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標高800mの白河甲子高原に佇む、新甲子温泉の近代的な外観の温泉宿。源泉湯宿を守る会会員の宿で、湯使いに拘る宿でもあります。以前に姉妹館のみやま荘に日帰り入浴したことがあったので、今回はこちらに平日の午後日帰り入浴して来ました。
入浴料800円は、右手のフロントで。このフロアは2階なので、階段を下りて1階の大浴場へ。この日の男湯は、手前の「福寿の湯」です。奥の女湯「かわせみの湯」とは、夜間清掃後に毎日男女入替わりになるのだとか。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂製とお茶系です。
窓際にタイル張り木枠の11人サイズの主浴槽と2人分の寝湯があり、いずれも無色透明のナトリウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉(源泉名: 五峰荘源泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温71.3℃を加水・加温せず、主浴槽は42℃位、寝湯は41℃位で供給。PH7.2で、やや肌がスベスベする浴感です。窓から、中庭を望む景色。また手前には、4人サイズのタイル張り石枠八角形ジャグジー浴槽もあり、湯温は40℃弱位。ここだけ、源泉かけ流しではないようです。深さ97.5cmと、かなり深めでした。
続いて、外の露天風呂「岩鏡」へ。屋根付6人サイズの岩風呂で、こちらの湯はうっすらと濁っています。湯口の岩は、温泉成分で赤茶色に変色。口に含むと、無味ながら微かに塩化物臭。浴槽内には、小さな赤茶色の湯の花も舞っています。湯に身を任せれば、木々を眺める景色。先客が上がられた後、貸切状態でのんびりできました。
小さめながら畳敷きの休憩所「一休」もあるので、空いていれば湯上がり後もこちらでくつろげます。今回入れなかった露天風呂「鰍の湯」にも、次回は是非入ってみたいです。
主な成分: ナトリウムイオン429.8mg、マグネシウムイオン10.0mg、カルシウムイオン31.6mg、鉄(II)イオン0.4mg、リチウムイオン0.6mg、フッ化物イオン6.4mg、塩素イオン260.4mg、チオ硫酸イオン0.1mg、硫酸イオン369.2mg、炭酸水素イオン369.7mg、メタケイ酸64.3mg、メタホウ酸36.5mg、メタ亜ヒ酸2.1mg、遊離二酸化炭酸22.0mg、成分総計1.620g28人が参考にしています