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投稿日:2015年11月11日
ジャングルは無くなっても掛け流しは健在… (奥道後 壱湯の守(いちゆのもり))
たこさん [入浴日: 2015年11月10日 / 1泊]
55.0点
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44.0点
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44.0点
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55.0点
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33.0点
ジャングルは無くなっても掛け流しは健在。
愛媛県松山市、奥道後温泉のシンボル的ホテルです。以前は『ホテル奥道後』で、温室の中のジャングルのような雰囲気のある独特な大浴場が印象的でした。紆余曲折あり、壱湯の守として生まれ変わりました。
毎度の出張宿泊にて今回はこちらをセレクトしてみた。ネット予約で大変安かったのですが、当日は部屋が空いているからとのことでセミスイートにランクアップしてくれた。こういうサプライズは宿泊が多いとよく経験するのですが素直に嬉しいですね。
館内はロビーや客室は昔のまんまで、内装を少しリフォームって感じですが、温泉エリアはリノベーションって感じですね。
食事に関しては朝食のみですが、通常ビジネスホテルとはやっぱりボリュームが違います。種類も多く大変満足出来ました。愛媛県ゆかりの料理が多かった。
さて、温泉ですが、ジャングル風呂時代は日帰り客が多いイメージでしたが、日帰り値段はそこそこ高く、また時間もそんなに長くない。宿泊者専用タイムが長く宿泊施設としての大浴場に特化しているのかなと感じました。
直近の口コミで『カルキ臭』『内湯が無い』ような事が書かれてあったが、結論として、温泉に関しては以前とまったく変わらず『加温・掛け流し(消毒は実際の所無し)』道後温泉より奥道後温泉のほうが泉質的にも上と感じます。上質な卵臭がプンプン、ツルヌル感も非常に高くカルキ臭は皆無、飲泉しても全く感知せず。
露天風呂は階段が多く滑りやすい。迷路のような造りのため、お年寄りにはちょっときついと思う。湯船が点在しており、好みに合わせて選ぶ感じ。洗い場が二か所あるのですがカランからは源泉が出ており、ほのかな温泉臭がしました。
一つ良かったのが、温泉利用のシルク風呂、これは初体験でした。温泉臭の中に微細な気泡がまとわりつきかなり心地よい、消毒臭のしないシルク風呂はまるで白濁硫黄泉?と勘違いしそうな湯触りでした。
まだ少し早かったですが、あと二週間もすれば見事な紅葉が見られそうな景観でした。
また主浴槽は、ジャングル時代の印象的な湯口がそのまま残されておりちょっと感慨深くなりました。
内湯に関しては、脱衣所から二階に上がると70人サイズの巨大浴槽が鎮座する内湯エリアがあります。露天風呂と直結していないのはちと残念。
総合的な評価として、平日ならかなり格安で宿泊可能、食事がおいしい、温泉に関しては松山市内でもトップレベルで空いている・・って事で今後宿泊でまた使わしていただこうかと考えています。
評価は調整の意味合いも含め★5を付けさせていただきます。25人が参考にしています
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