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投稿日:2014年7月27日
甘い硫黄臭のする冷たい源泉 (おくとろ温泉 やまのやど)
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2014年6月6日 / 2時間以内]
44.0点
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道の駅「おくとろ」に併設するホテルのお風呂です。この施設のある和歌山県北山村は、村全体が飛び地になっている稀有なところです。じゃばらというかんきつ類でも有名です。
村営のホテルのようで、入浴だけでも利用可能。今回は時間が合わなかったので利用していませんが、昼食バイキングとセットで1500円と良心価格かなと。山間に似合わずジャズが流れるモダンな雰囲気です。最近改装を受けましたので、脱衣所はピカピカでした。
お風呂は内湯に飲泉処、源泉の小さめの壷湯。この2つが源泉の「らしさ」を味わうには最適です。源泉壺湯は30℃くらいの低温で、それでもくっきりと分かる硫黄系の香りが何とも言えずいいです。他には加温循環の主浴槽。こちらは硫黄臭は感じられませんでした。消毒は弱めでした。露天はじゃばら風呂の壷湯。もちろんじゃばらが入っています。柚子のような果実を潰して入れてありました。それから岩風呂。こちらは内湯の主浴槽と同じような感じです。泉質は単純硫黄泉で29.6℃、67L/min、pH9.2、0.731g/kgとなっています。浴槽のサイズが小さいので、かかり湯疑惑は尽きないのですが、やはり源泉壺湯で楽しみたいところ。特に夏場はこの浴槽が大変ありがたいと思います。冷涼かつ硫黄というコンビも珍しいかと思いますし、是非とも試してもらいたいですね。あと、アメニティはオリジナルのじゃばら3点セットでこちらもなかなかのものでした。3人が参考にしています
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