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07' 10/5(木)07:00---
中国地方から温泉後進国・神奈川に帰郷するイーダちゃんは、帰りがけに奈良・飛鳥に寄っていく予定を立てておりました。で、愛車を駆って中国道をひたすら東にむかっていたのですが、ふと行きがけの駄賃じゃないですけど、和歌山の花山温泉に寄りたくなってまいりました。
和歌山ってあんまりいったこのない土地なんですよ、僕にとって。大学のときに仲間と白浜温泉、あと川湯温泉にちょっと寄ったくらいでせうか。
そんなわけで突然和歌山にいきたくなってきたんですヨ。
で、クルマをゴーッ!
和歌山の花山温泉到着は、だいたい11:10くらいでありました。
こちら、写真通りの立派な建物です。駐車してるクルマの数がスゴイ。一目で皆から愛されている温泉と分かります。
こちらの温泉は、もー 強力でしたねえ(^^;> 凄かった。風呂場のガラス戸をあけると、もうオレンジ! 濃ゆい濃ゆい、目が溶けそうなくらいの濃さのオレンジの湯船がぽんぽんぽん! あと野外にはちっちゃな露天まであるんスから。
ぽちゃんと入り湯すると、湯のなかに溶かしこまれた成分の濃厚さが肌越しにすぐ伝わってきます。ふうとつい溜息なんて。溜息ついでに指で湯船の底をまさぐりますと、濃ゆい砂みたいな焦げ茶の温泉の折出物が爪にぴとっとこびりついてきます。湯船のふちを何気なくまさぐると、今度はコンタクトレンズみたいな、丸い、透明な折出物がいっぱい手のひらにすくえちゃう。
す、スゴッ(^o^;>
これは・・・効きます。
もう、決まってるじゃありませんか。この濃さですもの。
試しに飲んでみると、うぐっ、あまりのエグサにえづいちゃいました。僕は大抵の飲泉なら大丈夫なんですけど。なんか長野・松代の加賀井温泉一陽館のお湯が連想されましたね。
地元人の人気も凄いらしく、次から次へと新しいお客がやってくる。どちらかというとお年寄りが多かったかしら? こーゆー活気ってたまりません。
結局、40分まるまる入ってましたねえ。僕個人は入口奥にある、やや手狭な湯船の源泉風呂が一等気に入りました。こちらいい湯なんでなかなか順番がまわってこないのですが、待って待ってゲットしましたとも。温めていない掛け流しのままの源泉はぬる湯なれど、びっくりするようなまろやかさでした。
うっわあ~、これ、なんか、身体のなかに浸透してくる、浸透してくるヨ(^O^;/
花山温泉。お見事なお風呂でありました。
只、ここ、効いたあ、というかいくらか効きすぎて、その日一日、クルマの運転がだるくてだるくてたまりませんでした。こちら、ドライバーにはあまり薦められないお風呂かもしれません。0人が参考にしています