きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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大同3(808)年、弘法大師によって開かれたといわれる、甲州湯村温泉に建つ宿。以前、日帰り入浴しました。皇室や各界の著名人に愛され、広い庭園と純和風の客室が特徴で、甲府の迎賓館ともいわれる佇まい。石造りの大きな浴槽で、古の名湯を満喫できます。日帰り入浴だけじゃもったいない、一度は泊まってみたい宿です。
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下部温泉郷の湯沢温泉に佇む、湯治に最適な温泉旅館。この湯沢温泉は、常葉川のほとりに宿が2軒あるだけで、下部温泉のように温泉街があるわけではなく、とても静かな環境です。日曜日の夕方、温泉博士の特典でタダで(通常500円)、日帰り入浴して来ました。なかなか重厚な建物で、館内はとてもきれい。玄関からまっすぐ進んで、男女別の浴室へ。すでに多くのお客さんで、洗い場もいっぱいです。L字形に配された石造り内湯は、手前が6人サイズで、奥は12人サイズ。ともに、無色透明の単純硫黄泉が満ちています。小さい方の浴槽は、42℃位の適温。奥の大きな方は40℃位のぬるめ。ほとんどのお客さんは、ぬる湯でゆっくりして、上がる前に温度の高い方に入っていました。自分も交互に入って、両方とも満喫。ところが、後でパンフレットを見たら、石組みの露天風呂もあったのに、気づかずに入らず終い。次回は忘れずに、露天も満喫したいです。
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下部温泉郷湯沢温泉に佇む、湯治場風情を色濃く残した旅館。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。JR身延線の波高島駅から、わりと近く。車で行くなら、下部温泉へ行く途中、富士川を渡ったらトンネル手前を右に曲がり、JRと平行に走ります。波高島駅入口を過ぎたら、長生館の小さな看板が出ているので、狭い高架をくぐり、道なりに。最後にかなり細い橋を渡れば、湯沢温泉に到着です。ただパッと見、どこにあるのかわかりません。不二ホテルの前、人ひとりが通れる路地を奥に進み、突き当たりを左に曲がれば見えます。大きな看板を掲げていますが、外観は普通の民家。予め電話して行ったので、女将さんに入浴料500円を渡し、浴室へと案内いただきます。館内も、全く普通の民家。脱衣場は男女一緒で、浴室も混浴の浴室が1つという昔ながらの湯治場です。先客は居らず、貸切状態。中に入ると、左手の1人サイズのタイル張り浴槽には、お湯が張られていません。右手には、4人サイズと2人サイズに仕切られたタイル張り浴槽。ただし、2人サイズの方は銀色の保温シートが被せられたままです。無色透明の単純硫黄泉は、ほのかな玉子臭。灰色の湯の花が舞い、41℃位に加温されています。隣の浴槽の銀色のシートをはがし、手を入れてみると水のような冷たさ。夏なら交互浴が楽しめそうですが、この日はちょっと無理でした。花の模様に並べられた、床のタイルが印象的。所々はがれたままが残念ですが、職人技を感じつつ、まったり浸かって上がりました。帰りがけ、宿泊もできるのか聞いてみると、一泊二食付きで7500円とのこと。ふと迷い込んでしまったかのような、隠れた湯治場を一度は訪れてみて欲しいです。
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戸栗川のほとりに、静かに佇む素朴な温泉宿。6年程前に、日帰り入浴しました。船の形をした湯船(渡舟風呂)で、地下1500mより湧き出る自家源泉を、貸切状態で満喫。一度泊まって、名物イノシシ料理を味わってみたいです。
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JR身延線の内船駅に近い、南部町に佇む日帰り温泉施設。以前、利用してみました。露天風呂をはじめ、内湯、寝湯気泡湯、打たせ湯など、種類豊富な浴槽で自家源泉を満喫しました。
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みちの駅「とみざわ」から、福士川を遡ること約20分。南部町の町営日帰り温泉施設。以前、利用してみました。かなり山奥に入っていくので、雪の降る季節は路面凍結に注意。木をふんだんに使った、ロッジ風の建物。広々した内湯と露天風呂があり、ぬるめの湯でまったりしました。
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天然の硫黄泉が岩間より湧く、佐野川温泉の一軒宿。5年程前に、日帰り入浴しました。富士川から少し山道を入ったところなのに、緑豊かな自然に囲まれた環境。昔から湯治場として知られ、硫黄の匂いを楽しみながら、かけ流しのぬる湯でまったりできました。
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硯石の産地として知られていた雨畑に建つ、旧硯島小・中学校の跡地を利用した温泉施設。6年程前に、利用してみました。途中、崖崩れがあったら帰れなくなりそうな細い山道を通り抜け、雨畑湖まで来ればあとちょっと。トンネルを抜けると突然集落が現れ、こちらの施設があります。きれいな館内で、秘湯感はありません。日曜日の夜、静かに湯浴みを楽しみました。
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日本一人口の少ない町で知られる早川町。その町営の温泉施設。宿泊ロッジもあります。日曜日の午後、利用してみました。入浴料500円を券売機で払って、男女別の浴室へ。洗い場と野天風呂は、完全に分離しています。洗い場では、木の樋から桶で湯をすくって使うタイプの湯治場スタイル。さて、駐車場に車が一台も無かったので、おかしいなと思っていましたが、風呂に行くと納得。8人サイズの木造り浴槽は、半透明のビニールで囲われ、川の近くなのに眺望はありません。無色透明のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉がかけ流しにされています。湯温は41℃位。PH9.7で、ツルスベ系のいい湯です。口に含むと、ほんのり玉子味。アワ付きも見られました。隣には、3人サイズの石をくり貫いた浴槽があり、こちらもビニールで囲われています。湯温は40℃位。近くに色鮮やかな野鳥が来ているのにもったいないなぁと思っていると、突然一陣の寒風。めっちゃ、冷たいやん。こりゃ、囲わなきゃやってられないわと、ビニールの存在価値をあらためて確認したのでした。ずっと貸切状態で使用。帰りがけ、受付の人にいつまでビニールで囲っているのか聞いてみると、例年冬の間だけど、5月の連休の前まで位とのこと。その頃また訪れてみたいです。
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西山温泉の慶雲館の斜め前に佇む、かなり鄙びた温泉旅館。日曜日の昼頃、日帰り入浴してきました。入浴料1000円を払って初めて来ましたと伝えると、ご主人が丁寧に案内してくれます。まずフロントのある新館3階から、奥に進んで階段で4階へ。一度外に出ると、そこには明治6年建築の旧館が、当時のままの姿で建っています。その旧館1階にある、混浴の大浴場へ。脱衣場は男女別ですが、浴室は1つ。木造りの浴槽は3つに仕切られ、右側の一番大きな8人サイズは39℃位、左側の奥の6人サイズは40℃位、手前の湯口寄りの2人サイズは41℃位です。いずれも、無色透明の単純温泉(古い分析表数枚には、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉と書かれてましたが、一番新しい分析表は単純温泉でした)が、かけ流し。PH8.0で、さらりとして柔らかい浴感。白茶色の綿状の湯の花が、たくさん舞っています。そして底には、ご主人が瓶に入ったものを見せてくれた、珍しいオレンジ色のゼリー状の湯の花が、たくさん沈んでいます。手に取ると、プニョプニョしていて、みかんの皮がふやけたみたい。ここ以外では、お目にかかったことの無い不思議な物体でした。窓の外は、湯川の小さな滝を見下ろせます。先客が上がられた後、貸切状態でぬる湯を満喫しました。