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酸性湯にハマり出した今日この頃ですが、夏に行った蔵王はいわば憧れのお湯。酸性湯の聖地。どんな立派な温泉施設もこのお湯にかないません。もうこの小さな四角い湯船でじゅうぶん。ホントすばらしい。
上湯にまず入りました。誰もいない貸切状態。男湯からはダンナが地元のじいさんと話す声が聞こえてきました。思ったほど熱くなくいい湯加減。ああ、このお湯。この硫黄臭。これに入りに来たのです。
川原湯は湯船の底がスノコでシマシマ模様になっている。しかも男湯との境もスノコなので足が見えたりしてちょっと面白い。私は泉質的にはここがいちばん気に入りました。どこがどう違うのかよくわかりませんが。
下湯に入ったのはもう夜になってしましました。なにしろ強酸性ですから、そう続けては入れません。下湯はけっこう人がいました。地元民と観光客が半々ぐらいかな。これで蔵王も入り納めかと思うと別れが惜しい気がしてきました。
こんな風に共同湯めぐりをしていると、浴衣のありがたみというのがよくわかります。今回は蔵王での宿泊はなかったので旅館の浴衣がなく、いちいち着替えるのがとても面倒。いわばバスローブのまま外を歩ける浴衣というのは、風呂好き日本人ならではの優れものです。そうか、今度から浴衣を持ってくればいいのか。
※写真は川原湯共同浴場2人が参考にしています