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白骨温泉に佇む、日本秘湯を守る会会員の宿。日曜日の午前中に雑誌「旅の手帖」2013年2月号のクーポン利用で、タダで(通常は入浴料600円)日帰り入浴して来ました。帳場から右手奥に進み、雪駄を履いて階段を上がったところにある湯殿へ。脱衣場は床暖房が効いていて、素足でも温かい。二面ガラス張りの浴室ですが、この日はガラス戸が開け放たれ半露天風に。白い析出物が堆積した8人サイズの内湯は、もはや木造りか石造りかわかりません。青みを帯びた乳白色の含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉(源泉名:小梨の湯)が、かけ流しにされています。湯温は41℃位。PH6.61で、肌に優しい浴感。残雪を被った山を渡る冷たい風が、頬を撫でて心地よい。しばらく貸切状態で、まったりできました。帰りがけ、貸切露天風呂の前に「どうぞ、空いてますので」の立札を見つけ、ちょっと拝見。階段を上っていくと、4人サイズの石組み浴槽があり、湯温は42℃位。白樺林を眺めて、のんびりできそうでした。是非一度泊まって、雪見露天を楽しみたいと思いました。
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