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営業期間は、道道93号線が冬季(11月中旬~4月下旬)通行止めとなるので、春から秋まで。「地の涯」の名に相応しく、携帯圏外の大自然の真っ只中に建つ、岩尾別温泉の一軒宿です。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。入浴料800円を払って、大浴場へ。当日の一番乗りだったようで、先客はいません。素朴な石造りタイル張り内湯は、L字型に組まれ、19人サイズと4人サイズに分割。無色透明のナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉が、かけ流しにされています。PH6.6で、浴感はさらり。大きい方は42℃位の適温、小さい方は40℃位のぬるめでした。外に出ると、2つの丸太風呂。ここからは、混浴となります。どちらも、カップルなら2人サイズ、知らない人なら1人サイズといったところ。共に、湯温は42℃位。少し奥に進むと、ロープの張られた工事中の石組み浴槽があり、まだ入れませんでした。更に進むと、男湯の裏手に回り込むように通路があり、「庭園露天風呂」へ。25人サイズのV字型石組み浴槽は、緑がかった透明の湯が満たされ、湯温は42℃位。岩が高く積まれて、死角ができているため、混浴への配慮かと思われます。もっと奥には、「深い露天風呂」があり、こちらも緑がかった透明の湯。確かに深く、1m位あります。石組みの岩が溶岩で、ゴツゴツ感が野趣満点。でも水面下の岩は、カルシウム分でコーティングされツルツル。こちらも、適温でした。結局、終始貸切状態で全て満喫でき、また訪れたい宿となりました。
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