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投稿日:2015年2月5日
やはり源泉かけ流しが魅力 (湯元榊原舘(さかきばらかん))
きくりんさん [入浴日: 2014年10月24日 / 1泊]
44.0点
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55.0点
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55.0点
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33.0点
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44.0点
古くは「ななくりの湯」と呼ばれ、有馬、玉造と並び「三名泉」として、清少納言の枕草子に登場する榊原温泉(諸説あり)。この地で、大正8年に開業した老舗旅館。平日に、一泊朝食付きで利用しました。広いロビーを持つ、鉄筋8階館の「夢の館」の他、鉄筋5階建ての「月の館」と「花の館」が並ぶ、風格ある佇まい。この日は、「花の館」3階の8畳広縁付き和室に宿泊。窓から榊原川が望めます。
早速、1階の大浴場「まろみの湯」へ。男湯は、左側の浴室「むらさき」です。左手に、10人サイズのタイル張り石枠内湯「源泉浴槽」。無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:榊原温泉 榊原舘七栗の湯)が、かけ流しにされています。自家源泉32.2℃を、敷地内からそのまま供給。肌がツルツルする浴感です。口に含むと、ほんのり玉子味。ちょっと冷たいですが、湯の新鮮さが伝わってきます。中央には、30人サイズのタイル張り石枠内湯。こちらは、42℃位に加温。続いて、外の露天風呂「為之助」へ。15人サイズの岩風呂で、湯温は40℃位でした。
次は一度浴衣を着て、6階の展望露天風呂「天つ木の湯」へ。男湯は、手前の浴室「天翔」。手前に、6人サイズの六角形木造りジャグジー浴槽があり、湯温は40℃位。奥には、8人サイズの木造り浴槽もあって、こちらも湯温40℃位。かがり火が焚かれ、幻想的な雰囲気の中、湯浴みを楽しめました。
翌朝の朝食は、「月の館」1階のダイニング「厨草子」で和定食。鰈の一夜干しは炙りたてだし、山芋が一本丸ごと入った蒲鉾も美味しい。明太子も一級品で、ご飯も白米、お粥、古代米粥から選べます。ご飯に掛ける「三重県産真珠の粉」が、付いていてビックリ。美肌や健康効果があるそうです。
食後は、6階の展望露天風呂へ。浴室は、男女入れ替えになった「天雅」。9人サイズの木造りL字形浴槽があり、湯温は40℃位。隣は、8人サイズの六角形ジャグジー浴槽で、こちらも湯温40℃位。山々の景色を眺め、まったりできました。
最後にもう1つ、1階の大浴場で男女入れ替えになった浴室「もえぎ」へ。浴室右側に洗い場。左側に、14人サイズのタイル張り石枠内湯。湯温は41℃位に、加温されています。奥の方には、6人サイズの屋根付きタイル張り石枠内湯「源泉浴槽」。非加熱の源泉32.2℃が、そのまま供給。手前には、露天風呂「おそめ」。8人サイズの岩風呂で、湯温は41℃位でした。お風呂には満足したので、次回は夕食と地ビールも、楽しんでみたいです。
主な成分: ナトリウムイオン90.9mg、塩化物イオン42.5mg、硫酸イオン28.1mg、炭酸水素イオン69.6mg、炭酸イオン21.0mg、メタケイ酸44.6mg、成分総計0.31g60人が参考にしています
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