口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2013年8月24日)
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泊まってみれば評判に違わず上質な時間を過ごすことができた。
毎分27Lの自然湧出泉は低張性無味無臭透明だがお湯の注ぎ口に年月を重ねてきた証を見ることができる。一泊だったがプチ湯治を味わった。
建物、部屋、中庭、それぞれに意匠満載で飽きることが無い。添付画像は手斧(チョウナ)で仕上げたと思われる廊下部分だ。
お金を貯めて季節を変えて訪れたい。5人が参考にしています
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一泊二食付、一人泊で利用しました。車で宿に着くと、玄関で出迎えの方がすぐ荷物を持ってくれて、館内へ。一足早く、大人数のご家族が到着していたので、待つかなと思いきや、宿帳は部屋でと、待たずに案内。お客さんを待たせない接客に満足しながら、ピッカピカに磨き上げられた廊下を進みます。池を配した庭と、国の登録有形文化財の建物の調和が素晴らしい!この日は、2階の庭に面した「百合の間」へ。障子の細かな細工など、意匠を凝らした造りに、ただただ感心。落ち着いたところで、源泉に1番近いという、「きつね湯」へ。館内に5つある浴室は、すべて源泉かけ流し。8人サイズのタイル張り浴槽には、無色透明のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉が満ちています。床には、珍しい六角形のタイルを使用。PH7.7のお湯は、湯温44℃位と熱めながら、入ってみると大丈夫で、じんわりしみるいいお湯。湯口には、雪のような析出物もこんもり。夕朝食は、部屋でいただきます。会津の郷土料理&山の食材を生かした料理に舌鼓。猪苗代湖地ビールや、向瀧限定純米酒「美酒佳肴」と、お酒もすすみます。鯉の甘煮も、意外とあっさりめの味付けで、美味しかった。一服して、今度は貸切家族風呂「鈴の湯」と「瓢の湯」へ。どちらも2人サイズの浴槽で、天井にそれぞれ鈴の彫刻と瓢箪の彫刻があります。湯温は、43~42℃位。空いていれば、予約なしで、24時間好きな時に入れます。翌朝、もう1つの大浴場「さるの湯」へ。12人サイズの浴槽で、湯温は40℃位。外の光が十分射し込む、明るい浴室です。また、帰る前に、最後の貸切家族風呂「蔦の湯」も。やはり、天井には蔦の彫刻がありました。女将さん始め、お世話になった仲居さん達に見送られ、また来たいなぁと、つくづく思ういい宿でした。大満足。
13人が参考にしています
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渓流沿いに佇む純和風の登録有形文化財の宿。 庭を囲んで、地形を巧みに利用した建物が建ち、同じ作りの部屋はなさそうだ。 3Fのもみじに宿泊したが、階段の作りが面白い。 一気に3階まで行ける急な階段と、途中にお休み処がある緩やかな階段があるが、お休み処ではなく、途中にある部屋の入り口のスリッパ置き場だったりする。
食事は部屋食で会津の郷土料理こづゆ、鯉の甘煮など。 鯉の甘煮は一人分の量が多いので、食べきれない場合は、真空パックにして持ち帰ることも出来る。
貸し切り風呂は概して待たされることが多いが、ここは3か所もあり、よく温まり保湿性の良い老舗の上品な湯を独り占めできる。 カランは無いが、DHCのボディソープ類やバスタオルは揃っているので何の問題もない。
お出迎え、お見送りは女将、番頭はじめ従業員総出の感じ。 どこの宿でもそうだが、帰りに荷物を持った客が玄関に向かう際に、顔を合わせた従業員から 「荷物をお持ちしましょう」 と言われたことは無い。 どうせ見送りに出るならば、そこまでやればさらにランクアップするであろう。
会津東山温泉(向瀧1号、2号、3号混合泉) ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉 100%かけながし 56.2度 pH7.7 溶存物質 1808 カルシウム 236.4 フッ素イオン 3.7 硫酸イオン 752.2 炭酸水素イオン 33.0 メタケイ酸 51.7 メタホウ酸 10.6 酸化還元電位 (ORP) 62 (2011.6.25)6人が参考にしています
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北温泉、旅館大橋、銀山能登屋など、大正ロマンそのままで
ありいい温泉が湧いている宿に最近興味があり、こちらを選定
しました。小泉首相が現職の時、宿泊された宿としても有名で、
その当時の逸話など色々と聞かせて頂きました。
温泉は無味無臭の清澄なお湯ですが掛け流しである為、
フレッシュそのもの、ちょっと熱めの湯は今の季節にもってこいですね。
夕食のメインは鯉の甘煮。元々会津という土地柄、魚や塩と
いったものが貴重品であった為、淡水魚である鯉料理が使われ
たという歴史があるのでしょう。鯉のくせが全く感じられず
とても美味しく頂きました。ちょっと量が多めなので、ほとんど
のお客がお土産としてもって帰られるとのこと。真空パックに
して、翌日頂きました。
会津藩の保養所として使われていたという温泉につかり、
日本の四季を充分感じられる庭園を臨み、明治大正昭和の歴史
を大切に受け継いだ建物に宿泊できる、満足度の高い宿ですね。
会津若松の中心街からも至近で、女将も美しく今後とも利用したい宿です。4人が参考にしています
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温泉教授の百名湯(DVD版)や、温泉旅館格付ガイド(新潮社)でなんとあの『あさば』に次ぐ24点で載っていた旅館です。
仙台から高速バスで約2時間半、会津若松駅で会津市内循環バスに乗り換えて約15分で東山温泉駅。そこから川をはさんですぐの所にありました。橋を渡っていたら、元気な係り人が走ってきて出迎えてくれました。
お湯は、やや青みがかった綺麗な透明泉。ごくわずかに塩味で、飲泉可とは書いてはありませんが、少しなめてみると胃腸の調子が良くなるようでした。良く温まる一方で、入浴直後はさっぱりするような感じ、湯あたりするような感じは少なく、やさしい感じのお湯で肌もスベスベになるようでした。
お風呂は、小細工なしのかけ流しで、湯船の大きさとかけ流しの量で温度の違うお風呂に分かれておりました。
(きつね湯)湯治用の熱いお湯とのことでしたが、さすがに熱く、44-45℃程でしょうか。ビリビリと体にしみわたってくるようでした。
(さるの湯)綺麗な大理石(?)の湯船でにちょうど良い温度でまろやかな入浴感覚。42℃程かとおもいます。
(家族風呂)きつね湯を小さくしたような湯船が3ヶ所にありました。湯船が小さいので早朝にはかなり熱くなっていました。すこし水をいれさせてもらいました。ゴメンナサイ。
(組合混合泉2号、伏見ヶ滝泉)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。45.8℃。pH 8.29。(mg/Kg) Na 340.1、K 8.4、Mg 0.3、Ca 247.0、Al 0.6、Fe(II) 0.1、F 3.5、Cl 290.8、SO4 861.0、HCO3 25.3、メタケイ酸 29.6、メタホウ酸 6.2、CO2 0.0、H2S 0.0。総計 1.813g/Kg。
(食事)鯉の甘露煮、丸々と太った鯉でしっかりとした濃い味。私の生涯で最も旨い鯉料理でした。パーコレーターのコーヒーも、絶品でした。
(文化財の建築)廊下、階段、木彫りなど随所に遊び心がみられ、廊下を歩く度に小さな発見がありました。私にとっては、昨年おとずれた稲住温泉が思い起こされました。現在ではもはや再現できない木造建築とのことで、建築のわかる方にとっては、かなりのものかと思います。明治の偉人の書もあり、その同じ部屋に泊まったためか、自分が歴史の目撃者になったような気がしました。
雪見灯籠の幻想的な美しさも忘れがたく、おそらく桜もきれいかと思います。ぜひまた泊まりたい宿です。4人が参考にしています
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木造建築の宿にハマっており、昨秋に銀山(能登屋さん)から向瀧さんへとハシゴをしました。
向瀧さんはとにかく建物に一切手を入れておらず、建物内部の雰囲気がとても素晴らしかったです。
客層も「団体様」がおらず、私が泊まった晩は年配のお客さんが多かったからか、
とてものんびりとした空気が漂い本当にリラックスさせて頂きました。
風呂場も古いながらも手入れが行き届いており、とても良い感じです。
お料理は山の中と言う事も合って「鯉」がメインに据えられていますが、
川魚がダメな方は事前に伝えておけば変更(私には棒鱈)して頂けます。
さすがに料理旅館ではないので、料理がお目当ての方は満点とは行かないでしょうが
総じて満足度の高い旅館だと思います。今のままで、ずーっと残って欲しいですね。
私が満点を付けなかった理由は、晩秋に宿泊したのですが部屋(料金)によって
室内履きの靴下を出す/出さないという、サービスの差の付け方が気になったからです。2人が参考にしています
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スタッフ総出で迎え、部屋までの案内は番頭さんが細かく案内。落ち着いた雰囲気はさすが老舗旅館。館内は重厚でありながら、癒しの空間になっています。
温泉は内湯のみですが、熱めの「きつね湯」とぬるめの「さるの湯」は源泉掛流しで、上品なお湯。奥津温泉を思い出すような泉質でした。重要文化財に露天風呂は似合わないと感じさせたのはさすがだと思います。
料理は海のものは一切なく、地の特産品ばかり。このこだわりこそ名旅館の証しで、会津の歴史をそのまま食したような満足感は今も舌先に残っています。それではなぜ4点かといえば、この旅館は一日滞在では本当の良さが分からないような気がししたからです。
次回もう一度訪れて、納得してから満点をつけたいと思います。3人が参考にしています
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旅館スタッフの細かな心配り、気遣いがとても良かったです。
玄関に行くと何も言わずにスッと靴を用意し、外から戻ってくると外に控えている方が玄関の戸をスッと開けてくれる。
いつ現れるか分からない客のために陰で細かく注意を払っている感じです。
部屋に飾ってある「書」や「掛け軸」についても、由来や意味などよく承知していて、
番頭さんの控えめながらの説明にも非常に好感持てました。
温泉も申し分ありません。風呂も清潔で管理が行き届いている感じでした。
宿泊したのは年末でしたので「雪見ろうそく」が期待通り素敵でした。
また、ここはホームページが充実していて楽しいです。
満点です。また、行きたい宿です。3人が参考にしています
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会津若松からやや南、東山温泉にある向瀧は、なんといっても登録有形文化財に指定された美しい木造数寄屋造りの建物が魅力の宿です。大正時代の主屋をベースに昭和10年頃に増築された建物は、一部屋ひとへや細部にいたるまで職人の技が込められています。客室は自然の地形を生かして山の斜面にコの字型に配されており、この時期雪に覆われた中庭には夕刻には雪見ろうそくがいくつも灯されて、幻想的な風景を浮かび上がります。
お湯は無色透明ですが、湯口を覆う白い析出物が成分の濃さを示しています。もちろん源泉掛け流し。浴室は昔ながらのきつねの湯、洗い場を備えた猿の湯、3つの貸し切り家族風呂があります。露天風呂がないのは残念ですが、それぞれ意匠が凝らされています。
お食事も、地元の素材を使った素朴ながら手の込んだお料理で、とてもおいしかったです。
暖かいおもてなしも心地よく、お願いしたら番頭さんの解説で宿を案内して下さいました。
どれをとっても最高でぽん太は大満足、文句なしの5点満点です(2006年2月宿泊)。3人が参考にしています
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