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日帰りでの利用です。
土曜日の夕方という時間帯におじゃましましたので、混みあっていました。駐車場には20台以上の車が止めてありました。受付へ行くと、「今日はボイラーの故障で露天風呂は温度が上がっていないので利用できません。」とのことで、その分、料金をまけていただきました。
フロントから階段を下りて廊下を突き当たりまで行くと扉があり、そこが浴場の入り口かと思って中に入ると、簡単な食事ができる休憩所になっていました。浴場はさらにその奥になります。建物全体が古びた感じなのですが、その中でも浴場はもっとも古びた感じがします。浴室にはカランが6つほどと、長方形の湯舟があるだけの簡素な造りです。
夕方で少し暗かったので、お湯の様子はわかりにくかったのですが、ほぼ透明ですが、うっすらと濁っていたように思います。湯の華も舞っていました。源泉温度は15℃程度しかないので加熱していますが、湯舟の縁から洗い場の方へあふれ出ていましたので、常に新しい湯が供給されていると思われます。ただ、内湯は源泉を入りやすいようにしてあるので、源泉そのままを加熱しているのではないそうです。
一方、今回はボイラーが故障という露天風呂の方は源泉そのままと書かれていました。「温度があがりきっていない」ということでしたが、こちらにも入ってみました。露天風呂は内湯とは別の場所にあり、脱衣場から階段を下りて行くようになっています。岩を組んだ湯舟は小さめで、7~8名でいっぱいになると思います。こちらも暗くてよく確認できなかったのですが、内湯の湯よりも色が濃いように思いました。湯の花の量も豊富です。温度が低いことも幸いしてか、露天風呂の方が温泉らしさを強く感じることができました。
湯上りには肌がすべすべになり、最後に温い湯に浸かったにもかかわらず、ずいぶん長い間からだがほこほこしていました。お土産にしたゆで栗も美味でした。
だるま湯入湯日:2007.10.200人が参考にしています