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投稿日:2010年12月31日
昭和の遺産的施設の奥に! (別府温泉保養ランド)
極楽温泉もわわんさん [入浴日: 2010年11月3日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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33.0点
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連れが隣のハートピア明礬に行くというので、この際と訪問しました。フロントで入浴の順序の説明を受け、貴重品をロッカーに預け、長い通路を通って休憩室へ向かいます。この間古い建物の中を通過しますが、途中に卓球場の跡があったり、ふるいタイル張りの廊下、案内板の字体などそこかしこから昭和の大型施設の香りが。外に出ると木造の通路が伸びていますが、これまた紺屋地獄時代の遊歩道の名残だとか。かくして漸く畳敷きの休憩室に到着し、係のおじさんに入浴券を渡します。脱衣所はすぐ隣です。
まず軽く体を洗い、普通の浴槽に浸かります。次に地下に降りて行き、酸性緑礬泉の泥湯に。泥が底にかなり蓄積しており、適当に熱く、人も少ないのでのんびりでき、ここが一番気に入りました。(ただし割と深いので子供は入浴できないようです)
シャワーで泥を流したら屋外の混浴大露天泥湯へ。よく写真で見る光景です。男女のエリアは竹棒で区切ってあります。ここは浴槽の入口が凸凹している上、泥が積もっているので、入湯には注意が必要です。湯温は温めです。
更にその近くに男女別のちょっと小さい泥湯があります。ここは入口が狭く、岩に泥が付き非常に滑りやすいので、慎重に降りて行かなければなりません。ある程度進むと、足を動かすのも一苦労するほど泥が大量に積もっており、まるで底なし沼のよう(;゜Д゜) 偶にとても熱い部分があり、どうやらそこから泥が湧いている(!)ようです。なるほど、これぞ地獄ですね。全身に泥を塗ってのんびり楽しめます(^-^) ただし、泥湯は濃厚ゆえに体への負担も想像以上に大きく、あまり長湯も禁物です。
湯上がりは畳の部屋で休憩し、最後にフロントで温泉道スタンプを貰いました。なかなか貴重な体験でした。なおここで付いた硫黄の香りは衣服にもこびり付き、2週間くらいはとれませんでしたが、これもまた旅の思い出ということで(;^^)
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