のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(古総湯と同じ、第1号源泉)が満ちています。PH7.8で、肌がツルツルする浴感。湯温は40℃位。窓のそばにも、10人サイズの石造り浴槽。こちらは42℃位で、深くて座っても肩まで浸かります。壁には、九谷焼のタイルが張られていました。「里人多く集まり、手足などを洗いて」と江戸時代の書物にあるように、この日もなかなか盛況でした。
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以前、総湯があった場所に、平成23年にオーブンした外来向けの共同浴場。土曜日の午後、行ってみました。古瓦やこけら葺き屋根と、明治時代の総湯の外観を復元し、山代温泉の中心に堂々と建っています。入浴料は通常500円ですが、この日は「加賀温泉郷パスポート(800円で3施設利用可)」を加賀温泉駅で購入していたので、早速使って入場。男女違う入口になっていて、番台の後ろが直ぐ浴室でした。脱衣場と浴室が一体化した、昔ながらの造り。湯気抜けが悪い(壁の板張りが湿気を吸わないらしい)ため、靴下をまず脱いだ方がいいと、番台のおばちゃんが教えてくれました。また、脱いだ服が濡れないようにカゴを貸してくれたり、源泉が出ているところは53℃位あるので、かけ湯は浴槽のお湯を使ってと、いろいろアドバイス。14人サイズの石造り浴槽には、無色透明のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉がかけ流しにされています。PH7.8なのに、かなり肌がツルツルする浴感。九谷焼のタイルやステンドグラスが、レトロでいい雰囲気です。湯温は40℃位だったので、貸切状態でまったりしていたら、上がっても汗がなかなか引かず困りました。2階に休憩室があり、無料のお茶が頂けます。木のいい香りがして、のんびり寛げました。
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寛永元年(1624年)開業。紅殻格子が美しい本館は、文政8年に建築され、国の有形文化財に指定されています。星野リゾートグループになる前、一泊二食付きで利用しました。加賀モダンの部屋に泊まり、新加賀懐石料理に舌鼓。「吉祥の湯」「尚武の湯」で、かけ流しの山代の湯を堪能。接客も申し分なく、とても満足いく宿でした。その分、料金もそれなりでしたが。
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昭和38年創業の、山代温泉に佇む大型旅館。土曜日の昼頃、日帰り入浴して来ました。入浴料1000円(タオル付き)を、フロント向かいの券売機で払い、吹き抜けのきれいなロビーから廊下を進んで、大浴場「九谷の湯処」へ。脱衣棚には、全て無料の鍵付きロッカーが備えられています。広い浴室に入ると、洗い場の壁に九谷焼の大皿が飾られ、贅沢な雰囲気。30人サイズの石造り内湯には、無色透明のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉が満ちています。PH8.6で、肌がツルツルする浴感。湯温は40℃位。隣に、8人サイズ位の六角形の石造り浴槽もあり、こちらも40℃位のぬるめです。続いて、外の3つある露天風呂へ。左手には、10人サイズの石造り深湯。深さが1mありますが、腰掛けになる段差があり、座ると丁度肩が浸かる深さ。微弱黄色で、40℃位。真ん中は、1人サイズの五右衛門風呂。こちらは、温度調整されてなく、この時は41℃位でかけ流し。また、右手には6人サイズの石造り木枠円形浴槽。ここも、やはり40℃位。創業50周年の記念事業として、敷地内を掘削し、平成24年11月27日から自家源泉と引湯源泉の豊富な湯量を、放流・循環併用で供給しているそうです。先客1名が上がられてから、貸切状態で楽しめました。泊まると、3つの大浴場を湯めぐりできるそうなので、次回は宿泊で来てみたいです。
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上野の不忍池近くに佇む、森鴎外ゆかりの宿。敷地内に、名作「舞姫」を執筆した鴎外の旧居が保存されています。この日は、お得プランのウインターステイ(シングル素泊まり4800円)で、利用しました。21時位に到着の予定でしたが、遅れてしまい、チェックインしたのが23時の10分前。何気に「お風呂は何時までですか?」と聞いてみたところ、23時迄とのこと。しかも、翌朝は6時から入浴可ですと言われても、6時前に出発予定。これじゃ温泉に入れないと、慌ててフロントのある東館の洋室に荷物を置き、別棟の浴室目指して猛ダッシュ!2階の大浴場「福の湯(天然大理石浴槽)」へ。「檜の湯(古代檜漆浴槽)」と男女日替わりとなっていて、宿泊すればどちらにも入れます。浴室には、8人サイズの石造り内湯が1つ。うっすら琥珀色の重炭酸ソーダ泉が、床にサラサラとオーバーフロー。さらりとした浴感で、湯温は41℃位。こちらは、都内第一号に認定された天然温泉とのこと。実は、4年位前の東京出張の際、温泉博士の特典で、1度「檜の湯」へ入ったことがあり、平日の夕方だったので、貸切状態でのんびりできました。今回は、宿泊にもかかわらず、短い湯浴み。もうちょっと下調べしておくべきだったと後悔しつつ、安いからまた来るかと、立ち直りも早かったです。
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上越新幹線浦佐駅の西口前からだと、徒歩でも10分ほど。鉄筋三階建ての、この辺りでも一番大きな旅館。日曜日の夕方、日帰り入浴して来ました。入浴料600円を払って、玄関から右手に進み、すぐ左の階段を上ると大浴場。14人サイズの石造り内湯には、透き通った茶色のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉が満ちています。さらりとしていながら、肌に優しい浴感。口に含むと、旨じょっぱい。茶色の湯の花も舞っています。湯温は、41℃位。続いて、外の露天風呂へ。6人サイズの石組み浴槽で、はっきり鉄臭のする赤茶色の湯。周りの石も、赤茶色に変色しています。湯温は40℃位とぬるめで、何時間でも居られる位の気持ち良さ。見上げると、木の枝に雪の花が咲いたように降り積もり、風情を感じつつ、まったりできました。
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越後奥只見郷の麓にある、宿泊のできる温泉入浴施設。日曜日の午後、寄って来ました。越後山脈に棲むという、12の神々をもてなす温泉ということらしい。入浴料600円を券売機で払い、無料の靴箱の鍵と交換に、ロッカーのカードを受け取って館内へ。吹き抜けの広いロビーに、まず目を奪われます。そのロビー横にある、大浴場「翁草の湯」へ。脱衣場のロッカーの扉の後ろに、先程のカードを差し込むと、鍵がかかるシステム。洗面台の陶器に、自然の草花や、鳥、魚が描かれていて、とっても贅沢。浴室は広く、4人分のジェット水流が付いた、20人サイズの石造りタイル張り内湯には、無色透明の単純温泉が満ちています。PH7.8の、さらりとした浴感。湯温は、41℃位。6人サイズの円形ジャグジーもあり、こちらも41℃位でした。続いて、外の露天風呂へ。12人サイズの石組み浴槽も、同じ41℃位。しんしんと雪が降る中、雪見露天を楽しめました。













