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自家源泉を4本所有する、福地温泉の湯量豊富な宿。土曜日の午後4時前位に、「のくどまり入湯手形」を使って日帰り入浴しました。「もらい湯」の制度は、H24.11.30で一旦終了し、福地温泉の新しい湯めぐりとして「のくどまり入湯手形(6枚綴りで600円)」を宿泊する宿で購入して、好きな宿のお風呂に入れるシステムとなっています。孫九郎さんでは、手形のチケット5枚でOK。奥に進み、階段を下りてすぐ右へ。館外に出て、小路を渡り、露天風呂「帝の湯」へ。洗い場は無く、東屋風の屋根の付いた、大人が4人足を伸ばして入れるサイズの木造り浴槽があり、透き通った青白色の単純温泉(帝の湯2号源泉と5号源泉の混合泉)が満ちています。湯温は、41℃位。奥には、20人サイズの石組み浴槽もあり、こちらは40℃位。PH6.9で、肌に優しい浴感です。水車があって、風情も豊か。毎分180リットルの源泉が惜しみ無く投入され、赤茶色の小さな湯の花も舞っています。先客が上がられ、しばらく貸切状態で楽しめました。一度浴衣を着て館内に戻り、今度は内湯へ。木造りの浴槽は、手前の4人サイズ(41℃位)と、奥の10人サイズ(40℃位)に仕切られています。こちらは、無色透明のナトリウム-炭酸水素塩温泉(帝の湯4号源泉)がオーバーフロー。PH6.5で、肌に優しい浴感です。おが屑のような茶色の湯の花が舞っています。こちらでも、毎分90リットル投入される源泉100%のかけ流しの湯を、堪能できました。満足度の高い温泉だと思います。
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