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投稿日:2014年12月18日
ブレンド&MIX (英彦山温泉しゃくなげ荘(休館中))
きくりんさん [入浴日: 2014年9月29日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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44.0点
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大分自動車道の杷木IC.から車で約50分。標高1200mの霊峰英彦山の中腹に佇む、公共の一軒宿。平日の午前中に、日帰り入浴してみました。
100円返却式の下駄箱に靴をしまい、入浴料600円は券売機で。フロントから、右手を見ると壁絵。その後ろ側に階段があり、地下1階の大浴場へ。籠が並ぶ、広い脱衣場。浴室に入ると、左側に洗い場。右側には、18人サイズの石造り内湯があり、無色透明のナトリウムー炭酸水素塩泉が満ちています。源泉28.1℃を、40℃位に加温。肌がツルツルする浴感です。循環濾過ありながら、塩素臭は感知しません。仏様の湯口が特徴的です。湯口の湯を口に含むも、無味無臭でした。奥の方に3人分の寝湯もあり、こちらの湯温は38℃位でした。
続いて、外の露天風呂へ。14人サイズの岩風呂で、湯温は41℃位です。山々の景色を眺めつつ、貸切状態でまったり。こちらは、少し塩素臭が気になりました。
湯上がりに脱衣場前の分析書を見てみると、異なる源泉の分析書が2枚掲示されています。たまたま宿の方がいたので、ちょっと質問。もともと引いている源泉①の権利者が代わり、使える湯量が減ったので、それを補うためにタンクローリーで源泉②を運び、MIXしているとのこと。階段に車椅子用の昇降機を付けたり、温泉を運んだりと、経営努力に感謝しつつ宿を後にしました。
源泉①:ナトリウム-炭酸水素塩泉(源泉名:しゃくなげ泉及び湯乃山泉の混合泉) PH不明 ナトリウムイオン330.2mg、カルシウムイオン4.9mg、塩素イオン12.4mg、炭酸水素イオン921.5mg、メタケイ酸47.3mg、遊離二酸化炭素52.2mg、成分総計1.385g
源泉②:ナトリウム-炭酸水素塩泉(源泉名:英彦山温泉 湯乃山泉及び添田温泉の混合泉) PH7.9 ナトリウムイオン370.5mg、カリウムイオン14.3mg、塩素イオン31.0mg、炭酸水素イオン964.2mg、メタケイ酸58.6mg、遊離二酸化炭素78.1mg、成分総計1.543g24人が参考にしています
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