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犬鳴山温泉に行ったついでにもう少し足をのばして行ってきました。犬鳴山温泉からは車で40分で到着しました。
泉質は同じ和歌山市内の「本町夢想乃湯」や「ふくろうの湯」と同系の炭酸・鉄分・土類(カルシウム・マグネシウム)を含む茶色の湯ですが、特にカルシウムの含有量が多いために浴槽に析出物が堆積して鍾乳洞状態になっております。露天浴槽ではしばらく誰も入浴していなかった為か膜状の湯の華が一面に浮いておりました。源泉湯口では金気臭が感じられますが、浴槽の湯からは鉄さび臭が感じられます。源泉を口に含んでみると強烈なえぐ味と弱いシュワ感があります。シュワシュワでないのが残念です。源泉直結の「ふくろうの湯」と比較すると、温泉タンク経由の「花山温泉」は炭酸が大部分抜けていて非加熱の源泉浴槽でさえ泡付きはなくその差は歴然です。例えるなら栓を抜きたてのビールと気の抜けたビールほどのちがいがあります。しかし炭酸が抜けている分長湯には適しています。「ふくろうの湯」では源泉浴槽は38℃と低温にもかかわらず炭酸が効きすぎて長湯できません。花山温泉では大浴槽41.5℃、露天40℃、ぬる湯38℃、源泉浴槽26℃といろいろんな温度の浴槽があるのがありがたい。おがげで犬鳴山温泉で2湯の入浴後で本日3湯目でありながら2時間たっぷりと楽しませて頂きました。0人が参考にしています