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宿泊してきましたので参考にして下さい。
まず、ここは高級なリゾート旅館であることを期待していくといけません。あくまで、湯治目的の滞在型保養施設で、施設の設備などは、古い民宿並です。田舎の公民館だと思えば良いでしょう。ですので管理している方々も田舎のおじちゃんおばちゃんだと思えば、気安く声もかけられるという物です。
【温泉について】温泉の質は最高です! 銀のアクセサリーなどは、着けるどころか、最初から持って行かない方が無難です。そこにいるだけで変色します。湯は強烈な成分だと思います。臭いも強く、湯上がり後も身体についたにおいが消えることはありません。泥の効果も格別です。とくに皮膚の保湿効果でしっとり、また入浴後もいつまでも身体がポカポカです。
【料金について】
一泊朝食込みで7000円弱。公共の宿並で、この温泉が体験できること炉考えれば妥当な価格設定です。ここは人気がないのでしょう。繁忙期でも充分に空室があると感じました。穴場です。
【設備】注意したいのは、ここでは石けん、シャンプーが使えないと言うこと。髪は洗うことが出来ません。髪を洗いたい人は、別の温泉に洗いに行く必要があります。
お部屋は、ごく一般的な和室で、特に不潔と言うこともなく、ただただ普通です。布団も新しいシーツがあり、清潔です。
お風呂の清潔感ですが、女性はシャワーキャップ(無料)が義務づけられており、髪の毛の対策が改善されています。露天は、虫や枯葉などが浮くのは仕方がないでしょう。
【接客】
有名な女将が外まで見送るという、隅々まで行き届いたホスピタリティはありません。これも至って普通です。フロントの対応も特に悪くはありません。田舎の公民館レベルです。
【覗き変態について】
これは宿泊客ならではの恩恵だと思いますが、宿泊客は、内湯は24時間オッケーです。私たちも夜中にコロイド湯に入りに行きましたが、貸切状態で、最高でした。朝は一般客は9時からですが、宿泊客は外が明るくなれば入浴出来ます。のぞきが気になる方は、一般客が入浴する前に行けば堪能できます。女性はバスタオルを二枚で全身をガードすれば万全です。湯船に入る直前までバスタオルと巻いて、湯船に使ってしまえばお湯が透けて見えることもありません。湯船から外に出るときは、仕切り板の囲いのあるところまで移動して、バスタオルを巻ながら上がればガードできます。
【美観】施設の設備、建築など、高級和風旅館のような完璧な和風情緒でコーディネートされてはいません。むしろそう言うセンスの無い普通の人が経営している宿です。お気楽に温泉を楽しみたい人。温泉の美観は特に何もいらない。よいお湯が楽しめればそれでオッケーと割り切れば、これほど快適なさばさばした良さのある宿はありません。1人が参考にしています