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伊予鉄横河原線の久米駅から徒歩3分。松山市の住宅街に建つ、ちょっと洋風な外観の日帰り温泉施設。日曜日の午後、利用してみました。木札で鍵をかける、昔ながらの銭湯の下駄箱。入浴料450円を券売機で払います。玄関から右手奥に進んだところに、「男癒」(おとこゆ)。名前も湯の代わりに「癒」の字をあてていますが、男湯の暖簾にもこの字を使っているのに、こだわりを感じます。無料の鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場。浴室に入ってすぐ、左手にかけ湯用の壺があり、温泉が使われています。シャンプー・ボディソープ備え付けの洗い場は、右側に。シャワーのお湯も温泉(源泉名:東道後第2源泉、源泉33.1℃を加温、PH8.3)です。浴室左側には、サウナ「月之岩盤浴」。そして窓際に、3つの内湯があります。中央に、14人サイズの石造り主浴槽。浴槽には、シャワーとは違う源泉の、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:東道後第6・第8源泉)が満ちています。源泉43.1℃を、加水なしで41℃位で供給。微塩素臭がします。PH9.2で、かなり肌がツルツルする浴感。左隣には、6人サイズの石造り浴槽「泡風呂」。4人分のジェット水流付きジャグジーで、湯温は41℃位です。右隣には、6人サイズの木造り浴槽「ひのき風呂」。こちらも湯温は41℃位で、檜のいい香りがします。更に奥に進むと、洞窟のようなスペースに、4人分の石造り椅子「日之岩盤浴」。湯温は44℃位という、高温の手足浴ができる座湯でした。続いて、外の露天風呂へ。5人サイズの石造り浴槽「源泉かけ流し浴槽」があり、湯温は40℃位。囲まれているため、景色は見えません。口に含むと、微かにしょっぱい、まろやかな味。他に、4人が寝転べる畳寝処があり、なんと足湯付きでした。浴室全体に、遠赤外線等を放出する三玉石をふんだんに用いたり、第2源泉を三玉石のフィルターに通した「三玉水」を随所で飲水できる等、料金の割にはよく頑張っていると思いました。
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