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雲仙温泉の象徴とも言える温泉館で、温泉街の中心部からは少し離れた場所に位置しています。木造の特徴あるレトロな外観を見ると、それだけでテンションが高まってきました。浴室には二つに仕切られた内湯浴槽があり、打たせ湯がある狭い方には40℃前後の温めのお湯、もう一方の大きな浴槽には比較的熱めのお湯が掛け流されていました。浴室内には小地獄源泉の強い硫黄泉が充満しており、見事に白濁したお湯の色も含め、正に硫黄泉のお手本とも言える泉質です。入浴してみると、酸性泉特有の刺激感もしっかりと存在し、湯上がり後もしばらく汗が引かない程に温まりました。火山の近くでないと味わうことができない、湯巡りの極みを感じることができる温泉です。
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